付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

『第33回日本SF大会 RYUCON』 1994/07/01-07/03 

2014-05-05 | イベント・コンベンション
 初めて沖縄で開催された日本SF大会は、参加者269名と規模としてはそこそこながら、実行委員が当日参加も含めて24名、実質6名という陣容で、準備と運営に四苦八苦していたなあという感想が残る大会です。会場も使い勝手が悪くて突発的な自主企画もやりにくく、しかもハブ出没注意で夜間の外企画が時間変更になったり、合宿会場のコテージからコテージへの移動もおっかなびっくりという大会です。
 とはいえ、全16頁のアフターレポートを読んでいてわき上がってくるのは楽しい記憶ばかり。青い空、碧い海、夜はコテージで車座になって熱く語り合い、国際通りを散策して中国茶を愉しんだり市場で魚料理を食べたり、つまりSF仲間の沖縄バカンスだったんです。まあ、これで旅行社の段取りがまともだったら言うことは無かったです。
 アフターレポートを読んでいても、嘉手納基地のアメリカフェスティバルにツアーを組んで遊びに行ったり、マリンリゾートで海底散歩をしたりと沖縄を満喫した様子が伝わってきます。
 企画そのもので記憶に残っているのは、OVA「マップス」のプレミア上映会。原作者自らオープニングで「唄はカッコイイです。でも(絵が出ている)千の翼が集うとこまで行きません」とか、「ここはこんな表情をするキャラじゃないよね」と解釈の違いにツッコミを入れたりしながらのひとときでした。
 あとは、プールサイドのオープニングセレモニー、修羅場となったディナーパーティー、フリータイムに近くのリゾートホテルのバーベキューで牛肉やダチョウやカンガルーをがんがん食べたことくらいかなあ。
 とにかく、これで沖縄が好きになって、しばらく毎年のように沖縄に遊びに出かけていたのでした。

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