付け焼き刃の覚え書き

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「眼下の敵」 監督:ディック・パウエル

2019-02-25 | 戦記・戦史・軍事
「悲惨と破壊に終わりはない。頭を切り落としても、また生えてくる蛇だ。殺すことはできない」
 人間の心の中に戦いの原因はあって、戦争は決して無くならないと悲観するマレル艦長。

 それぞれベテランながら、家族を戦争で亡くし、戦いにうんざりしている2人の男が指揮する艦が大西洋上で邂逅。互いに死力を尽くし、相手の手の内を読みながら攻守を入れ替えての戦いを繰り広げる、アメリカ海軍・バークレイ級護衛駆逐艦とドイツのUボートの一騎打ちの顛末。

 DVD版は持っていたのだけれど、テレビ放映時の日本語吹き替え版が入っているというので、Blu-ray版も購入。やはり、最初にテレビで観た世代なので、吹き替えこそ正義なのだ。
 さて、マレル少佐には、白鯨のエイハブ船長ことロバート・ミッチャム。個人的には史上最大の作戦でオマハ・ビーチに第29師団を率いて上陸したコータ准将のイメージが強いかな。副長には、原子力潜水艦シービュー号のクレーン艦長ことデビッド・ヘディスン。
 小説版は原作かノベライズかと言ってましたが、原作ですね。原作:D・A・レイナー中佐とあります……が、このBlu-ray版は、ちょっと階級の役が怪しいところがあります。駆逐艦のウェア副長ですが、テレビ放映時の吹き替えも字幕も「ウェア大尉」なのに、日本語版キャストの一覧だけが「ウェア中尉」になっているのです。パッケージも映像末の配役も。

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