地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

PTA視察研修

2011-09-30 20:50:11 | 日常のヒトコマ
子供達が通う小学校のPTAで、視察研修がありました。
毎年、いろいろな企業等を見学(半分は親同士のレクレーションみたいなものです)に行くのですが、
今回は、新富町の航空自衛隊新田原基地の見学です。

おお!行きます!行きますとも!

新田原のことなら、勤めていた会社員時代にも何度も足を運びましたから、
どこにトイレがあるかまで判っている(笑)と自負しますが、
それでも、飛行機好きとしては行かずにおれませんなあ♪

写真はゲートガード(正門前の飾りです)になったF-4EJ改。古いけど大好きな飛行機です。

エンジンを降ろしちゃうのは仕方ないとしても、ノズルは付けといてほしかったなあ…。

正門入ってすぐに「参考館」と呼ばれる建物があります。
以前は入れなかったですが、今は見学者が最初に通される場所になっているみたいです。
モニターを使って、自衛隊の業務内容などの説明を受けます。



ここに、昔の戦闘機(F104J)のコクピット部分だけが置いてあります。
これも、むかーし親父と来た時に座ったっけなあ…。


その時は、陸上自衛隊のヘリコプター(UH-1)に体験搭乗しましたっけねぇ。
早速コックピットに坐るわたし。
笑わば笑え! 男は、何歳になっても男の子なんですよ(笑)。

キャノピーは固定されているにもかかわらず、閉めようとする図。

このあと、乗って来たバスで駐機場や売店などを見て回りました。
撮影は自由、というわけにはもちろんいきませんで、
駐機場の全景が写るようには写真を撮っちゃダメ!と言われました…。むう。
あ、飛行教導隊だ!かっちょいい。


おまけ。
駐機場の端にカモノハシ(EC-1)が来てました。
カモノハシが何なのか、判る人は、もれなく私と仲良くなれます♪
なにしに来ていたのかは… ヒミツ。


今日は、おおよそお寺らしくないブログになりました。
副住職の趣味だと思って、笑って下さいな。

シソの花

2011-09-26 18:59:59 | 周囲の自然
私事ですが、素麺が大好きです。
夏なんて、素麺があれば、他にはなにも要りません♪

めんつゆだけでも大丈夫ですが、きざんだシソの葉でもあれば、それで十分です。
「ワンコソウメン大会」があれば、表彰台を狙えると自負しています(笑)。

そのシソ、庭に生えているものを頂くのですが、先日、小さなかわいい花をつけました。


こんな花だったことを、いままで知りませんでした。
あんなにお世話になっていたのに…。反省。

ちなみに花を咲かせてしまうと枯れ始めるので、摘んでしまったほうがいいらしいのですが、
我が家はほったらかしです。花が咲いても、シソのあの香りは健在ですよ。

秋季彼岸会法要

2011-09-26 18:42:56 | お寺の行事
去る9月23日(金)は、秋分の日、お彼岸の中日でした。
この日は、当山で秋彼岸会法要を厳修致しましたが、見事なまでの晴天に恵まれました。


本当に雲ひとつありません。



なお、いつものことですが、法要中ならびに法話中の写真はございません…ごめんなさい。
写真は、法要が終わって片付け中の本堂です。


娘も片付けを手伝ってくれてます。ありがとう。


台風15号が来る前から、ぐずついた天気が続いていましたが、
台風が過ぎ去って晴天になると同時に、一気に朝夕が涼しくなってきました。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、本当に良く言ったものです。


お寺の周りのヒガンバナも一気に咲きました。


夕日が赤い花びらを透かして、ヒガンバナをピンク色に染めています。


法要では、檀信徒各家の先祖累代各々諸精霊へ向けてご供養し、彼岸へ渡る気持ちを新たにしました。
私も、初めての法話を、なんとか終えることが出来ました。ふう~。

このブログをお読みになっている皆さんも、菩提寺へお参りされ、お墓参りをされたと思います。
春も秋も、昼と夜の長さがちょうど同じ、暑くもなく寒くもない季節です。
この心地よい季節に、ご自分の生きかたを足元から見直してみましょう。

自分優先でなく、周囲を思いやっていますか?
ダラダラした無軌道な生活に陥っていませんか?
ちょっとしたことで、すぐに腹を立ててはいませんか?
努力を惜しんでいませんか?
心を落ち着かせて、物事に集中していますか?
周りに流されて、事の本質をじっくりと考えることを忘れていませんか?

これらを「六波羅蜜」といいます。
それぞれ、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧、のことです。
人のことを言えたものではありません…。自分こそ、至らないことばかりですが、
せめて、このお彼岸の間だけは、これら6つのことに意識していたいものです。

秋彼岸

2011-09-21 16:25:20 | お寺の行事
その台風のさなかでしたが、20日は彼岸の入りでした。
お寺の周りにも、ヒガンバナが顔を出しています。


うーむ、ちょっと顔を出し過ぎでは…?


ヒガンバナは、必ずお彼岸の頃に咲きますよね。
カレンダーを見るわけでもないのに、よく咲く時期を間違えないものですねぇ。感心します。


道沿いにも一列になって咲いています。


今週金曜日が秋彼岸法要です。
近年は、秋彼岸は自由参拝ということで、特に法要はしておりませんでしたが、
今年は23日10時から、当山で厳修させていただきます。


実は、昨年から布教の勉強をしている副住職(私です)が、
この秋彼岸会で、布教師として初めて短い法話をする機会を頂きました。
うわー、緊張するなあ。

誰にでも「初めて」はあります。
もちろん、あのお釈迦様も。
お釈迦様は、ブッダガヤの菩提樹の下でお悟りを開かれてから、
サールナートという地で、かつての修行仲間5人にその法を説かれたのが、最初のお説教だったそうです。
これを「初転法輪(しょてんぼうりん)」といいます。

お釈迦様の足元にも及ばないまでも、
僧侶である以上、お釈迦様の教えをお伝えしていくのは、大事なお役目だと思っています。
お参り頂いた方が、私の話を聞いて下さって、
なにか一つでも心に残るものがあれば、嬉しいなあ。

台風一過とはいきませんが

2011-09-21 16:03:28 | 日常のヒトコマ
歩くような速度で、台風15号が日向灘を通過して行きました。
昨日までは、それこそバケツをひっくり返したような猛烈な雨が降っていましたが、
今日は曇が多い天気ではあるものの、雨は降りませんでした。


台風は紀伊半島から東海、関東、東北へ向かっています。
一部の地域では、行方不明の方、怪我をされた方、避難をされているところも出ています。
どうか、これ以上の災害はもたらさないで頂きたいものです。
予想進路上にお住まいの方は十分ご注意下さい。

前回の書き込みで、稲が順調です…と書きましたが、
今回の台風が来る前から続く雨によって、
水に浸かってしまったり、稲が倒れたりしている田圃を見かけます。
さぞや悔しいこととお察しします。被害が少なければいいのですが…。

近所の道でも、小規模なガケ崩れがありました。


結構、上の方から崩れています。怖いなあ。


当山は、地域の避難所になっておりますので、イザというときは、多くの方が避難してきます。
今回も、もっと五ヶ瀬川の水位が上がろうものなら、避難が始まっていたかもしれません。

「災害は、忘れたころにやってくる。」
寺田寅彦の有名な言葉です。

最近の悪天候は、昔と比べて激しさの度合いが上がっているように感じます。
この時期、特に注意を怠らないようにしたいと思う数日間でした。