地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

小さい秋~①

2014-09-30 22:53:47 | 周囲の自然
副住職の妻です。お寺の「小さい秋」をミニサイズでお届けします。



桜の木の下のヒガンバナは、ご覧の通り白く変化してしまいました。お彼岸から1週間。ちゃんとお彼岸に可憐な花を咲かせて
また眠りについたようです。


そんな中、黄色いヒガンバナの様にも見える花が一輪。なんだか、かわいらしいです。
調べてみると「ショウキズイセン」という名前のようです。去年はいなかったよねぇ?いらっしゃいませ♪


これは、すぐ近所の田園風景。




しっかりとお米を蓄えて、重たそうですね。


このまま無事に収穫の日がやって来ますように!







お彼岸法要

2014-09-27 10:03:27 | お寺の行事
こんにちは。副住職の妻です。

副住職より「投稿してみませんかぁ~?」と、優しい声と鋭い目つきでお誘いがありまして、2度目の

登場となります。前回はいつ頃だったのかなぁ・・・(^_^;)。どうぞよろしくお願いします。


9月20日、9月22日と、納骨堂の彼岸法要、地福寺彼岸法要がそれぞれ行われました。



納骨堂の法要が行われたこの日は、朝まで雨が続いてましたが、法要の時間帯はなんとか曇り。空気が澄み切って
少し肌寒さを感じる気温でした。






9月22日の法要の風景。





昨日はお彼岸も明けて、この桜の木の下のヒガンバナも、少し色が薄くなってきたように見えます。
お寺の周りは、まだまだ緑が多いのですが、ところどころに黄色や赤がぽつぽつと入ってきて、素敵な色に
変身しつつあります。(私としては大変好みです。 またご報告しますね。あっ、書いてしまった!)
 

余談ですが、休みがない部活動で、週末もほとんど家に居ない娘は、今朝も部活(大会)に出掛けて行きました。
もう一度中学生に戻れると言われましたら、「頑張れる!」と気持ちだけはワクワクしますが、とても部活にはついていけない
でしょうねぇ(~o~) 
それでは、その娘の様子を、こっそり見にに行ってみます♪




里山たんけん隊

2014-09-14 21:50:51 | 日常のヒトコマ
先日、親子で坐禅をしたいというお申し出がありました。
全部で20名程がおみえになるとのこと。
「里山たんけん隊」といいまして、
この連休を利用して、延岡市内の子どもたちと、付近でさまざまな企画をなさっているようです。
お世話をされているのは、公務員(主に学校の先生がた)を退職された皆様。


9月13日(土)に皆さんがいらっしゃいました。


山門には手作りの看板まで。


あら?「座禅」になっちゃってますねえ。「坐禅」が正解です。


「座」は元々、すわる場所を意味する名詞としての字で、
「坐」は、すわる動作そのものを表す動詞としての字です。

ただし戦後、同じ読みで似たような意味を持つ字は統一されることになり、
「坐」は「座」におきかえられることになりました。
それで、一般には使われなくなったそうです。


クツはきちんと並んでいるかな…?


ほとんどの方は坐禅は初めてです。
まずは坐り方から説明しましょうね。みなさ~ん、聞いて下さ~い。




いろいろと説明しながらお話ししてますと、時間が…(汗)。




20分ほど坐っていただきました。
途中、何人かの先生がたから乞われて、警策も入れさせていただきました。
「バシッ!」という音が、子どもたちにはちょっとびっくりしたかな…。

このあと、ささやかですがお茶のお接待をさせいただきました。

普段、1分でも2分でも、静かに坐る機会がどれほどあるでしょう?
外ではもちろん、我が家にいても、仕事や家事、勉強や遊びに追われて、
大人も子供も、常に何かをし続けています。
坐禅は、常に動きつづけている私たちが、意識して一度立ち止まってみることです。

動くには訓練が必要なように、立ち止まるにも訓練が必要です。
「ただ、坐る。」ということがいかに難しいか…。
子どもたちも感じてくれたなら、嬉しいです。