杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

28日に日米共同声明?

2010-05-24 23:49:11 | Weblog


 あー、まただ!はとぽっぽの担当の記者さんは大変ですねー!自分の集めたネタがあっという間に変わってしまう。デスクに信用してもらえなくなっちゃうんじゃないですかねー!ま、そのうちデスクも慣れたかもしれないが。

 曖昧明記要求と言っていたから28日にかけてもう少し頑張るのかと思っていたら、たった一晩で、辺野古近辺の明記を易々と受けてしまう。まったく、はとぽっぽの言葉は軽いですねー。坊やの「ぼくちゃん、いやいや!」程度のこだわりでしかない。
 安全保障へのお勉強がすすんだようだったので、そこに注目して少しは取り上げる価値も有るかと思ったが、やはり、はとぽっぽが絡む問題を取り上げたのが失敗のようだった。金正日と鳩山由紀夫は何を考えているのか本当に理解できない。

 何れにせよ、首相はアメリカと合意することで取敢えず自らを取り巻く外堀を埋め、退路を断ってあとは国内問題を解決する決意を固めたと判断できよう。後は、これを早期に実行することでしかないというのが常識的判断であろうが、言を左右しまだぶれるつもりであろうか?やれやれ!

 今日の日経は下記の社説を掲げている。一応参考にはなるので要点を載せる。

・《社説》 日米同盟の役割に国民的な理解求めよ

   8ヵ月にわたって迷走したあげく、できあがったのは自民党政権が交わした日米合  
意に沿った案だった。鳩山首相は23日の沖縄訪問で移転先はキャンプ・シュワブ沿岸部と伝えた。 この案は日米が長年の交渉の末、2006年にまとめたものだが、首相は何の目算もなく「県外移設」を掲げ、日米関係を冷やし、沖縄の人々を失望させた。

問題は振り出しに戻るどころか、より深刻になっている。当初、移設受け入れの余地を残していた地元は、いまや反対論に染められつつある。首相はお詫びを表明したが、政治責任は極めて重大である。

日米は28日にも合意を盛り込んだ共同文書を発表するが沖縄の同意がなければ実現は出来ない。では、どうすればよいのか。沖縄にいる米海兵隊が日本やアジアの安全保障にどのような役割を果たしているのか、ていねいに説き、ねばり強く、沖縄の理解を求めていくしかない。

朝鮮半島では韓国哨戒艦の沈没事件で緊張が高まっている。東シナ海などでは中国軍の行動も活発になっている。これらの火種を考えると、距離的に近い沖縄から米海兵隊を撤収させるのは難しいのが現実だ。

首相はようやく抑止力の必要性に気づいたようだが、こうした実情をきちんと説明しなければならない。政府と沖縄県の協議の枠組み整えて、対話を深めることも検討してほしい。だが、こうした努力は沖縄の理解を得るための最初の一歩に過ぎない。沖縄県民以外の国民も在日米軍が日本の安保に欠かせないという認識を共有し、沖縄の負担を極力、分かち合っていく姿勢をもつことだ。

米軍も普天間基地での一部の訓練などについては、県外移転の検討に応じる構えをみせている。このほかにも、沖縄の米軍基地の機能のうち、県外に移せるものがないかを米側と精査し、あるとすれば、他県が積極的に受け入れに動くべきだ。

最悪の展開は普天間基地が固定化することだ。そうなれば約8千人の海兵隊員のグアム移転も宙に浮く。日米同盟は傷つき、沖縄だけでなく、日本の安保にも大きな損失となる。