80年代前半に関西を中心に活動した「DAICON FILM(ダイコンフィルム)」という自主映画製作サークルがあり、それがやがてアニメ制作会社ガイナックスの母体となったわけですが、そのサークル時代の作品をムック形式にまとめたものがこれ。70年代終盤から特撮・アニメ関係でファンタスティック・コレクションとかロマンアルバムとかムック形式の書式が流行していて、主要キャラやメカの紹介、メイキング、ストーリー解説にメカ三面図あたりは必須。その形式に則った雑誌そのものがパロディみたいなものですね。1985年刊行。
内容は各作品のフォト・ストーリーダイジェストやメイキング、スタッフ座談会に未公開資料、ゲストによる描き下ろしイラストや寄稿文など。グラビアに官能写真集というタイトルが付いているのも、当時のSFファンダムでの流行ですね。
イラストが加藤直之、矢野健太郎、河森正治。寄稿文が高千穂遙、野田昌宏、宮武一貴、開田裕治、池田憲章、浜松克樹(イニシャルビスケットのK)と、どこのSF専門誌の豪華本かというラインナップも驚きでした。よく依頼できたよなと。
ダイコンフィルムの作品としては、日本SF大会DAICON3やDAICON4のオープニングアニメ(イベントのオープニングを飾るアニメ映像)とかもうちょいあるのですが、このvol.1では「帰ってきたウルトラマン~マットアロー1号発進命令」「愛國戦隊大日本」「快傑のうてんき」シリーズまで。もしvol.2が出ていたら「八岐之大蛇の逆襲」まで収録されていたのかしら。
【DAICON FILMの世界 vol.1】【スタジオT&M】【DAICON FILM】【ダイコンフィルム】
内容は各作品のフォト・ストーリーダイジェストやメイキング、スタッフ座談会に未公開資料、ゲストによる描き下ろしイラストや寄稿文など。グラビアに官能写真集というタイトルが付いているのも、当時のSFファンダムでの流行ですね。
イラストが加藤直之、矢野健太郎、河森正治。寄稿文が高千穂遙、野田昌宏、宮武一貴、開田裕治、池田憲章、浜松克樹(イニシャルビスケットのK)と、どこのSF専門誌の豪華本かというラインナップも驚きでした。よく依頼できたよなと。
ダイコンフィルムの作品としては、日本SF大会DAICON3やDAICON4のオープニングアニメ(イベントのオープニングを飾るアニメ映像)とかもうちょいあるのですが、このvol.1では「帰ってきたウルトラマン~マットアロー1号発進命令」「愛國戦隊大日本」「快傑のうてんき」シリーズまで。もしvol.2が出ていたら「八岐之大蛇の逆襲」まで収録されていたのかしら。
【DAICON FILMの世界 vol.1】【スタジオT&M】【DAICON FILM】【ダイコンフィルム】
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