1950年代のロンドン。夫を亡くしたハリスおばさんはもうすぐ60歳。通いの家政婦をしながら質素な生活を送っているが、彼女には夢があった。クリスチャン・ディオールのドレスを手に入れることだ。
自分もドレスを仕立てようと必死でお金をため、ついにはパリに向かうのだが、ディオールのドレスはそこらの店で売っているようなものでもなければ家政婦の貯めたお金で買えるほど安くもなかったのだ……。
日本に限らず、まだ外貨持ち出しに制限のあった時代のシンデレラ・ストーリー。
2022年11月に映画版が劇場公開されました。劇場内は原作ファンらしい年配の女性とディオールファンなのか若い女性で二分されていたとか。そんな映画版は読者として不満のあったラストの展開が少し変わっていて、この改変はむしろ原作ファンなら支持したくなるものでしたが、そうなると原作を読み返したくなると言うもの。
ところが、あるはずの少年少女講談社文庫(ふくろうのやつ)は書庫に見つからず、講談社文庫は絶版でインターネットでは理不尽なまでのプレミア価格です。そんなわけで映画公開に合わせてか(解説が映画評論家の町山智浩)、訳者そのままで現代向けに加筆修正された角川文庫を購入。
読んだけど、やっぱりラストはちょっと腹が立つよね。
【ミセス・ハリス、パリへ行く】【ポール・ギャリコ】【】【角川文庫】【何歳になっても夢をあきらめない勇気と奇跡の物語】
自分もドレスを仕立てようと必死でお金をため、ついにはパリに向かうのだが、ディオールのドレスはそこらの店で売っているようなものでもなければ家政婦の貯めたお金で買えるほど安くもなかったのだ……。
日本に限らず、まだ外貨持ち出しに制限のあった時代のシンデレラ・ストーリー。
2022年11月に映画版が劇場公開されました。劇場内は原作ファンらしい年配の女性とディオールファンなのか若い女性で二分されていたとか。そんな映画版は読者として不満のあったラストの展開が少し変わっていて、この改変はむしろ原作ファンなら支持したくなるものでしたが、そうなると原作を読み返したくなると言うもの。
ところが、あるはずの少年少女講談社文庫(ふくろうのやつ)は書庫に見つからず、講談社文庫は絶版でインターネットでは理不尽なまでのプレミア価格です。そんなわけで映画公開に合わせてか(解説が映画評論家の町山智浩)、訳者そのままで現代向けに加筆修正された角川文庫を購入。
読んだけど、やっぱりラストはちょっと腹が立つよね。
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