4月1日、NHK午後10時からの「逆転人生」を興味深く見た。アップルのiPod(2001~)で、使われた選曲スイッチの特許紛争物語である。個人の発明家齋藤憲彦氏が特許出願し、公開されたスイッチが、iPodで使われていた事から、アップルとの話合いが始まった。
所が、出願は公開されたが、審査申請費用(約20万円)が払えないため、審査されず、登録されていなかった。話し合いにならない。
金を工面して、審査請求したが拒絶された。登録されるまでの苦労がある。所が、アップル側から、既存技術と同じであるとのクレームが付いた。
悪戦苦闘して、百億円請求(印紙税が1500万円)の裁判で勝利を得、アップルから3.8億円を獲得した。当時、ニュースになった。米を代表する大企業と個人の戦いで、ドラマ・映画になりそうな内容である。
国立研究所時代、30件ほどの特許を取得した。国からの出願は、出願・審査の経費はかからない。経費の苦労はないが、登録されると国有特許になり、発明者に2千円(当時)が支払われた。
内容を理解できない審査官とのやりとりがあった。似た特許があるとして拒絶された事もある。
マイ特許の一つは、18年の期限がきれたので、有名企業が製品に組み込んだ。もう1件は、発明後35年経って実用化された。時代に先行しすぎたようだ。
所が、出願は公開されたが、審査申請費用(約20万円)が払えないため、審査されず、登録されていなかった。話し合いにならない。
金を工面して、審査請求したが拒絶された。登録されるまでの苦労がある。所が、アップル側から、既存技術と同じであるとのクレームが付いた。
悪戦苦闘して、百億円請求(印紙税が1500万円)の裁判で勝利を得、アップルから3.8億円を獲得した。当時、ニュースになった。米を代表する大企業と個人の戦いで、ドラマ・映画になりそうな内容である。
国立研究所時代、30件ほどの特許を取得した。国からの出願は、出願・審査の経費はかからない。経費の苦労はないが、登録されると国有特許になり、発明者に2千円(当時)が支払われた。
内容を理解できない審査官とのやりとりがあった。似た特許があるとして拒絶された事もある。
マイ特許の一つは、18年の期限がきれたので、有名企業が製品に組み込んだ。もう1件は、発明後35年経って実用化された。時代に先行しすぎたようだ。