JN2IFL's ブログ

日常の出来事をゆっくりのんびりと。

FC鈴鹿ランポーレ vs 藤枝市役所

2012-09-16 15:28:00 | サッカー
 東海社会人サッカーリーグも佳境に入ってきた。
 我らがFC鈴鹿ランポーレはここまで4分け1敗と相性の悪い藤枝市役所を石垣池運動公園へ迎えての大事な一戦となった。

 試合前の鈴鹿の順位は3位で、2位のマルヤス工業とは勝ち点差2。首位のFC岐阜セカンドとは勝ち点差6。
 東海の古豪でもある藤枝市役所は今季スタートでもたつき2部への降格さえ危ぶまれる位置にあるため必死に勝ち点を取りにくると思われた。

 迎える鈴鹿は悲願のリーグ優勝を勝ち取るためには残り4試合をひとつも落とせない状況にあるなかで、けがと出場停止選手を多く抱えるチーム事情に苦しんでいた。

 前半は、お互いにリスクを避け堅実な試合運びに見えた。
 藤枝市役所は堅実な球回しでじりじりと鈴鹿陣営に入り込んでくる。
 鈴鹿はいつものように機動力を生かしたプレーに勝機をかける戦術。

 転機が訪れたのは前半35分。榊が前線に入り込み久保田にパス久保田の放ったシュートをGKがはじいたところを榊が決めて1-0。
 鈴鹿FWへのマークがしっかりしている藤枝市役所のほころびを突くには榊のオーバーラップは非常に効果的だった。

 後半に入っても戦術は大きく変化はない。ただ、藤枝市役所の組織的圧力が強まったため藤枝市役所のコーナーキックが多くなる。コーナーキックはしっかり対応していてもこぼれ球で1点なんてことはよくある話。
 もう少し中盤で相手チャンスの芽を摘む必要が感じられた。

 ディフェンス陣の奮闘もあって虎の子の1点を守り切ったFC鈴鹿が藤枝市役所戦初勝利と勝ち点3をもぎとった。
 この結果、首位を行くFC岐阜セカンドがFC刈谷に敗れたため鈴鹿との勝ち点差は3に。

 FC岐阜セカンドは残り2試合で対戦相手は、藤枝市役所とFC鈴鹿ランポーレ。
 鈴鹿は残り3試合で対戦相手は、FC刈谷、矢崎バレンテ、FC岐阜セカンド。

 鈴鹿は残りの3試合をすべて勝利することで自力優勝を目指す。
 最終戦の直接対決が東海リーグの天王山になることを期待する。

 ここでちょっと苦言を。
 プルーノへのイエローカードはおそらく遅延行為だと思うけど、それまでに何度も伏線があったあったことはベンチもピッチもわかってたはず。どうして若い彼をコントロールしてやれなかったのか?いわゆる紳士的でない行為の累積がカードにつながったのだと思う。
 レフェリーの心理をつかむのもベンチワークの大切な部分だと思うから。

龍神温泉

2012-09-15 15:00:00 | 旅行
 前々から訪れてみたいと思っていた秘湯にやっと行くことができた。
 紀伊山地の中央にある「龍神温泉」である。

 なんだ、秘湯でも何でもないじゃない。とのご意見はあろうかと思うけど、自宅の位置から考えると北陸や信州の名湯地のほうがはるかにアクセスが良い。
 ルートはおなじみのコースを橋本市まで進み、第一目的の「中華そば」を平らげることから始まった。
 和歌山県に一歩踏み込んだらそれはラーメンではなく中華そばという名称に変わる。
 大台山系を源流に持つ吉野川が紀ノ川と呼ばれるのもこのあたりから下流域にかけてである。
 話はそれたが、和歌山県の店では「中華そば」とメニューに書かれていることが普通だが地域ブランド名は「和歌山ラーメン」となっているのはどうしてだろう。

 

 醤油とんこつの味は期待を裏切らず、ほんのり味付けされたチャーシューは赤身と脂身が適度に混ざり絶品だった。
 ただ、トッピングで追加した煮たまごは半熟ゆでたまごとどこが違うのかわからずちょっと残念。

 腹ごしらえを終えて向かうは高野龍神スカイラインの起点でもある金剛峰寺。
 紀ノ川にかかる橋本橋を渡って右に行くとすぐに国道371号の起点がある。少し進むと「高野山へは九度山経由から」との看板がありどうもUターンを促しているようである。
 ナビは直進を示しているのでこれに従って進むと急坂だけでなく隘路が連続する酷道になる。このような道だから幸い対向車も少なく危険を感じることはなかったけど、時間のロスはかなりあったと感じた。

 金剛峰寺前の駐車場はほぼ満車に近く、観光バスや路線バスから降りた人が次々に山門に吸い込まれていく。やはりメイン道路は九度山側のようである。
 自分たちは山門近くの木陰でベンチに座り茶店で買った「やきもち」なるもので酷道走破の疲れを取ることとした。

 高野龍神スカイラインに入り心配していた天気も大崩れすることなく紀伊山地の峰々を望むことができた。
 護摩壇山の登山口にある「ごまさんスカイタワー」ではひとり300円の入場料を払って展望台へ。
 東西南北の方向それぞれにパネル写真が置かれているが、それに比べて今日のほうが遠くまでよく見えてる感じ。

 

 相方はタワーを降りてご当地アイスをゲット。まるで練ったセメントみたいだけど「黒飴ソフト」らしい。
 当方は「うめ・みかんサイダー」でのどの渇きをいやして再出発となった。

 

 ここからはほとんど下りこみとなる。ごまさんタワーで折り返す車が多いのか、車の数も限られてきた。
 龍神村(今は田辺市に編入?)に入り温泉旅館らしきものをスルーしていく。今回泊まる宿は龍神温泉街から離れた場所にあるためだ。
 温泉街から10数キロ。部屋数14のこじんまりとした宿に到着。

 

 さっそく風呂へ向かうと、川沿いにある浴場とは地下通路でつながっていた。旅館の前にある国道をくぐって行くようである。

 木でしつらえた浴槽は7人ほどが同時に入れるほどの大きさで、洗い場は4名分しかない小さな造りである。
 泉質は、入った途端に湯が体中にまとわりつきとろっとした感じがする。肌のすべすべ感は半端ない。
 当方には珍しく、夕食前、就寝前、朝食前と3度も湯につかってしまった。
 たまたま風呂で一緒になった方と話をすると、東京から来られたらしく、昨年も予約をしていたが台風被害により休館となったため2年越しにて訪問できたとのことであった。

 

 食事は部屋食で、メインは熊野牛のしゃぶしゃぶ。季節がら串に刺したアユの塩焼きは定番である。
 ご飯はテーブル上で炊き上げたうなぎ飯で、他の料理の品数も量もちょうど良い具合であった。
 この宿は、「まごころの宿」という枕詞がつくだけあって従業員の対応が抜群で、相方は至極満足し「もっと近ければ定宿にしたいな」とまでの賛辞を口にしていた。

 さて、大女将と女将の見送りを受けて二日目に入る。
 行先は白浜町にある堅田漁協が経営する「とれとれ市場南紀白浜」である。旅に出ると必ずといって良いほど買い物ツアーになってしまうのは相方の強い意向のためである。

 今回の目的は「くえ」。ご存知の幻の高級魚ではあるがここならば・・・・と期待を込めて。
 宿から高原を走る県道を通り1時間弱で田辺市街に。国道42号を南下するとすぐに渋滞につかまってしまった。国道から白浜方面に分岐する車線がほとんど動かない。
 しばらく渋滞に付き合っていたけどこの車列は白浜まで続いていそうで、このままいくと「とれとれ市場」に到着するのはお昼過ぎになりそう。

 運命をカーナビに託して大迂回を試みて大正解。迂回開始から10分ほどで目的地に到着。

 

 さっそく店内を物色するものの「くえ」の姿はなく夕食の食材とおみやげを仕入れるだけになってしまった。
 まあ、台風の影響で休漁だろうとは薄々感じていたけどなぁ。
 めばちまぐろの解体即売ショーを見られただけでも良かったかなと。

 

 そんな中でも相方は当然にしてご当地アイスはあきらめない。「みかんソフト」を買い込んでご満悦な様子。

 

 さあここからは高速道路を使って帰るぞ。
 白浜方面への大渋滞を横目に県道を田辺市街へ戻り、田辺インターから阪和道で松原へ。 あとは西名阪を使って無事帰路についた。

 2日間の走行距離 535.7Km。 よくがんばったぞ”ムーブRSターボ”。

天皇杯1回戦突破 FC鈴鹿

2012-09-01 21:03:00 | サッカー
 正直言って、延長&PK戦も覚悟していました。

 

 午前中の豪雨が去ってピーカン照りに変わった鈴鹿スポーツガーデンにて天皇杯サッカー選手権の1回戦が行われました。

 戦うは、三重県代表の我らが「FC鈴鹿ランポーレ」と静岡県代表の「浜松大学」です。前の記事にも書きましたが浜松大学は東海大学リーグの首位にいる強豪です。

 試合の入り方は両チームとも慎重で、学生のスタミナを生かしたごり押しも、俊足を生かした飛び出しもなくつなぐサッカーを戦術としているように見えました。

 前半、鈴鹿は2つほどあった決定的チャンスを決めきれず、逆に鈴鹿エリア内での細かいパス回しに手を焼く事態が続きました。

 後半に入ってから浜松大学は少しだけギアを上げて来たようです。
 大きな戦術変化を伴うわけではないけれど、トップ下の動きに自由度を与えて位置取りを高めに持って保っています。
 鈴鹿もリスクを負わないような展開を心がけ、守る場面ではかわされてもしつこくチェックをかけていました。

 試合が動いたのは、浜松大学が延長戦を意識してスタミナ温存に入ったようか気がした後半43分。鈴鹿の#18 西村がミドルを浜松ゴールにズドン!!

 ロスタイムを大人の対応でうまく使ったFC鈴鹿ランポーレが逃げ切りました。
 FC鈴鹿ランポーレ 1-0 浜松大学

 この結果、FC鈴鹿は9月9日(日)13:00 ヤマハスタジアムにてJ1のジュビロ磐田と戦います。
 昨年のJ1戦では名古屋グランパスに完敗を喫しているので、今年こそジャイアントキリングを期待したいものです。