シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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国産ロケット飛ぶが…

2007年09月18日 | テクノロジふ~ん
H2Aロケットが上昇中、音速を超えて衝撃波が生じたのに伴い、機体にリング状の白い雲ができた (写真中央)。

先ずは、成功は喜ばしいことです。 約20日後に月付近に到達する予定ですから、来月早々には到達していることになりますね。
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「H2Aロケット『かぐや』搭載し打ち上げ成功 種子島」(9月14日17時 毎日新聞)_宇宙航空研究開発機構 (JAXA) と三菱重工は、14日午前10時31分、月周回衛星「かぐや」を搭載した H2A ロケット13号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。 45分後、衛星を分離し、打ち上げは成功した。 本格的な月探査は60~70年代の米のアポロ計画以来、約40年ぶり。 米、中国、インドが計画し 国際的に関心が高まる月探査の先陣を切った (※追加1へ続く)。
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「月の “素顔” を解明  『かぐや』打ち上げ成功」(9月14日16時 産経新聞)_宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の月周回衛星「かぐや」が、14日午前10時31分、種子島宇宙センター (鹿児島県) から H2A ロケット13号機で打ち上げられ、予定軌道への投入に成功した。 かぐやは米アポロ計画以来となる本格的な月探査機で、地形や元素の分布などを高精度に観測。 月の起源や進化の謎に迫る成果が期待される (※追加2へ続く)。
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「衛星『かぐや』 あす打ち上げ アポロ以来、本格的月探査へ」(9月13日16時 産経新聞)_月をくまなく観測してその起源や進化などいまだに残る謎の解明を目指す宇宙航空研究開発機構の月周回衛星「かぐや」が、H2A ロケット13号機で種子島宇宙センター (鹿児島県南種子町) から打ち上げられる。 宇宙機構は14日午前10時半すぎの打ち上げに向け準備を進めている (※追加3へ続く)。
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これ以上の予算を獲得するのが困難と、記事にありましたが、なぜ近隣諸国と共同でやらないのでしょうか? 中国は自前で行うでしょうから、韓国 台湾とか、それとも東南アジア、オセアニアなどから参加を募ったら、と考えますが、そういう選択肢を関係者は思いついたこともないのかと想像します。

どうも日本の科学者や、官庁というのは閉鎖的な思考に凝り固まった人達が多いようですね。

技術的に共同歩調を取るステージになく、足手まといになると考えているなら、手を差し伸べて、指導するくらいの器量を持ってほしいですね。

それで、多少遅れてもいいではないですか。 一国至上主義にばかり捕われていると、人材も限度があり、結局 中途半端になってしまうのではと危惧しますね。

欧州は団結して、ジェット旅客機やロケット開発、単一通貨を成功させています。 日本だってできないことはありません。

以上

以下は興味ある人のみ お読み下さい。

※追加1_ 今回から打ち上げ業務が、三菱重工に移管された。 H2A は7号機 (05年2月) 以降、7機連続の成功で、日本のロケット技術の高さ、安定度を国際的にもアピールする形となった。 

予定では、かぐやは約40日かけて月の上空100キロに到達。 南北を回る軌道に乗り、3カ月後から本格的な探査を始める。 約1年かけて周回しながら、搭載した15種の観測機器で月表面の元素や鉱物の分布状況、地形や地下構造などを調べる。 

月の誕生は地球と同じ約45億年前と判明しているが、形成過程については天体衝突や地球の一部分離など諸説があり、謎の解明が期待されている。 観測結果は将来、月面基地をつくるためにも役立つという。 

地上設備を含む総開発費は約 550億円。 かぐやは縦、横2.1m、高さ4.8m、重量約3トン。 8年かけて開発された。 H2A ロケット13号機は2段式で全長53m、直径4m。
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※追加2_ かぐやは地球を2周した後、約5日間かけて約38万キロ離れた月へ向かう。 順調に行けば、打ち上げから約3週間で月の軌道に到着。 10月下旬に観測用の周回軌道に入り、12月から約1年間、本格的な観測を行う。

H2A の打ち上げ作業は今回から、機体の製造元である三菱重工業に移管され、JAXA は安全確保の業務だけを担当した。 民間主体による初の打ち上げ成功で、目標とする商業衛星ビジネス参入へ一歩前進した。

今回の打ち上げは衛星の開発費 320億円、ロケット 110億円、地上設備 120億円 の計 550億円 が投じられた。

月探査機は日本に続いて 中国が年内、米国とインドが来年に打ち上げを計画しており、将来の月面基地建設や資源利用をにらんだ探査ラッシュを迎えている。
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※追加3_ 人類を月面に送り込み、月の石の採取もした1960~70年代の米アポロ計画以来の本格的な月探査。 今年秋から来年にかけて中国やインド、米国も月探査機を打ち上げる予定で、かぐやはその先陣を切る。

月の誕生や進化の過程を明らかにするのが狙い。 高性能の観測機器14種類で、月面からの近赤外線や可視光、エックス線などを感知して 元素や鉱物の種類、分布を調査。 レーザーや電波の反射を基に、地形や地下数キロまでの表層構造も探る。 途中で切り離す2つの子衛星と連携し、地球から見えない月の裏側も含めた全球の重力場を観測。 将来の月面有人活動も視野に放射線や電子、磁気などの環境も調べる。 ハイビジョンカメラでは、月の地平線からの「地球の出」をとらえる。

主衛星は縦横各約 2.1m、高さ約 4.8m の直方体で重さ約3トン。 子衛星は2つとも重さ約50キロの八角柱。 ロケットや地上設備も含めた総開発費は約 550億円。

かぐやは地球を2周した後、打ち上げ約20日後に月付近に到達。 10月下旬、月の南極と北極の上を高度約100キロで回る軌道に入る。 機器の点検後の12月ごろ、約10カ月の観測を始める予定。

日本では、平成2年打ち上げの衛星「ひてん」と分離した「はごろも」が月を周回したが、目的は軌道変更の訓練だったため、本格的な月探査衛星はかぐやが初めて。

以上

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