地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

長崎方式

2012-04-19 22:29:04 | 日常のヒトコマ
こいのぼりをあげました。
息子は現在小学2年生ですが、ハテ?何歳くらいまで上げるものなのでしょう?

まあ、こういうものは風物詩でもありますからね。
なんといっても、子供たちが喜ぶのなら♪
お寺に小さい子が来たときも、こいのぼりがあった方が楽しいだろうし。

以前は、立てたポールと、反対側の杉の木との間にロープを張り、そこへコイ達を並べておりました。
こんな感じ。(一昨年の写真)


しかしこれは、写真左奥の杉の木によじ登ってロープを滑車にかけねばならないという難関が…。
この杉の木、けっこう高い。ハシゴをかけても滑車まで届かないので、最後は木のぼり…。

いつか怪我をしそうなので、あげ方を変更しました。
子供でも、簡単に上げ下げ出来るようにしよう。
こんな感じ。(娘の撮影です♪)
朝、曇っていましたので、写真が暗くてすいません。


たしか長崎ではこんな風にあげてなかったっけ?
こうすれば、風が吹いても横竿ごとに向きを変えるので、ポールに絡まないハズ。
横竿に使う竹が短いものしか手近になくて、コイ3匹と、ちょっとさみしいですが、
子どもたちは喜んでくれました。毎朝、楽しそうに上げてます♪

桜の次に控えしは…

2012-04-15 18:28:41 | 周囲の自然
寒緋桜、ソメイヨシノ、枝垂れ桜と、桜の季節は駆け足で過ぎて行きましたが、
「次は僕らの番だよ」と言わんばかりに周囲で花が咲き始めています。

裏庭にある八重桜。もっと人目につくところに植え替えてあげたい位、毎年キレイです。


ソメイヨシノや枝垂れ桜に比べると、花が重そうに見えます。こころなしか枝がしなっているような…。


同じく、庭にある藤の花。


白ばかりと思いましたら、同じ藤の株なのに紫もあります。こんなことあるんでしょうか?


こちらはカーネーション椿。一昨年、ブログの読者からこの花の名前を教えてもらいましたっけ♪



これも裏庭にあります、ツツジ。


本堂前の花。これはなんでしょう?
毎回、植物を知らない自分が恥ずかしいです。どなたか教えて下さい~。


よく見ると、花の中にクモが…。春ですなあ。


今まで気がつきませんでした。庭の隅っこにあった西洋シャクナゲ。


これはあちこちで見かけます。紫蘭。
この季節にすごい勢いであちこちから顔を出し始め、あっという間に伸びて綺麗な花を咲かせます。


ツツジ。おかげさまで、13日の地元紙「夕刊デイリー」に地福寺のツツジとシバザクラが写真いりで掲載されました。


とても好意的な記事にして頂いて、「今が見頃を迎えています!」なんて書いて下さってありがたいのですが、
現状はこんな感じ。期待して来られると、ちょっと残念かもしれません…(汗)。




それでも、一部のシバザクラはこんな感じ。結構よい感じでしょ。


この辺を見て、記者さんは見頃だと思って下さったのでしょう。


シバザクラを植えている斜面の下から上の納骨堂を見ます。
上の方のシバザクラは…まだまだ太ってくれません。
この斜面が一面ピンクのカーペットのようになるのは、何年後かなあ…?


上からお寺をみたところ。正面の電柱がなければねえ…。写真を撮るとき、いつも処理に困る電柱と電線です。


新聞の効果もあって、今日も何組かの方が「お花を見に来ました~」とお越し下さいました。
桜は終わりましたが、お寺の周りではさまざまな花が競って咲いています。ぜひお越しください♪

写真を頂きました♪

2012-04-11 08:09:13 | 日常のヒトコマ
昨夜から、あいにくの雨模様になりました。
延岡では、「おだいっさん」と呼ばれる今山大師のお祭りが近づくと雨が降るみたいです。
明日からお大師さんですね~。子供たちが楽しみにしています。
「りんごあめたべた~い」出店を??

…そういえば、「巨人がキャンプに来ると雨」という鉄壁の法則もありますね(笑)。

さて昨日、梅の頃から当山に写真を撮りに来ておられた方から、
その時の写真を頂きました。30枚も!
わざわざCDに焼いて来て下さいました。ありがとうございます。
どの写真も素晴らしいものでした。
やはり、いつも住んでいる私とは違う目線で撮って頂くと、また新鮮さがあります。

その一部をご紹介しましょう。
梅は3月6日の撮影。桜は3月29日と4月3日の撮影です。





















写真を下さったKさん、本当にありがとうございました。
アジサイの咲く初夏もぜひ撮影してほしいです♪

また、いつでもお越し下さいませ。

釈尊降誕会(ごうたんえ) 花まつり♪

2012-04-09 08:20:44 | お寺の行事
庭先で、カマに火が入っています。はてさて?


4月8日は「花まつり」です。
お釈迦様の誕生日が4月8日ですので、そのお祝いですね。
庭のカマは、甘茶を作っていたんです♪

枝垂れ桜は満開。今日は風もなく穏やかな一日になりそうです。


毎年ごらんになる人が、「今年の花は小さいのかなあ」と言われました。
確かにそうかもしれませんね。寒さがやや厳しかったからか、咲くのも遅かったですしね。


本堂正面の枝垂れ桜。こちらもキレイです。朝日を浴びてます。


お、甘茶が出来たみたい。湯気が出てますよ~。


ペットボトルに移して、お参りされたかたにおすそ分けしましょう。
そのままでは熱いので、いったん鍋に移します。

当山で作る甘茶にはカンゾウは入れません。
昔は、庭に甘茶の木があって、それを使っていたそうです。

本堂正面に花御堂(はなみどう)を作ります。この花御堂、先代が自分で作った(!)ものだそうです。
先代はとても手先が器用な方だったようです。
父が生まれたころのものだとすれば、かれこれ70年くらい使っている年代物ということになります。
屋根の中央には宝珠かなにかがあったんでしょう。穴があいていますが、今でも立派に使えます。


花御堂の完成♪ 中にお釈迦様が立って甘茶をかけられるのをお待ちです♪


まずは降誕会の法要です。梅花講の皆さんが、ご詠歌を唱えて下さいます。


桜餅を甘茶とセットでどうぞ。窓の外には枝垂れ桜。
うーん、絵に描いたような、理想的な春の一日ですねえ。


本堂入口のガラスに桜が写っています。


枝垂れ桜の様子です。今年もキレイに咲いてくれましたね。ありがとう。


甘茶をかけましょ、お釈迦様。


お参りされた方々が、口々に「わー甘茶だ。懐かしいなあ。」とおっしゃっていました。
昔は、甘いものが貴重だった時代。子供たちにとって甘茶の味は嬉しかったことでしょう。
今では、手を伸ばせば甘いものがすぐ口にできる時代。
便利なようですが、体に良い甘さなのかどうか…。
そう言う私もケーキやらおまんじゅうやら、甘党で仕方がないのですけどね(笑)

そして、昔はこの甘茶を貰って、そのまま川に泳ぎに行ったそうです。

え? 春に泳ぐんですか??

貰った甘茶を目や耳に塗って、それから泳いだとか。
うーん、さすがに4月に川に入るのは寒そうだから、花まつりを旧暦でやってたのかなあ…。
そんな思い出がよみがえるのも、こうした昔から続く習わしのお陰ですね。


「さまざまの事おもひ出す桜かな」芭蕉

散る時を迎えました。

2012-04-08 21:32:10 | 周囲の自然
咲いた花は、いつかは散るものですから、
しかたがないのだけれどもねぇ…。


雪が降ったように、庭に花弁が落ちています。


今年は、咲くそばから強風が吹いて、満開の時期が短かったように思います。


それでも、ソメイヨシノに遅れて枝垂れ桜が満開です。
(この写真は6日のものです)


8日(日)はお釈迦様の誕生日「花まつり」です。
それまでは、綺麗に咲いていてくれますように。