ヤッセンボの七目八目 (By 鈴木ジョージ)

情報・通信の世界に半世紀以上います。擬科学の横行には??です。世情の動きにも切歯扼腕することがあります。

ガソリンの1滴は、血の1滴

2007-11-02 11:38:34 | Weblog
 今月から、ガソリンの価格が150円台になりました、アメリカのガソリンも、3ドル/ガロンに上がったとのことです。90円/リットル 程度でしょう。かつては、日本の1/3以下だったから、高くなりました。

 10月初旬のスペイン、ポルトガルでは、1.08ユーロ(180円程度)/リットルでした。アメリカの2倍で、日本よりも高価です。

 中国では、11月1日に10%値上げ(統制価格)したとのことです。それで、アメリカ並みの値段でしょうか。韓国は、日本の1.7倍くらいとのことです。

 生活レベル、収入によって違うので、価格の比較だけでは議論できないかも知れません。しかし、ガソリンの販売価格が、省エネに対する自動車業界、社会の姿勢に大きく影響しているようです。

 石油の価格は上昇の一方で、間もなく100ドル/バレルになりそうです。経済的には、産油国と、その他の国の格差が広がるばかりです。

 戦争中の標語を思い出します。“ガソリンの1滴は、血の1滴”。
バイオ燃料が食料品の高騰を招くので、この言葉に真実味がでてきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする