雷が落ちました

いえ、べつに怒られたわけではありませんので、念のため。



21日の早朝でした。
夜中から強い雨が降り、雷もゴロゴロと鳴っておりました。

その音もだんだんと近づき、
家族が不安になって起きてきたのが朝の4時ごろ。
大音響とともに、閃光が走り、家が揺れました。

ピカッツ！
バリバリッ！
どぉぉぉぉおん！！

ひえー、怖いよぉぉお！
子どもたちに「おへそはあるか～？」と
冗談を言う余裕もありません。

明るくなって、おそるおそる確認をしてみると、
パソコンと電話機が・・・



・・・合掌。


その後、
ウォシュレット付トイレの電源が入らず・・・
給湯器の電源が入らず・・・
PCにつないでいたプリンターは認識されず・・・


・・・合掌。


その日は、カマでお湯を沸かしました♪
原始的ながら、これが一番確実ですね。



トホホ・・・。大損害です。
近所でもテレビがやられた、などと話を聞きました。
それでも火事にならなくて良かった。
手続きが面倒ではありますが、保険もききそうです。

落雷の前に、大事をとって父がブレーカーを切ってくれたのですが、ダメでした。
ブレーカーを切るだけではダメだそうです。
一番確実なのは、コンセントや電話線など、
繋がっているものを全て抜いてしまうことですね・・・。


みなさん、雷には十分注意しましょう。
データのバックアップもこまめに取りましょうね。
くわばら、くわばら。

大施食会

毎年、８月２日は当山の施食会(せじきえ)法要です。
今年も、沢山のかたにご参拝いただいて、厳修することができました。


この五色の施食幡が風に揺れるのを見ると、「ああ今年もお盆がやってくるなぁ…」と思います。


今年のお説教師さまは、お隣の町のお寺のご住職です。
あまりに身近なので、あまりお話しを聞く機会がありませんが、
とてもお話しが上手なかたです。
お説教中は、お檀家の皆さんの笑い声が絶えません♪

その間も台所は大忙しです。
毎年、お弁当を作って下さいますが、美味しいです♪


法要の始まりを告げる鐘が鳴りだしました。
普段はなかなか打たない当山の鐘ですが、このように沢山の和尚さんが居ると、
手分けして法要を進めますので、鳴らすこともできます。


梅花講の皆さんがお唱えをはじめます。


途中まででしたが、今年も息子が手伝ってくれました。
実は、夏休み中に学校で開かれる勉強会に参加することになっていたのです。
最後までしっかりとお勤めする息子の姿を期待していたお檀家の皆さん、
中座させてしまって、もうしわけありませんでした。


「施食会(せじきえ)」は昔「施餓鬼会(せがきえ)」とも言われました。
文字通り、餓鬼に食べ物を施す、という意味です。
もっとも、餓鬼だけでなく、普段あまり施しを受けないさまざまな精霊たちに食べ物を施す法要というのが、
より正しい言い方といえますので、「施食会」と呼ぶようになりました。
決して「せしょくかい」ではありませんからね。念のため♪


これによって、施主である当山の檀信徒の皆さんは、大きな功徳を得ることが出来ます。
その功徳を、それぞれのご先祖へまわし向けましょう。
お仏壇に灯明を灯し、線香を一本立てて合掌すると、線香の煙が揺らめかずにまっすぐに立ちのぼることがあります。
そういうときは、「見えないけれど、あの人が来ているのかな？」と思う時ですね…。
お盆に帰ってくる懐かしいあの人へ、「いろいろあるけれど、私たちは元気ですよ。」とお伝えできるといいですね。
故人に安心して頂く、これも供養がもつ大切な意味です。

夏休みの宿題

永代供養墓に、日傘を置いて、テーブルとイスを出しました。
うーん、見晴らしがいいし、このまま冷たい飲み物でもならべれば、
どこかのリゾート地みたいですね。


実は、息子の夏休みの宿題の中に、
「私の好きな風景」というテーマで絵を描くというのがあります。
そのための場所を設営したのでした。


こりゃあ、絵を描くなら最高のロケーションですよ！！
宿題、がんばってね～♪

グリーンカーテン

またまた、しばらく忙しさにかまけて、ひと月ばかり更新をしていませんでした。
風の向くまま、気の向くまま、適当なブログですいません…(汗)。
気がつくともう８月。お寺はもっとも忙しい季節になりました。

日差しが日に日に強くなりますが、母の作ったグリーンカーテンが威力を発揮しています。


この植物は定番のゴーヤです。朝日で作られた影がキレイだなー。