JN2IFL's ブログ

日常の出来事をゆっくりのんびりと。

高畑山 鈴鹿峠ルート

2007-11-24 15:45:06 | 
 明星ヶ岳登山の筋肉痛も癒え絶好の日和に恵まれたので、430SSB三重県一斉サービスのときに「鈴鹿郡チーム」が担ぎ上げを成し遂げてくれた高畑山(773m)に登ってきました。

 登山道は坂下峠と鈴鹿峠のルートがありますが、駐車場所に困らない鈴鹿峠側からアタックすることとしました。登山口から下草の刈られた美林の中を少し進むと、周りは雑木林に変化し傾斜もその角度を増して行きます。あたりの展望はまったくきかず、国道1号線の騒音だけが響いてくる林を黙々と進み小さなピークを過ぎたとき、前方に一段と高いピークを見つけ「あと少し」と自分に言い聞かせて歩を進めました。

〔ナイフエッジ〕


 このルートで有名な難所「ナイフエッジ」のやせ尾根を、備え付けのロープを頼りに渡りきり、さて最後の登りと思ったのもつかの間、ピークには山頂の表示はおろか道はまだまだ続き、さらに急勾配で下っていくではありませんか。途中右手に見えた高い山は西隣りの「溝干山」だと思っていましたが、実はそれが高畑山だったのです。
 せっかく稼いだ高度を一旦下げ、細い鞍部を過ぎてから最後の登りの笹原をラッセルよろしく進めて行くと、やっと遠くから賑やかな声が響いてきました。

〔手前から山頂を望む〕


 頂上にたどり着くとそこには30人程の先客があり、結構広めの山頂も敷物で一杯になっていました。山の挨拶「こんにちは。」を繰り返していると、その中の一人が「どこから?」と尋ねてきたので「地元です。」と答えると「青山高原はどれ?明星ヶ岳は?野登山は?下に見える第2名神はいつ開通するの?」など質問攻めにあってしまいました。この先客達はひとつのパーティーだったらしく、記念撮影をしたあと坂下峠側へ下っていきました。
 喧騒から解き放たれ360度のパノラマを満喫しながら軽い食事を取っていると、今まで聞こえなかった鳥たちのさえずりが耳に心地よく、暫く時間を忘れて景色に見入ってしまっていました。





 無事下山して思ったことは、よくもまあこの山を重い無線機材を担いで登りきり、一晩中声を出し続けてくれたものだな。と昔のことながら感謝の念が湧き起って来ました。
 PCZさん、RENさん、RUDさんほんとお疲れ様でした。

鈴鹿峠登山口(90分)山頂(70分)登山口
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水道工事

2007-11-23 15:26:21 | ノンジャンル
 洗面台の蛇口がきっちり閉まらなくなって、今では水を使うたびに洗面台の収納部にある元栓を開け閉めしなければならない状態になっていました。こんな不便に見切りをつけるため、混合水栓を安く仕入れることができたので交換作業を行いました。
 まったく見えない位置からの手探り作業の上、スペーサーを自作しなければ水栓がしっかり固定できないなどのアクシデントもありましたが、工事後の漏水もなくうまく機能しています。


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南鈴鹿初冠雪

2007-11-19 19:48:06 | 四季
 いつもの年に比べかなり早い初冠雪です。
 今年の寒い冬を暗示してるかのようですね。皆さんもスタッドレスをお早めに!

〔仙ヶ岳の稜線から右は野登山〕


 時期を同じくして我が家の庭に鉄砲ゆりが咲きました。
 なんか異常気象の予感です。


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鴨そば

2007-11-18 16:56:14 | グルメ
 午前中に南信州の旅番組を見ていて蕎麦が食べたくなり、それも飯田市で食べた鴨せいろの味を思い出してしまいました。
 実家に顔を出す予定があったので、伊賀市近辺で信州そばのお店を探してみると、「そば処御嶽」のメニューに鴨そばがあることが判明し尋ねてみました。
 お店は古民家調の落ち着いたつくりで琴のBGMが流れています。お昼を少し回った時間のせいかテーブル席はほぼ満杯で囲炉裏席に座り即座に鴨そばと揚げそばがきを注文しました。
 ほどなく出てきた鴨そばは、甘い鴨の脂がだしになじみ細めに切られたそばにうまくからんでいます。さらに鴨肉にはしっかりと味がつけられいて、これだけで十分酒のつまみになるほどです。
 そばを食べ終えるのを見計らってだされてきた揚げそばがきは、揚げたてのあつあつで、大根おろしとネギを入れただしにつけていただきます。ありきたりの表現ですが、外はサクッと中はモチモチの今まで食べたことのない食感でそばがきのイメージが変わってしまいました。
 今回は温かいメニューを選びましたが、次回は鴨ざるとてんぷらを食うぞーと誓いお店をあとにしました。

 このお店は岩魚料理にもこだわっているようで、ゆっくり時間をとって骨酒でもいただきたい雰囲気です。

 残念ながら写真がありませんのでこれでご容赦を!
   <ahref="http://www11.ocn.ne.jp/~ontake/">http://www11.ocn.ne.jp/~ontake/

〔実家の親父が賞をいただいた菊です〕

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明星ヶ岳登山 国分寺ルート

2007-11-17 17:41:17 | 
 いつもはバイクで化石燃料を消費しているばかりなので、たまには体に蓄積された燃料も使ってみようと亀山の単独峰「明星ヶ岳(549.4m)」に登って来ました。
 自宅をディグリーで出発し明星ヶ岳の中腹にある国分寺の駐車場で登山用に身支度を整えいざ登山開始です。駐車場には参拝者のためか手入れされた杖が何本も備え付けられていました。



 ここからお地蔵さんが点在する参道を20分かけて登り境内に入ります。登山口は境内の横にありすぐに急登となっていました。登り口一面には靴が地に付かないほどの量のドングリが落ち、ベアリングの役目を果たしてとても歩きづらくこれからの行く先を暗示しているかのようです。



 ドングリの難所を過ぎてもまだまだ急登が続きます。切り倒されて放置された木を横目に根っこがかたちどった階段や小石の混じった道を進むのはかなりきつく、少し登っては休憩の繰り返しなのですが、ひとつピークを超えて一旦下りほっとしたのもつかの間、実はここからが本当の難所となり平坦部分はほとんどなく、あたりの木に寄りかかって休憩するしかないほどの急坂でした。



 やっとの思いで登りきった山頂は展望が効かず朽ちかけた丸木が並べられているだけです。ただ、ここまで一人の登山客とも出会わず、三等三角点ながら独り占めの快感はなんともいえません。ガサゴソと音がする谷あいを見ると鹿が走り去り、仲間を呼んでいるのか何回も「ミユーン、ミユーン」と鳴き声をあげていました。自分は鹿の声を生で聞いたのははじめてです。静寂の中、鳥が木をつつく音と枯葉が落ちる音を満喫したのでそろそろ下山することとしました。
 ここから展望の良い西峰へ縦走することもできるのですが、体力的に自信が無く次回のお楽しみに取っておきます。



〔少し下った場所にて〕世界の亀山工場と右上には名阪国道


 登りのルートはかなり荒れていた感じがしたので「白木一色」の看板に沿って下ることとしました。結局はディグリーを止めた駐車場へたどり着かなければいけないのですが、梺に下りてから舗装路を歩くことも良しとして足を進めました。



 このルートは国分寺に比べ段差が少なく見た目歩きやすそうなのですが、利用者が少ないためか踏み固められてなく落ち葉や砂礫に足をすくわれることたびたびでした。下りの急坂に笑いっぱなしのひざが悲鳴に変わる直前に道は平坦となり、幸いにも国分寺へ向かう案内札にめぐり合って時間のロスなくディグリーの待つ駐車場へたどり着くことができました。
 これでなんとか日頃の運動不足も少しは緩和されたでしょうか?

 国分寺駐車場 (20分) 境内横登山口 (60分) 明星ヶ岳山頂 (45分) 境内 (15分) 国分寺駐車場
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