東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

ボタンクサギと梅若伝説

2019-07-04 | 季節の花
  あまり見かけない花だけど
  ボタンクサギという花がある、
  遠目ではアジサイそっくり
  アジサイみたいだけど近づくとボタンクサギです。


  

     ちょっと見にはアジサイみたい、大きさもアジサイくらい。
     時期も今頃だからアジサイもまだ咲いている、
     同じところに咲いているとちょっと慌てたり。




  

     ね、アジサイそっくりでしょ。
     葉の形がちょっと違うけどまず花を見てアジサイかな?と。




  

     小さな花がいっぱい、
     それぞれの花はかわいいけどシベが飛び出している。
     アジサイも装飾花、両性花と無茶苦茶"花"は多いけどね。




  

     クロアゲハがこの花を好きみたいでよく来ている、
     この日は見なかったがきっと近くにいると思う。
     あの黒くて大きなヤツがふわふわ飛んでいるのはちょっと不気味だけどね。




  

     ボタンクサギ(牡丹臭木)  クマツヅラ科クサギ属

     名前の通りちょっと匂い、臭みがあるみたい、私は感じなかったけど。
     葉っぱをむしったりすると強くなるみたいね。


          

     梅若伝説

  

     この辺りは"梅若伝説"の舞台となった所です。

     梅若伝説は室町時代に作られた能「隅田川」の題材として
     広く有名になりました。
     人買いに連れ去られた京の貴族の息子"梅若丸"は
     連れ回されたあと隅田川のほとりで亡くなってしまう、
     居合わせた高僧が供養のため柳の木を植え塚を築いた。
     母は悲しみのあまり狂女となってそれでも我が子を探し回り
     梅若丸の死後一年やっとこの地で
     変わり果てた我が子と会うことが出来た。

     その塚がある"木母寺"はここ東白髭公園にあり
     その周りをおばちゃんたちの花壇が取巻いている。
     この絵は現世では会えなかった母子が
     隅田川で仲睦まじく舟遊びをする様子が描かれています。

     この辺りは梅若の名を冠した場所が多く
     梅若小学校、梅若橋、梅若公園などなど梅若だらけですね。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8 。 撮影 6月26日 東白髭公園
          
コメント
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