囲碁七転八倒

縄文人と申します
50の手習いで始めた囲碁、
何とか初段の壁を越えたがここから苦難の道が待ち受ける

模様の碁の醍醐味の巻

2020-07-26 00:44:41 | 模様

 

こんばんは

縄文人です

 

 

豆腐の角先生からは黒番では大体において

模様と厚みの碁を教わっています

実利の碁の打ち方も教わりましたが

このふたパターンは正反対の性質を持ちます

 

模様と厚みの碁は幅を広く打っていく

実利の碁は幅を狭めていく

 

どちらも面白いのですが

縄文人は黒番では模様を張ることが多いです

まあ相手の出方で序盤でどちらかに決めて

一貫した方針で打つことは大切です

 

 

今日は棋書を完読したのでご紹介します

 

勝てる模様の使い方

金秀俊八段著

 

 

 

 

内容の骨子です

 

模様で重要なポイント

1 弱点があればしっかり守る

2 自分の模様の方が大きい場合は囲う

3 攻めながら模様を囲う

4 侵入してきた相手を厳しく攻める

 

縄文人は黒番では模様の碁を目指しています

石の勢いがあって楽しい打ち方だと思います

 

豆腐の角先生から手ほどきを受けますが

広げ方の巧みさは見事です

それに手筋の厳しさが相まって

超強いです

相手の弱い石をせめられますが

これが巧みです

早い段階で大石を仕留められてしまうのです

でも・・・

別に取らなくても自らの利益が上がればよいという

ことで無理に取ろうとしているのではないとのことです

 

縄文人はこの辺り、下手くそです

相手が模様の中で余裕で活きてしまい

さらに地をもってしまうのです

 

攻めに厳しさが足らない。。。。

 

それでこの棋書を貪り読んだのでした

模様の戦いの際の手筋も多く紹介されていて

並べてみたくなります

 

 


囲碁の思考法についての巻

2020-07-26 00:32:40 | 思考法

 

 

こんばんは!

縄文人です

 

白石勇一七段に指導碁をしていただいた

二つの言葉をいただきました

「基本を大切に」

「創造性」

 

縄文人はこの正反対のようなメッセージについて

いつも考えていました

 

最近、

思考法には大きくは二つあることを知りました

 

論理的思考法=ロジカルシンキング

創造的思考法=クリエイティブシンキング

 

囲碁の各要素はこの二つに当てはまるのではと思いました

そうすると白石先生の言葉の意味が分かった気がしたのです

 

マトリックスを作ってみました

 

 

 

 

 

「基本を大切に」→論理的思考

「創造性」→創造的思考

 

この二つの要素から囲碁はできていると

言えそうです

 

 

ところである大会で

三段の小学生の打つのを見ていました

じっくり考える時間は取らず即打ち返していました

 

囲碁は感覚でも打てると思いました

 

これは直感的思考法あるいは感覚的思考法と言われ

この中には入ってこないのをどう考えればよいのだろう?

気合、味とかも論理とは違う気がします

 

東洋思考もあると思います

 

中庸

勝つと思うな思えば負けよ

瞑想により心を整えることで囲碁の世界に無心で入る

 

などです

 

しかし共通認識や勉強法を考える時は

思考法の分類は役に立ちそうだと感じています

 

 

論理的思考の最たるものが形勢判断だと思います

白黒で地がどのぐらいできるか数えて比較するだけです

その後の方針を決めることができます

戦局によって兵の動かし方を決めるのです

勝てるのなら大胆な捨て石だってある

 

縄文人の形勢判断は・・・

豆腐の角先生からはエリアを大体の四角にして

タテ×ヨコの掛け算でそれを足すと早いよって言われているので

実践しています

 

まずまずの精度が得られています

 

 

一時期、最善手を打ち続ければ形勢判断は要らないのではないかとも考えました・・・

これって理屈ではそうなんですが

違うと感じました

 

大幅に負けてても最後まで打ち続けてもみっともなくないか?

勝ってるのに打ち過ぎて逆襲されてしまうのではないか?

 

強く打てば強い手が返ってきてミスのリスクが上がるわけです

厚く打って逃げ切るというのがよいのです

ヨセのあたりの少しのほころびから逆転なんてのもよくやられますよねえ

 

で、形勢判断は絶対必要ですね^^