高齢おじさんの超最大サイクリング

人生の残り1/4世紀を自転車とともに歩む高齢おじさん(74歳)のお楽しみサイクリングダイアリー

富士ヒルクライムに出かけてきました

2014年06月03日 | Weblog
 行ってきました。5年ぶりの参加。前日、中間の運転する車に乗って受付を済ませ、会場から3㎞ほど離れた貸別荘での温泉に浸かってノンビリ。

 当日は4時に起きて準備して、5時15分に宿を出て、会場までの軽い登りをゆっくりと走ると、15分ほどで到着。下山用の荷物を預けて、集合場所に行くと、わずか数台自転車が置かれているだけ。場所は日陰になっていて寒い。私のグループである第6ウエーブのスタートは7時35分だから、まだ1時間半はたっぷりとある。こんなところで、そんなに長い間待っていたのでは体がすっかり冷えてしまうから、自転車を置いて、日差しのあるところを暇つぶしの渡り歩きながら、ときが経つのを待つ。

 7時10分過ぎると列が少しずつ前に進むようになり、いよいよ35分にスタート。といっても、正式なスタートは1.3㎞ぼど前にあり、タイム計測はネット方式だから、なにも急ぐことはない。自分の申告タイムは1時間25分。1時間30分で申告した人はつぎの第7ウエーブのスタートになっていたので、力的には同じぐらいの人が多いと思われたが、申告タイムほど当てにならないものはないから、信用しないことに。

 正式なスタートが開始されると、すぐに登りが始まるが、ここから1合目までが勾配がきつく、最初の5㎞をどのくらいで走れるかで、タイムの予想が立つといわれている。なんとか16分台でと思ったが、無情にもサイコンによる計時は18分23秒ぐらいだった。ここで、15分切りは諦めざるを得ない状態だったが、思い直して踏み続けた。

 そして、コースが空いていたのは最初のうちだけ。10分もしないうちに、第5ウエーブからの脱落組でコースの渋滞が始まり、安全に追い抜くにはルール違反になるが右側に出るしかなかった。

 やがて15㎞が過ぎ、20㎞を過ぎて短いトンネルを2つほど通過すると、前方にゴールが見えてきた。ゴールスプリントをする余裕は残っていたが、ゴール前は幅が狭く渋滞していて前に行けなかった。残念であった。

 ゴール後すぐにサイコンに目をやると、タイムは1時間19分45秒。念願の20分切りが叶った。道中、シッティングのみで登ってきたこともあって、ゴール後はお尻の付け根あたりが今にもけいれんしそうになっていて、自転車から降りるのも、これを押して歩くも大変であった。この状態は下山が始まって納まらず、サドルに跨がっているのも辛いほどであった。

 記録はたいしたことはないが、半年間の走りでここまでこれたので満足している。と言って喜んでいたら、帰宅後夜10時過ぎに右下背部に激しい痛みを感じて目を覚ます。そのうちに右下腹部の調子も悪くなってきた。とにかく我慢ができない。これはもう典型的な尿管結石の症状。眠っている妻を起こして、近くの救急病院に。

 やはり、尿管結石。痛みは座薬を処方してもらっても治まらない。ついには点滴で痛み止めを静注。やっと治まり、2時過ぎに帰宅。妻にはすっかり迷惑をかけてしまった。

 「一日に2リットルは水やお茶で水分を摂ってください」、といのが医師の指示。どちらかと言えば、あまり水分を摂らない質の自分にとっては、地獄行きのような指示なのだが、ここは健康のためじっと我慢するしかないと得心して遵守するしかない、と忠実に守っている。まだ2日だけど。

 薬の効果か、今日は痛みがなく快適。まだ、石がどこかに残っている可能性が大きいので油断はできないが、一山越えたことは確かである。