地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

花まつり

2016-04-08 22:26:53 | お寺の行事
4月8日はお釈迦様の誕生日。
「花まつり」です。
毎年恒例になっていますが、
7日と8日に、それぞれ近くの保育園から子ども達がお参りに来てくれました。

7日、住職のお話を静かに聞くよい子のみなさん。




8日に来たのは33名(!)の子ども達でした。




一緒にお勤めをしましょう。


梅花講のみなさん。


終わったら、甘茶と一緒にお菓子をどうぞ。
はじめて甘茶を飲む子どももおりました。なんだか不思議な味ですよね。
「おいし~い。」「へんな味~。」様々な感想が飛び出します。


お釈迦様も、そんな子どもたちを見守って下さいます。


そしてこれも毎年の行事。終わったら歩いて保育園まで戻るのです。
来る時はバスで。帰りは自分の足で帰ります。大人でも遠いと思うような距離…。
子ども達には大冒険なのかもしれませんね。がんばって!

4月4日の桜

2016-04-04 09:32:15 | 周囲の自然
昨日から雨模様の延岡です。
ソメイヨシノは葉っぱも出て、緑色が加わりました。





当山の桜だけではないと思うのですが、
付近の山桜を見ても、よそにお住まいの方の話を聞いても、
今年の桜はちょっと少ないとのこと。

咲き始めるまではわかりませんでしたが、
こうして見ると、確かに今年は蕾の数が少ないように思います。
ワーッと迫ってくるような勢いが無いと言いましょうか…。

まあ、桜は人間の都合で咲いているわけではありませんから、
どのように咲こうとも、ただただ、可憐に咲く花を愛で、
目の前を過ぎゆく春を味わうことこそ、お花見の大切なポイントなのかもしれません。

そうして、私たちとともに同じ時を過ごしている花の「命」を感じ、
自らも生きていることを実感するのだと思います。

葉桜になりつつあるソメイヨシノと入れ替わるように、
しだれ桜はだんだんとピンクに染まりつつあります。




しだれているので、花は全部下を向いています。
撮影するにはファインダーをのぞかずにカメラを上に向けねばなりません。
うつむいて、恥ずかしそうにしているような風情です♪







時は確実に過ぎてゆく。
留まることも、戻ることも、ありえない。
その中で常に変わらないものなど、何ひとつ存在しない。

嬉しいことも、苦しいことも、
幸せな時間も、悲しい経験も、
すべてが移り変わってゆくのだよ。

あるがまま、あるがまま。

4月1日の桜

2016-04-01 09:25:12 | 周囲の自然
今日から新年度。
職場や学校などで新しい生活を迎える人も多かろうと思います。
副住職も、会社員時代、人事異動で新しい職場へ初出勤する時は緊張したもんですねえ…。
それぞれの場所で、それぞれの役割を、がんばって参りましょう。


さてさて、二日間更新してないのはサボッたわけではありませんヨ!
大分県のお寺へ所要で出掛けておりましたので、撮影できなかったのです。
なんか言い訳がましく聞こえますが、ご容赦ください。m(__)m


昨夜は雷をともなう雨でした。今朝もその名残で曇りがちの天気です。
花を撮るにはちょっと暗いなあ。




あ! よく見るとしだれ桜も咲いてます。






ずいぶんと咲きましたが、なんとなく花が少ないのでしょうか…?


分校跡のさくら。


庭には、紫蘭(しらん)も花をつけ始めました。




ハナズオウもご覧のとおり。こちらは満開です。


お彼岸のころは一気に暖かくなったと思ったのですが、
彼岸を過ぎてから、どうも肌寒い日が続きます。
雲さえ晴れれば、たぶん一気に気温もあがるのでしょうが…。