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東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

ぼたん苑はまた俳句苑

2017-01-06 | イベント
  ぼたん苑の冬ぼたん2本に1本くらいの割合で
  俳句を記した立札が立ててある。
  私はこれも楽しみの一つとしてここを訪れる、
  いくつかピックアップしてみましょう。


              

              日を恋ひて爪先立ちの 寒牡丹

              これらの立札は私が訪れ始めた頃から変わってないけど、
              すぐに忘れてしまうから毎年新鮮な気持ちで感動する。




              

              寒牡丹 淡きは淡く濃きは濃く

              立札の位置は不変だけど牡丹の花は変わることも。




              

              影もまた藁がこひ出ず 寒牡丹

              こういう場所では光と影がいいムードを出してくれます。




              

              寒ぼたん 老いて育む夢のあり

              全くその通りで老いることもまた愉しからずや、、、ですね。




              

              控へ目に 息控へ目に冬ぼたん

              そうですね、はっとして息をのむ美しさ
              息するのもはばかられるような美しさ。




              

              ひそひそとひそひそと冬 牡丹園

              ひそひそと冬は忍び足でやってくる?。




              

              冬牡丹 怒涛の雲の去りにけり

              この日の空模様も全くこの通りで
              朝方はどんより低い雲が立ち込め行くのも逡巡していた。

              そうこうするうちに空が明るくなり「よし、行くべ」、
              地下鉄で一駅隣の上野、さらに歩いて上野公園に着いたころには
              雲は胡散霧消しきれいな青空に。

              まさに「怒涛の雲の去りにけり」でした、
              作者の方もこんな経験をしたのかな?。
                                                               1月2日 上野東照宮ぼたん苑
              

コメント (2)
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