地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

シイタケの原木

2014-10-27 14:01:46 | 日常のヒトコマ
今朝、総代さんが軽トラにクヌギの木を積んできてくれました。

話によると、以前、母がその総代さんに「シイタケの原木が欲しい」と言ったのだそうです…。
その約束をしっかりと守ってくださったのでした。ありがとうございます。m(__)m

トラックの荷台を見ますと、あれ? まだシイタケが付いてますよ。


収穫をしたあとも、こうして伸びてくることがあるそうです。


せっかくなので頂きましょう。多分、今夜の夕飯だな…(笑)。


こんな小さいのまで。これは顔を出したばかりだそうです。



庭の日陰になるところへ組みました。
母の畑の作物の中に椎茸が仲間入りです。「地福寺椎茸」で売り出しましょうか♪

コンサート

2014-10-27 13:35:39 | 日常のヒトコマ
昨日、10月26日(日)は見事な晴天でした。


先日ご案内した通り、この日お寺を会場にしたコンサートが開催されました。


今日に備えて、先日壊れてしまった斜面も、土砂をどけていただき仮復旧です。


「音登夢(おととむ)」さんと言う音楽集団がありまして、
毎年延岡へお越しいただいております。
その呼びかけをされる方が近くにいらっしゃるご縁で、お寺を会場に何度か演奏をしていただいています。
「伝統文化親子教室事業」ということで、文化庁後援のイベントです。

今年は、初めてピアノも持ち込んでもらいました!
ピアノって2人で運べるんですね…。すごいなあ。


はるばる宮崎市から、いらっしゃい♪


会場はこんな感じ。まさに手作りです。
主催される退職公務員連盟延岡支部の皆さんが力を併せて設営して下さいました。


開演は10時から。11時までの1時間です。
まだ開演まで時間がありますが、徐々に人が集まり始めています。


主催者ごあいさつ。
「今日は、いつものお経と違うなあとご本尊様もお思いになるかもしれません(笑)。」
ユーモアを聞かせた素敵なごあいさつでした。


演奏が始まりました。木村さんといいまして、中央のバイオリン奏者と右のチェロ奏者がご夫婦です。
木村さんご夫妻は、これまでも何度か当山へお越しいただいたことがあります。


会場は満員。立ち見の方も出ました。椅子が少なくてスイマセン…。


今回はピアノとソプラノも加わって4名での演奏です。


ソプラノ歌手の岡田さんは衣装を数着持ち込まれて、くるくるとお色直し。
子どもたちも飽きないですね~。


最前列「砂かぶりの席」は子どもたちが陣取っています。



無事に演奏会終了です。大きな拍手のあと、アンコールを一曲「ありのままで」。
この夏大ヒットでしたね。子どもたちも大喜びで、一緒に歌っていました。


普段は静かな当山ですが、この日は素晴らしい音楽につつまれました。
宗派を問わず、全国各地のお寺で、沢山の方にお寺へ来て頂く工夫として、このような音楽会や落語などを開いています。

お寺は死んでから来るところではありません。生きているうちにこそ、何度もお越しいただきたいものです。
このようなきっかけがあればこそ、子どもたちにも少しだけお寺を身近に感じてもらえるのではないかと思いました。

どうぞ、皆様にご縁があるお寺で何かイベントがありましたら、ちょっと足を運んでみて下さい。
また違ったお寺の顔を発見できるかもしれませんよ。

冬支度

2014-10-25 21:16:30 | 日常のヒトコマ
まだまだ、昼間は暑い位の日差しがありますが、
暦はもうすぐ11月。
今年は暖冬との話も聞きましたけれども、準備だけはしておきましょう。

さあて、はじめましょうか!


数年前に切り倒し、山の中でシートをかぶせておいた木を運び上げ、
薪割りです。
普段の運動不足をちょっとでも解消しましょう♪

パカーン! と割っていくと、いろいろな虫さんが出て来ます(笑)。

今回は、こちら。


クワガタの雌かな?

最初は、熟睡しているようで全く動きませんでしたが、
ひなたに置いておくと、徐々にもぞもぞと動きだしました。

眠っているところを、文字通り叩き起こしてしまいました。
ごめんなさいね。

コンサートのご案内

2014-10-14 20:23:50 | お寺の行事
今月、当山本堂にて行われます、コンサートのご案内です♪

来る10月26日(日)9:30から、『里山コンサート』と題し、
演奏会が開かれます。

退職公務員連盟延岡支部さまの主催でして、当山は場所を提供するだけなのですが、
演奏は、何度か当地へもお越しいただいた「音登夢(おととむ)」。
バイオリン、チェロ、ピアノならびにソプラノ歌手も加えた4名での演奏になります。

鑑賞チケットが必要でして、
大人1500円、子ども(小学生~高校生)1000円です。



本堂では、演奏者と観客が近い分、楽器から出てくる音を間近に感じることができます。
機械を通さず、じかに音が鳴っている感じとでもいいましょうか。
大きなホールやCDで聞く音とは一味違います♪
大人だけでなく、ぜひ子どもたちにも聞いて頂けたらと思います。

興味のある方は、当山へお問い合わせください。
事務局の方の連絡先をお教えします。
(ちなみに、写真の最下段を見ていただければ電話番号が出てます…)


入れ替えの季節

2014-10-13 16:36:12 | 日常のヒトコマ
台風が来る前のこと。
夏のあいだ、本堂に出してあった扇風機を片付けました。
分解・清掃して、ビニール袋をかぶせます。



今年は雨が多く、うだるような暑さではありませんでしたが、
その分、蒸し暑さとの戦いでした。
また来年もよろしくお願いします。

そして、ちょっと早いですが、こちらを用意。


まだまだ宮崎では不要ですが…扇風機を仕舞う場所を確保するために、
出てきてもらわねばなりません(笑)。
彼らの姿を見ると、一気に冬が近づいたような気がします。

「冬暖夏涼(とうだんかりょう)をその術とせり」

道元禅師様がお書きになった、坐禅の仕方を細かく説かれている「正法眼蔵坐禅儀」の中の一節です。
坐禅するときは、冬は暖かく、夏は涼しい、つまり居心地がよいように場所を整えなさい、という意味になります。

修行道場にある坐禅堂の出入り口には、「簾(れん)」という布が掛かっております。
この簾、冬は厚手の布「暖簾(のれん)」ですが、夏は風通しの良いスダレのような「涼簾(りょうれん)」に変えます。
修行というと、厳しい環境に耐えて坐禅するイメージを抱くかもしれませんが、
(たしかに夏場や冬場、キツイ場合もありますけれども)
道元禅師様は、細かい所に気を遣いながら、程良い環境で坐禅するようにとお示しなんですね。

ちなみに…
簾を上げていれば坐禅をしていない状態。降ろしていれば坐禅中ということになります。
お店の「のれん」は入口に出して下げてあれば「開店中」を意味しますよね。
それと同じです(笑)。