『建築知識』4月号買いました。開いて思わず「世界史かよ」とつぶやく、副教材みたいな年代別(4~15世紀)のヨーロッパ地図に年表が巻頭に鎮座。特集末尾には服飾の特徴とかキリスト教とユダヤ教の解説などの基礎知識が1~2頁で簡潔にまとめられ、それらに挟まるように西欧から東欧まで中世ヨーロッパの聖堂や宮殿から住宅、街並みや個々の建物など増改築の変遷やらアーチの建築様式までイラストで解説しています。
もちろん中世ヨーロッパ20都市ちょいの紹介ですから、あくまでさわり部分の解説。入門としてはベストの構成です。
特集以外にも「加門七海の風水探見」とか「金田一耕助の間取り」とか読み応えのある小記事も多数。でも、横溝正史のミステリ作品の舞台となった建物を図面と共に解説する「金田一耕助の間取り」の初回テーマが「八つ墓村」の田治見家なのに、アイコンが犬神家のスケキヨなのは、誤解を招きますよね。今後もチェックポイントのアイコンに利用するのかな?
【建築知識2024年4月号】【エクスナレッジ】【中世ヨーロッパの建物と街並み詳説絵巻】
もちろん中世ヨーロッパ20都市ちょいの紹介ですから、あくまでさわり部分の解説。入門としてはベストの構成です。
特集以外にも「加門七海の風水探見」とか「金田一耕助の間取り」とか読み応えのある小記事も多数。でも、横溝正史のミステリ作品の舞台となった建物を図面と共に解説する「金田一耕助の間取り」の初回テーマが「八つ墓村」の田治見家なのに、アイコンが犬神家のスケキヨなのは、誤解を招きますよね。今後もチェックポイントのアイコンに利用するのかな?
【建築知識2024年4月号】【エクスナレッジ】【中世ヨーロッパの建物と街並み詳説絵巻】