囲碁七転八倒

縄文人と申します
50の手習いで始めた囲碁、
何とか初段の壁を越えたがここから苦難の道が待ち受ける

囲碁は瞑想みたいなものの巻

2020-09-04 17:15:00 | 碁のあり方

囲碁は瞑想

 

座禅、ヨガや太極拳は動きながら呼吸を整え瞑想状態を作り

交感神経と副交感神経のバランスを整える。

中国では古くは囲碁は麻酔として使われていました。

囲碁に没頭することで痛みを感じなくなるのでしょうね。

 

一つの盤面に繰り広げられる石の躍動に意識も一体化して一つの世界を形作る。

つまり囲碁の対局が宇宙そのものになり、

その時自分の存在はあたかも消し去られたようです。

 

まさに考える瞑想と言えると思います。

 

そのような状態において最善の囲碁が打てるといえます。

その時、脳内ではα波が発生しているはずです。

 

と大袈裟に書いてしまいましたが

いかに盤面全体に集中し感覚とヨミを研ぎ澄ましながら着手できるかなのですが

無の状態、自然に身体が動く状態を作り出せるかが大切だと思います。

 

これは難しいけど難しく考えるとうまくいかず

スッと盤面の世界に没入することだと思います。

欲の感情が最もまずく流れる水のようであるべきです。

 

とは言うものの人間、

しがらみが多く、邪念が湧き出てしまいますので、

そのような心境に少しでも近づけるよう努力したいと思います。