千住は日光街道の街、
旧道がそのまま残り宿場町通りと。
魚市場から本町通り商店街、宿場町通りと
旧街道沿いは賑やかな商店街が続いています。
旧道なので狭い道を商店がびっしりと埋め尽くす街、
いま大きなビルを作っているので作業用の車で歩くのも大変です。
頭の上には関連する浮世絵や地口行灯がこれもずらりと。
小さなかわいい道の駅なんかもあって地元も観光に力を入れています。
「高札場」の跡が小さな公園になって子どもの遊び場に、
明治の初期まで高札場として残っていたようです。
その公園にかわいいモニュメントが、何かを覗いているのかな。
銀座にも同じようなモニュメントがあります、こちらの子どもは背中に羽が生えた天使だったけど。
「横山家住宅」、伝馬屋敷の跡です。
宿場町で運送業みたいな仕事をやっていた家。(足立区登録有形民族文化財に指定)。
「千住絵馬屋・吉田家」、江戸中期より代々絵馬や地口行灯などを作っていました。
(足立区登録無形民俗文化財・足立区登録有形民俗文化財)
地口行灯は本来初午のとき使われたが今ではいろいろな催しにも使われています。
狭い道にひしめき合う商店、ひらがなとカタカナが隣り合うことも。
さらに何のお店かよく分からないお店も散見される、食べ物屋さんかな。
そしてお店かどうかよく分からない建物も、昔を引きずっている街なので分からないことも。
そんな古い町並みの中に全く新しいタイプの建物も、
古けりゃいい新しければいいというものでもないけど
ちょっと場違いな感じも。
最近の住みたい街ランキングで2023年は1位に選ばれた北千住、
調査した会社によると「昔ながらの商店街や居酒屋が残る街並みも
人気の要因の一つとみられる」と。
かつては悪いイメージが多かった足立区、
一転して人気の街になってもらいたいものです。
data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 1月 16日 北千住・宿場町通り