JN2IFL's ブログ

日常の出来事をゆっくりのんびりと。

明星ヶ岳登山 国分寺ルート

2007-11-17 17:41:17 | 
 いつもはバイクで化石燃料を消費しているばかりなので、たまには体に蓄積された燃料も使ってみようと亀山の単独峰「明星ヶ岳(549.4m)」に登って来ました。
 自宅をディグリーで出発し明星ヶ岳の中腹にある国分寺の駐車場で登山用に身支度を整えいざ登山開始です。駐車場には参拝者のためか手入れされた杖が何本も備え付けられていました。



 ここからお地蔵さんが点在する参道を20分かけて登り境内に入ります。登山口は境内の横にありすぐに急登となっていました。登り口一面には靴が地に付かないほどの量のドングリが落ち、ベアリングの役目を果たしてとても歩きづらくこれからの行く先を暗示しているかのようです。



 ドングリの難所を過ぎてもまだまだ急登が続きます。切り倒されて放置された木を横目に根っこがかたちどった階段や小石の混じった道を進むのはかなりきつく、少し登っては休憩の繰り返しなのですが、ひとつピークを超えて一旦下りほっとしたのもつかの間、実はここからが本当の難所となり平坦部分はほとんどなく、あたりの木に寄りかかって休憩するしかないほどの急坂でした。



 やっとの思いで登りきった山頂は展望が効かず朽ちかけた丸木が並べられているだけです。ただ、ここまで一人の登山客とも出会わず、三等三角点ながら独り占めの快感はなんともいえません。ガサゴソと音がする谷あいを見ると鹿が走り去り、仲間を呼んでいるのか何回も「ミユーン、ミユーン」と鳴き声をあげていました。自分は鹿の声を生で聞いたのははじめてです。静寂の中、鳥が木をつつく音と枯葉が落ちる音を満喫したのでそろそろ下山することとしました。
 ここから展望の良い西峰へ縦走することもできるのですが、体力的に自信が無く次回のお楽しみに取っておきます。



〔少し下った場所にて〕世界の亀山工場と右上には名阪国道


 登りのルートはかなり荒れていた感じがしたので「白木一色」の看板に沿って下ることとしました。結局はディグリーを止めた駐車場へたどり着かなければいけないのですが、梺に下りてから舗装路を歩くことも良しとして足を進めました。



 このルートは国分寺に比べ段差が少なく見た目歩きやすそうなのですが、利用者が少ないためか踏み固められてなく落ち葉や砂礫に足をすくわれることたびたびでした。下りの急坂に笑いっぱなしのひざが悲鳴に変わる直前に道は平坦となり、幸いにも国分寺へ向かう案内札にめぐり合って時間のロスなくディグリーの待つ駐車場へたどり着くことができました。
 これでなんとか日頃の運動不足も少しは緩和されたでしょうか?

 国分寺駐車場 (20分) 境内横登山口 (60分) 明星ヶ岳山頂 (45分) 境内 (15分) 国分寺駐車場
コメント
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