地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

風と土のまつり2017

2017-02-26 19:37:32 | 日常のヒトコマ
このイベントが来ると、「春だなあ」と思います。

2月25日(土)、当山本堂と隣接する分校跡地にて「風と土のまつり2017」が行われました。


本堂では人形劇が行われます。大阪のクラルテさんです。


大盛況!




前のほうに子どもたちの席があります。ワクワク♪




後ろは立ち見となりました。


題名は「ぞうさんのさんぽ」
ダンボールで作られたゾウさんが、カバさんやワニさんカメさんらを背中にのせて、散歩するストーリー。
子どもたちを巻き込んで、にぎやかです。


終わった後で、お礼の花束を渡していました。「ありがとう!」



野外では…
おや、手作り感満載の看板が出ていますね。


分校跡地のステージで、太鼓が披露されていました。




毎年恒例の行事になりましたが、こうして続けていくことはとてもエネルギーがいることでしょう。
お寺は場所を提供するだけですけれども、いつも子どもたちの元気の良さが印象に残ります。

ただ、この地域の子どもは減少の一途をたどっています。
集まっている子どもたちは、近所の子ではなく市街地から来た子が殆どです。

ここも、かつては小学校の分校があった位ですから、子どもたちの声であふれていたはず。
しばしの間、かつてのにぎやかさを取り戻しているようにも見える一日でした。

2月10日の雪

2017-02-21 09:27:25 | 周囲の自然
もう一週間以上前の話になりますが、この冬いちばんの寒波が訪れましたね。
ここ九州でも、雪がちらつく天気になりました。
この日は2月10日。副住職はお勤めがあって長崎のお寺へでかけておりましたけれど、
家族が撮影した写真がこちらです。





うーん、雪国の人が見たら、「こんなの降ったうちにはいらん!」と言われそうですが、
こちらでは、年に一度あるかないかの降雪ですからね。珍しいことです。


ちなみに、副住職が向かった先は、長崎の平戸・松浦でした。
あちらはもっと雪が降っておりまして、帰りの高速がチェーン規制とかになったらどうしよう・・・と思うくらいの天気でした。

伺った先の和尚さまの話では、「数年前のひどいときは水道管が凍って、とたんに水不足になりましてね。」とのこと。

さすがに宮崎では、よほどの山間部でないとそこまで冷えないなあ。
同じ九州でも違うものですね。

やなぎもち

2017-02-21 09:17:02 | 日常のヒトコマ
2月8日、とつぜん保育園のバスが入ってきました。
こういうとき、かなり焦ります(;´・ω・)

「あれ?? 今日なにかお参りに来る予定があったっけ? 予定表に書き忘れていたらどうしよう・・・」


ところが、そうではありませんでした。
子どもたちが「やなぎもち」を作ってお供えに来たのです。



毎年この時期になると、お地蔵さんにお供えに来てくれていたのを思い出しました。
今年も豊作になりますように、との思いも込めて、たわわに実った稲を表現しているものでもあるとか。



こんな姿を見せられたら、お地蔵さんも願いをかなえたくなるものですよ、きっと♪




おまいりが済んだら、ご挨拶をして保育園へ帰っていきます。ちょっとした遠足みたいな気分でしょうか。
「じゃあね~。」



やなぎもちには、かわいらしい短冊もついておりました。
肌寒い日でしたが、なんだか一気に春めいてきたように感じました。