シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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指揮者なしのブラコン2つ

2023年02月28日 | 渋い作曲家といえば
左は Brahms, Violin concerto - David Grimal & Les Dissonances (2020/05/12 https://www.youtube.com/watch?v=cLqFBHPlweg) の映像。 右は Brahms Violin Concerto Op. 77 Nonet Alexandra Conunova Rechtman arrangement (2019/07/06 https://www.youtube.com/watch?v=QN4kobaG_eQ) の映像。
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指揮者を伴わない協奏曲映像を2つ YouTube で視聴しました。

2年前投稿されたブラコン映像を見ていたら、やたらうまい独奏者の演奏がありました。 会場は Koningin Elisabethzaal, Antwerp (エリザベス女王ホール・ベルギー)。

楽団 (レ・ディソナンス) も若い人が多いですが優秀そうで、期待できそうと思い 見ていたら、独奏者の David Grimal ダヴィド・グリマルが力強い、いい演奏でした。
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もう1つの弦楽器9人だけの伴奏で弾いているのが、Alexandra Conunova アレクサンドラ・コヌノヴァ (楽器はガルネリ) の独奏するものです。 編曲は Mordechai Rechtman and Ilan Rechtman、会場は Tel Aviv Museum of Art (イスラエル)。

こちらは、伴奏と独奏が重なる部分では伴奏が大きくないため、独奏が聴きやすい。 逆に 濃厚なゴージャスなオケが聴けないという点は否定できません。 でも よくできた編曲というべきでしょう。 最も手軽なピアノ伴奏だけだと、はっきりいって 全く迫力がありませんからね。

9人弦楽器で構成された協奏曲のメリットは? もちろん 伴奏オケの負担が小さい __ 費用的にも、練習会場でも、練習時間でも。 でも独奏者の負担は同じですから、オケのコンマスの負担が大きいのかも知れません。

室内楽的協奏曲のデメリットは、フルオケに比べて迫力不足、これだけでしょうか? 
そして無名でも うまい奏者は多くいるとも思いましたね。
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ウィキペディアから __ ダヴィド・グリマル (David Grimal 1973~) は、フランスのヴァイオリニスト。 ソリストとして活動するほか、自ら結成した室内アンサンブル、レ・ディソナンスとも活動している。

5歳の時にヴァイオリンを習い始める。 11歳で楽譜の読み方を学ぶ。 パリ政治学院とパリ国立高等音楽院に入学するが、前者を1年で中退、後者でレジス・パスキエに学ぶ。 その他、フィリップ・ヒルシュホルン、シュロモ・ミンツ、アイザック・スターンにも師事するが、特にヒルシュホルンに大きな影響を受け、ヴァイオリニストになることを決意する。 パリ音楽院でヴァイオリンと室内楽のプルミエ・プリを得て卒業。以後、指揮のエマニュエル・クリヴィヌ、クリストフ・エッシェンバッハ、ピアノのボリス・ベレゾフスキー、ヴァレリー・アファナシエフ、ジョルジュ・プリュデルマシェール、チェロのグザヴィエ・フィリップ、マルク・コペイ、トゥルルス・モルク、ヴィオラのジェラール・コセ、ユーリ・バシュメット、フルートのジェームズ・ゴールウェイらと共演を重ねている。
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nonet は9人のミュージシャン、9人で構成された音楽グループを必要とする楽曲のこと。

YouTube の説明欄から __ Born in 1988 in Moldavia, Alexandra Conunova won the First Prize at the Joseph Jochim Violin Competition in Hanover in 2012, the jury greeted unanimously her virtuosity, impressed by her technique and musicality.  In 2015 she was awarded by the International Competition in Singapore and won the Third Prize at the Tchaikovsky Violin Competition in Moscow (the First prize was not awarded).  In 2016 she is the fellowship winner of the prestigious Borletti-Buittoni Trust in London.
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今日はここまでです。

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