昨日の朝日新聞Beでは、ローマ字表記をとりあげた。同じカナを、ローマ字にすると、色々な表記法があり統一されていない。政府は、1937年来の「訓令式」をとるが、訓令式はサ行はSで、ハ行はHで始まるように、50音表との対応がいい。ただ、外務省やパスポートでは、英語との対応のよい「ヘボン式」によっている。
しかし、パスポート表記も時代で変わった。Beの記事で、変わった例として“ジョウジ”を取り上げている。これは、私の名前でもある。
論文でJouji ( まれにGeorge)を使っていたが、1966年、これでパスポート申請したら、Jojiで発行された。1985年から、Jouji、Johjiが可になり、2008年からは、Georgeも可になっている。
航空券はパスポートと一致しなければならないので、長年Jojiを使っている。
英語圏以外で私の名前はどうなるだろうか。スペイン語では、「j」の発音は/h/ になる。「Jose」,「Japon」は/ホセ/、/ハポン/であり、「Jouji」の発音は困難だろう。ドイツ語や東欧の言葉では、「joch」が/ヨッホ/のように、「j」は/イ/の発音に近い。日本も/ヤーパン/になる。ロシア語だと「j」は存在しない。「я」が 使われ、「日本」は「Яапония」/ヤポニア/である。
ヘボン式は、アメリカの宣教師J. Hepburn (日本風にはヘップバーン)が考案した。ヘボン式は、英語系にはなじめるが、英語圏以外では同じように発音してはもらえない。人名は、固有名詞として割り切るしかないだろう。
しかし、パスポート表記も時代で変わった。Beの記事で、変わった例として“ジョウジ”を取り上げている。これは、私の名前でもある。
論文でJouji ( まれにGeorge)を使っていたが、1966年、これでパスポート申請したら、Jojiで発行された。1985年から、Jouji、Johjiが可になり、2008年からは、Georgeも可になっている。
航空券はパスポートと一致しなければならないので、長年Jojiを使っている。
英語圏以外で私の名前はどうなるだろうか。スペイン語では、「j」の発音は/h/ になる。「Jose」,「Japon」は/ホセ/、/ハポン/であり、「Jouji」の発音は困難だろう。ドイツ語や東欧の言葉では、「joch」が/ヨッホ/のように、「j」は/イ/の発音に近い。日本も/ヤーパン/になる。ロシア語だと「j」は存在しない。「я」が 使われ、「日本」は「Яапония」/ヤポニア/である。
ヘボン式は、アメリカの宣教師J. Hepburn (日本風にはヘップバーン)が考案した。ヘボン式は、英語系にはなじめるが、英語圏以外では同じように発音してはもらえない。人名は、固有名詞として割り切るしかないだろう。
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