原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

【フクシマ見聞録】悪口はあんまり言いたくないんだけれども、大学っていうところはろくでもない所なんですよね ※51回目の紹介

2016-12-19 22:14:37 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。51回目の紹介

【フクシマ見聞録】

悪口はあんまり言いたくないんだけれども、

大学っていうところはろくでもない所なんですよね

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年12月02~03のツイートから


福島行-松江院長は言った。

「出来ないけれども、これがですね、その、、
福島だけに起きていることなのか
どうかっていうのが分からないんです。

ところが国はですね、福島で変化が起きているというんで、
福島とそれから福島県以外の県とね、

比較しようというんで、青森県とええと山梨と長崎かな。-

 

- 「その県の検査をしました。

で、何千例したら福島と変わっていないんだから、
なのでしたがって福島は放射線と関係ないよ、って。

”何が関係ないのか”、ってこれもまた
よくもわからないはなしなんですけれどね、、、。

(症例の画像に戻す)まあ、、。

こども見てください。ねえ、これ、、、。-

 

-「だれが見てもわかるでしょうこんなね、、。

黒いのがぜんぶ小さな嚢胞だと思ってください。

で、一個一個がぜんぶ1ミリ以下、”1ミリ以下”ですよ。

そこで、あのわたしたちはあのこの診療所ではですね、
検査がすくなくとも、10分。だいたい15分くらいというのが多い。

基準にして検査してます-

 

-「ところが県の検査では、、。

お母さん方がその心配してお子さん連れてくるんですよね。

で連れてくるんですが、そのお母さん方が県の検査を
受けましたかって聞いたら、「受けてます」、でどのぐらいの時間です、
って聞いたら、一番短い時間を言ったお母さんは「五秒。」と答えた。-

 

-「まあ五秒ってことは座ってまもなくだからそれはないでしょうと。

でもだいたいね、長くとも2、3分ですねって言う。ね。

その、我々超音波の検査してる人間からすると2、3分ってことは
”あり得ないんです。”で、まあ3分はゆるしたとしてもね、2、3分、、、。-

 

-「ということはどういうことかって言うとね、
皆さん方超音波の検査受けられたことがあるかもしれませんけれども、

それ見ると分かると思うんですよね、要するに超音波っていうのは、
機械を当てると、、、当てるとすぐですね、画像がでてくるんです。
だから、当てさえすれば見えますから、-

 

-「だから見えることは見えるんです。だけど”何を見ているか”っていうこと。

で、”何を見て何かがあったら記録をどうするんだ”。

で、記録をしなければその、、相手に伝わらないじゃないですか。ね。

だから記録を残す、しかも証拠となるような”あきらかな”
その画像、写真を記録に残すっていう事-

 

-「をやると、ぜったい”10分じゃ終わらない”んです。ね。
ということは、2、3分でやってるというのは、記録も残さないし、
ざあっ、とやっておしまい、というようなことをやってるんじゃないかと思うんです。

だから、私たちの診療所に来られた方がですね、で、なんか言われたらその記録をね-

 

-「その写真として持ってますかって聞いたらね、
「その写真が欲しいって言っても出してくれない」とこう言うんですね。で、
出してくれない、ということは、写真があっても出してくれないのか、
わたしに言わせると写真もないんじゃないかと思うんです。-

 

-「だから写真を撮らない、記録も残さないということになればさあっとやって、
さっさっさっ(喉の周りに『井』の字を書くような手振りで)
とやってなにもなければ終わり、それなら5秒で終わりますよ。
というようなことをたぶん福島県の検査はやっている-」
院長の話は続く。-

 

福島行-ひどいものだと思う。福島県民健康管理調査の検査手法について、
おそらく松江医師のみならず、超音波検査に携わる医師ならば、
皆、その手順に驚くのだろう。

もうすでに聞き知っているかもしれない。だが、声を上げない。
だんまりを決め込んでいる。
このことがメディアの俎上にのることもない-

 

-ただひたすら、結果だけを報じ、そして被曝とは関係がないという
専門家の意見だけがタレ流される。

つくづく、腐り果てていると思う。炉心溶融の際もそうだった。
原発について専門的な知識をもっている学者なら”誰しもが”、
炉心溶融に不可避的に至る、至ったことを知っていた。-

 

-だが、同じ構図の歪んだ情報のみが喧伝された。

みな、専門家の白衣の権威のなかに閉じこもり、黙っていた。
「で、その福島県の検査をやっているのが、
なんと福島医大というところですが、、、」松江医師は言った。-

 

-「まあ、悪口はあんまり言いたくないんだけれども、その、あのね、
大学っていうところはろくでもない所なんですよね。(会場から嗤い)。

で何がろくでもないかっていうと、ようするに要するにね、
医者もね、派遣する権力ももっている所なんです。
だから、要するに医療に関してはね、ぜんぶね、-

 

-「そのね権限をもっているというふうにね、大学っていうのは
錯覚してるんだと思います。

それで、大学でやってんだからこれが最高である、、
てこれも錯覚なんですけれどもね、。ていう所なんですよね、
大学っていうのは。

だから私の出身の大学はやっぱり言いませんけれども-

 

-「”おんなじようなことやってるんです”。
あの、、、『白い巨塔』って話があったんだですが
(会場からすこし大きな嗤い)『白い巨塔』って小説ありますよね。

あの舞台はわたしの大学なんです。でそれの主人公ももう死んじゃった、
いやまだ生きてるかな、、、で、まあそういうところなんですよね」-

 ※次回に続く

 2016/12/20(火)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】検事の思うままの調書がつくられてしまう。それが致命傷となる ※42回目の紹介

2016-12-19 22:00:13 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。42回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

6 異常な取り調べ P99~

 結局、収賄事件に関する私の調書は1通もつくらせなかった。調書を作成するか否かは被疑者側の問題である。今回のような意図的な捜査で被疑者が調書をつくらされるのは自殺行為だ、と先に書いた。大阪城の堀が埋められ裸城となるのと同じだからだ。裸城では戦はできない。公判は闘いだ。相手も必死だから、こちらも必死にならざるを得ない。こんな状況で券面調書をつくられたらどうなるだろうか。

 被疑者調書はいわば被疑者側の言い分である。しかし、相手(検察)は私に何も知らせずに私の調書を取ろうとする。そんなことをしたら闘いは負けたも同じだ。

 検察がその調書に書かれた「言い分」をズタズタにする”逆裏付け”捜査をすることが必至だからだ。私も30年近く検事生活をしてきたから、それは痛いほどよくわかる。

 調書というのは検事の都合のいいようにつくられる。都合のいいところが協調され、都合の悪いところは省かれる。裁判官はそれを見て、調書化されていない(検察にとって都合の悪い)部分は、そのような供述がされていないとみる。もちろん、実際はそうではない。調書かされていないだけだ。

 法廷でいくらそのことを証言しても、

「君は検面調書ではそんなことは言ってないではないか」

 と言われるだけだ。検面調書に書かれていないのだから、そんな事実はないのではないかという論法である。

「そんなことはありません。検事さんにはきちんとお話ししているはずです」

 と言っても後の祭りだ。

 一般の人が検事の取り調べを受けると法律的に何が重要なのか、何が重要でないのかがよくわからない。そこで検事の思うままの調書がつくられてしまう。それが致命傷となる。したがって調書は作成しない方がいい。しかし、保釈が難しくなることは覚悟しなければならない。それが日本の裁判の実情である。

 

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(異常な取り調べ)は、

2016/12/20(火)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


12月18日(日)のつぶやき

2016-12-19 02:17:47 | つぶやき