大阪府議会では、議員を「先生」とよぶのを廃止すると決めた。しかし、お互いでは止めても、一般人がよぶのを止めることはできない。
長年国立研究所で研究員をやった。このときは、“さん”か職名(室長、部長・・)でよばれた。
55才のとき、大学に移った。途端に「先生」とよばれたが、最初は気恥ずかしかった。大学の教官は確かに先生である。しばらくすると慣れたが、森昌子の「先生」とは違うこともわかった。
相手の名前が思い出せないとき、 “先生”とよべばよい。便利な言葉でもある。
ことわざに、「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし」がある。先生は別に敬称ではない。退官して、先生とよばれることが少なくなった。
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