シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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70歳で弾くブラコンは …

2024年03月26日 | 渋い作曲家といえば

左は小品集「チョン・キョンファ 愛の喜び コン・アモーレ」ジャケ。 右は YouTube 映像 Kyung wha chung plays Brahms violin concerto (Tong-yeong International Music Festival 2018) https://www.youtube.com/watch?v=oelcmJ13HDU から演奏終了後の場面。 オケは Bochum Symphony Orchestra (独)、Steven Solane 指揮。

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チョン・キョンファが弾くブラームスのヴァイオリン協奏曲を YouTube で見ました。 若い頃の写真しか知らなかったですし、横に恰幅がよくなっていたので、 かなりのお歳とお見受けしました。 しかし 立派な演奏ぶりにびっくりし、年齢を調べると 2018年当時 70歳です。

 

個人差があるでしょうが、普通 70を超えると 演奏活動は難しくなるようです。 数分か10~20分は連続して弾けても、30~40分かかる協奏曲はスタミナが持たないと想像します。

 

若い時はスタミナ切れなどはなかったのに、歳を取ると いつの間にか 意識はあっても体が追いついて来ない、なんて事は往々にしてあるものです。 50~60歳台の奏者の弾くヴァイオリン協奏曲 (40分かかるブラコン) に接していると、後半が持たなくなり、怪しい演奏になってる演奏会を幾つか経験しました。

 

チョン・キョンファは危なげなく しっかりとした演奏でした。 残念だなと感じたのは見た目です。 ハラハラしてしまい、いつ崩れるかとヒヤヒヤして見ていました。 この分だと80歳を超えても まだ大丈夫そうです。

 

冒頭演奏の18年前の横浜での同曲の記録も YouTube にありますが、TV 番組のダビングものらしく 映像音質ともに大分劣るようです __ Kyung Wha Chung plays Brahms Violin Concerto (2001) Kyung-Wha Chung performs Brahms violin concerto with her brother Myung-Whun and Orchestra dell'Accademia Nazionale di Santa Cecilia.

 

The concert took place in Yokohama, Japan on May 18th, 2001. (https://www.youtube.com/watch?v=sjEzqaoKth8)

 

この指揮者は弟のチョン・ミュンフン。 サンタ・チェチリア管弦楽団。

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ウィキペディアから __ チョン・キョンファ (1948~) は、4歳上の姉が小学生になってヴァイオリンを習い始めた時に、一緒に習い始めた。 小学校5年生でソウル市交響楽団と協演した。 12歳でジュリアード音楽院へ留学し、ガラミアンに師事した。 1967年 レーヴェントリット国際コンクールへ出場し、同窓のピンカス・ズーカーマンと同時優勝となるが、演奏活動をセーブして スイスに住んでいたヨーゼフ・シゲティに師事した。

 

英デッカに多くの録音を行った後に、1988年に英 EMI に移籍。 私生活では、マルタ・アルゲリッチとシャルル・デュトワが婚姻関係にあった時期に、デュトワと不倫関係にあった。 1984年にイギリス人の実業家と結婚。 2人の息子の出産を機に一時的に活動を休止する。 2005年より指のケガにより長期療養したのち、2010年に復帰した。

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今日はここまでです。


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