秋季彼岸会法要

さすがに、「暑さ寒さも彼岸まで」。
昼間の暑さももう、それほどでもなくなったようです。
朝夕は「寒い」と思うことさえありますね。
いよいよ、秋ですねえ。

本日、当山では秋季彼岸会を厳修いたしました。

本来でしたら、明日９月２３日（お彼岸の中日）に行う予定でしたが、
都合により、一日早く行いました。

例によって写真がありませんが、
日程の変更によって、参拝者は少なかったものの、
滞りなく彼岸会を執り行うことが出来、
当山檀信徒各家のご先祖様や、戦死病没者諸精霊、東日本大震災物故者諸精霊の、
ご供養をさせていただきました。


秋分の日は、「祖先をうやまい、亡くなった人をしのぶ日」とされています。
生き物の活動が盛んになる夏から、命散りゆく秋、そして冬へ移りゆく季節、
自らの命の有限性を改めて感じる季節と言えます。

どうぞ、皆様もお墓参りや菩提寺へのお参りをなさる折、
暑くもなく寒くもない、このちょうどよい季節に、
改めて「命」を考える時間がありますように。

秋のお彼岸

９月も半ばにさしかかり、秋の気配が漂いはじめました。
お寺の周囲には、ヒガンバナが。


不思議ですねえ。土の中にカレンダーがあるでもなし、
間違えずにしっかりとお彼岸の時期に顔を出してくれます。


今年は、白いほうが早いようです。
それとも、毎年そうなのかな？
沢山顔を出す赤いヒガンバナは、まだ花が開いていません。



秋のお彼岸。
中日(ちゅうにち)である23日「秋分の日」は、
『先祖を敬い、亡くなった人々をしのぶ日』です。(「国民の祝日に関する法律」に書いてあります)
きっと、ずっとずーっと昔から、ヒガンバナは秋のこの時期に顔を出していたのでしょう。
その時々で、私たちの先祖が、さまざまな思いを込めて愛でたであろうヒガンバナ。

当山では、今年も咲きはじめました。
皆さんの地域ではいかがですか？

東京へ

９月３日、研修の一環で、東京へ行ってきました。
今回は一泊だけです。
携帯をスマートフォンに替えて、「そこいらのデジカメよりも良い写真が撮れる」ことに気付き、
飛行機と空を撮影してきました。
（離着陸時および地上滞在時は、もちろん電源を切りましたですよ。ハイ。）

今回も、全く持って副住職の趣味です。
笑ってお付き合いください。m(__)m


東京行きの飛行機から。むちゃくちゃいい天気です。ほとんど揺れません。
この写真だけで、乗ってる飛行機の機種を言い当てることができればスゴイ！


しかし、地上はまだまだ夏の天気が残っています。
前日、２日には埼玉県・千葉県で大きな竜巻が発生していましたっけ。

海上は晴れているのに、伊豆半島や大島のところだけ、雲がポコポコと湧き出ています。
見るからに暑そう…。
一番手前に映っている港は、大島にある港「波浮港」と言います。
『一行は大島の波浮の港の人たちだった』（川端康成・伊豆の踊子）


高度をさげつつ、ほどなく、房総半島の館山の付近を通過しました。
手前の土地は房総半島・千葉県です。
雲の向こうに見える海は、東京湾の入り口・浦賀水道。雲が増えて来ました。
「まもなく、少々揺れるところを通過します、座席ベルトを…」というアナウンス。むむ？


ははーん。あの積乱雲はでかいねえ。
まともに入らないように、ぐるりと回り込むように左旋回します。


あ、雨が降ってる。千葉県鴨川市上空です。


…このあと、「全ての電気電子機器は電源をお切り下さい」のアナウンスで撮影終了。
その直後に、ごとーん、ぐらーん、と大きな揺れがありました。
ひょー。こんなに揺れたの久しぶり。っていう位揺れました。

到着した羽田から、さきほど飛んできた南東の空を見ます。
あの辺の雲を避けてきたのね。


乗って来たＢ６。お疲れさまでした。
しかし第二ターミナルは全日空ばかりですねえ。この写真にはＡＮＡのロゴがいくつあるやら…。



研修そのものは、ここで紹介しても面白くないので省略(笑)。
翌日も全日空で帰ります。


時間があったので、送迎デッキに行ってみると、あれ？政府専用機だ。
安部総理がリオデジャネイロに出発したのかしら？？？


帰りの飛行機です。
ふふふ…。やっと乗れるぞ。Ｂ７８７です！
バッテリー問題が発生する前に、予約までしていたのですが、
問題発生で機種が変更になってしまい、今まで乗る機会がありませんでした。
しかも、今日のこの機材は一味違うのです。


これまでのボーイング製とは、コックピット窓が違います。
離陸準備中。お世話になります。


これが機内。今日の機材JA804Aは国際線用機材です♪
たぶん、羽田からフランクフルトや上海へ行く便になるのかな？その合間利用なんでしょう。
機体の前半分はビジネスクラス(？)のシートが並んでいます。
アップグレードしときゃあよかった…。

ついでに申しますと、この子はバッテリーから煙ふいて高松空港に緊急着陸したあの機体でもあります(笑)。


さすが新型機、快適です。
ただし、この日、九州に上陸した台風が温帯低気圧になりつつ四国あたりに居るはずです。
揺れないかな…。


えらく高いところにも積乱雲が。高度26000ft＝約8000ｍ。


妙なところで旋回したなあと思って飛行ルートを見ると、ははーん、台風を避けましたね。
海の上でも現在位置が判るって、すごい世の中になったものだ。


台風さえ避けてしまえば、この通り。


これが台風がひきつれて行った雲の端っこですね。
右側が台風くずれの雲。左側は雲がありません。
しかし、海上は白い波頭が見えるくらい波が立ってます。


１０分ほど遅れましたが、宮崎に到着。
とても快適でした。ありがとうございました。


やっぱり飛行機は窓側に坐るべきやね。
離着陸時の写真も取りたいなあ。フィルムカメラ引っ張り出そうかなあ。