シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

「ヴィジュアル系2」

2013年01月21日 | 音楽界よもやま話
06年10月25日投稿分__

女性ヴァイオリニストの川井郁子の特集番組を途中まで見ました。 芸大を卒業して、クラシック分野に留まらず、クロスオーヴァーな活躍をする異色のヴァイオリニスト … という紹介はいいのですが、肝心の彼女の演奏が殆ど出てきません。 これでは、どの程度の技量をもったヴァイオリニストなのか?、作曲もするらしいのですが、これも不明。

半分から三分の一は、ヴァイオリンを演奏するシーンを見たかったのですが、その美貌ぶりや家庭、故郷の実家と小学校と近くのうどん屋で食べる様子、初めて買ってもらった子供用ヴァイオリンの紹介などで … 途中でチャンネルを替えてしまいました。 一体この番組のプロデューサーは、女性ヴァイオリニストの何を表現したいのでしょうか? 視聴率を上げるためとしか思えません。
~~~~~~~~~~~~
ひと月ほど前に ソプラノの森麻季を紹介する特集番組も見ました。 これも出だしは 美貌のソプラノ歌手という話しからでしたが、内容は殆ど歌の話しや、ミラノでの音楽学生時代の苦労話し、優勝したドミンゴ・コンクールでのドミンゴの参加者全員への気配りの素晴しさ、歌の表現についてなどが紹介されていました。

合間に歌っているビデオも挟んで、最後には07年に独ドレスデン歌劇場で「ばらの騎士 Der Rosenkavalier」に出演予定で終わり、まともな番組でした。 コロラトゥーラ・ソプラノだから、ゾフィー Sophie 役をもらったのでしょうか? 本場の一流劇場での評判が楽しみです。 

紹介ビデオでは、「ボエーム La Boheme 」からコケットな「ムゼッタの歌・私が街を歩くと Quando me’n vo’ 」を歌っていて、それはそれで良かったのですが、個人的には「私の名はミミ Mi chiamano Mimi 」を聞いてみたかったですね。 ちゃんとした歌の練習を重ねたソプラノのこの歌を聞くと、ぞくぞくした幸せな気分にさせてくれます。 以前 鮫島有美子が「題名のない音楽会」で歌っているのを聞きましたが、良かったですね。

以上

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。