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原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

【フクシマ見聞録】”数万人”いるんですよ、A2判定が。5ミリ以下の癌で落とされている子どもが、”相当いるんじゃないか” ※53回目の紹介

2016-12-21 22:15:59 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。53回目の紹介

【フクシマ見聞録】

”数万人”いるんですよ、A2判定が。

5ミリ以下の癌で落とされている子どもが、”相当いるんじゃないか”

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年12月05日のツイートから


福島行-松江院長は言った。「-それで、福島県でやっている検査に関して、
まあいくつかここにありますが、わたしが一番言いたいのは、
あの、、、超音波検査のですね、その診断、その基準なんですね。
ABCとあるんです。それでAというのは、『異常がない』。-


-「Bというのはその、『癌が疑わしい』。Cというのが
『かなり(癌であることが)つよく疑わしい』、こういうことなんですね。
ところが、Aは”急がない”と言ってるんですが、じつはAのうち、
A1とA2と分けている。で、A1は『まったく異常がない』。
まったく異常がない。-

 

-「A2というのが”これが”問題なんです。

(スクリーンに各判定、その基準が示される書)A2と言っているのはここに、、、ある。

あの、”5ミリ以下の結節”、『結節』というのはちょっとした塊のことです。
か、”『または』”『2センチ以下の嚢胞』。いいですね。-

 

-「だから『5ミリ以下の結節、2センチ以下の嚢胞は異常はないと”する”』というんです。

なので、お母さんたちがですね、報告書を県から送られてくるんですね。
つまり『A2判定。』とこう来るわけです。
『ただし精密検査、二次検査を必要と”しない”』とこう書いてあるんです。-

 

-「そうすると、異常があるのに(なんで、二次検査精密検査を必要としないんですか)
という疑問はとうぜん起きるじゃないですか。
で、そういう疑問でお母さんたちが私たちのところへ相談に来られるわけです。

”異常があるのに無いと言って、検査が必要ない、って一体どういう事なんですか”-

 

-というはなしになるんです。で、ところがその、A2判定って言ったって、
『5ミリ以下』で、しょう?ねえ、、。2センチ、、、。

それでその、だいたいこどもの嚢胞で2センチって”無いです”。

あの、、ここへ来て、福島で検査しててね、
2センチ、2センチってけっこう大きいですよ。-

 

-「2センチの嚢胞もってる子なんて””一人もいません””。
だから、そういう2センチというところで決めている訳が、
おそらく”大人”だと思うんですよね。
大人にはいます、2センチ3センチ持ってる方が。
だから、大人を基準とした判定基準だろうと思うんですよね。-

 

-「だから、こどもにはまったく当てはまらない。

それからもう一つは、さっきもちょろっと言いましたけれどもね、
その18例の癌のうち、一番小さいのは5.2ミリなんですよ。

だから(4.9ミリっていうのはどうなの)っていう話なんだが、
それは”ぜんぶ、無視”ってことでしょう。--

 

-「だから、””こんなばかな話ない””と思う。

だから、あの、、、まあわ、わたしはね、あの、、、
(自分の専門を口外するときには常に恐縮するようになる)
超音波の専門をしてて、まあほかのことも色々やってますけどね、
”こんないい加減な判定基準なんてほかの癌には”無い”ですよ”。-

 

-「だから、こういう判定基準でやっているその、、県の考え方、
あるいは福島医大っていうのは”いったいなに考えてんの”という話になる。

で、そんなことやってたら、5ミリ以下、小さなね、、
その癌を”完全に見落としている”、ということになるんです。-

 

-「だから本来ならば、その、、18例の甲状腺癌が発見されたと言ってるけれども、
だけれども、A2判定として、『外された』ところの中にこれはもう、今20万かな、
30万ちかくと言われてるんでしょ、で、
その中にA2判定っていうのがあの、、えーとね、、。-

 

-「きょねん、去年までの症例ではね、”数万人”いるんですよ、
A2判定が。ちょっと数字がね、数字が今出てこないんだけれども。

で、っていうことは、そのね”5ミリ以下の癌で落とされている子どもが、
どれだけいるのか”まったく分からない。たぶん”相当いるんじゃないか”と、思う-」-

 

-松江医師の話はつづく。繰り返すが、超音波の専門家ならば誰しもが、
現在行われている公の調査の異常性に気づくのだろう。気づいているのかもしれない。

だが、こうしてそれを一般にむけて語りかける医師が現実に何人いるか。
ふくしま共同診療所の医師達は6人。北海道癌センターの西尾医師。-

 

-2013年の段階で、全国の医者の数は29万5049人と言われている。

公の調査に声をあげている上述の医師たちは、
医師全体の0.002%という数になる。

99.998%が、その異常性に気づきながら声を上げぬか、
知らぬ、という状態にあるのだろうか。-

-いずれにしろ、自分は、その0.002%の声を書いていることになる。
雑踏の中で落とされた針の音。-

明日、福島へ向かうかもしれない。体調が問題なければ、だが。
某所をたずねる。明日、あさっては呟けない。

国会第二議員会館前。特定秘密保護法採決反対の人間が集まっている。
抗議行動の総決算、の感じがある。えらい人が来ている。

 

 ※次回に続く

 2016/12/26(月)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】新たに入った木の台で食事をする。その上で物を書く。それより前はトイレの木蓋の上で書いていた ※44回目の紹介

2016-12-21 22:00:11 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。44回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

6 異常な取り調べ P101~

 そのころになると、ようやく広さ30センチ×50センチ、高さ30センチほどの木の台が1つ入った。以前は段ボール箱であった。新たに入った木の台で食事をする。その上で物を書く。それより前はトイレの木蓋の上で書いていた。歯ブラシも中に入った。石けんも入った。徐々に生活環境が改善された。所内用語でいうと、一部、処遇緩和がなされたのである。

「未決収容者生活のしおり」というのが独居房に置かれていた。

 生活心得、未決拘禁の目的、入所、給養、領置、購入、差し入れ、宅下げから、保険・衛生、医療、賞罰、苦情および不服申し立て、処遇、外部交通、請願作業、保険、出所、出廷など、あらゆることがわかるように説明がされている。しかし、これらの用語の中には一般的には意味不明なものもあるかと思うので、いくつか簡単に説明をしておこう。

 給養というのは、食事、生活用品など、官(施設)側が支給することを示す。領置とは自分の手許にはおかない私物を預けること。宅下げは、私物を家族、知人など外部の人に持って帰って貰う手続きのことである。外部交通は、面会や手紙の発受のことだ。請願作業は、金を持っていない収容者が施設側に願い出て、袋貼りなどの簡単な作業によって、金を得ることをいう。

 入浴は週2回で夏期は3回になる。入浴時間は15分だけ。戸外運動は、休日、入浴日、雨天以外は毎日実施される。時間は30分である。医療施設もとりあえずある。私は糖尿病で薬の投与を受けていた。

 また、6月中旬になって接見禁止の一部が解除され、新聞、雑誌の購読が認められるようになった。それまでは書物を読むことも禁止されていたのだ。(ちなみに所内用語では、『文書、戸画の閲読禁止』という)7月10日から朝日新聞の朝夕刊を読み始めた。「週刊文春」「週刊朝日」の購買も始めた。ようやく社会の出来事がわかるようになった。それまでは社会と完全に遮断されていた。

 

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(異常な取り調べ)は、

2016/12/26(月)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


12月20日(火)のつぶやき

2016-12-21 02:22:45 | つぶやき