12月28日、恒例の餅つきを行いました。
今回は、私の父母にも来てもらって、一緒に餅つきです。
だいぶカマが古くなっていたので新調しました。
上からはバンバン湯気が出ています。
修行寺では、臼と杵を使う正統派な(笑)餅つきをしていました。
(搗餅諷経(とうびょうふぎん)といって般若心経をあげてから行う餅搗きでした。)
長崎の皓臺寺ブログに、私がまだ写っていました♪なつかしいなあ。
昔はウチも臼と杵で搗いていたらしいのですが、用意や片付けが大変ですし、
この餅つき機でできるお餅でも本当に美味しいのです♪
カマの底で、ちっちゃい羽根が回るだけなのに、なんで炊いたお米がお餅になるんでしょうか。不思議です。
そして、その羽根を回す力は、どんだけあるんでしょう?だってあれだけ粘り気のあるお餅を回すんですよ。
かなり強力なモーターと高いギヤ比なのかしらん(笑)。
お米は、お檀家さんからお供えされたもち米を頂きます。18キロほど搗きます。
搗きあげたお餅を手早く分けていきます。上手だなあ。
お、これは愛娘の手だな。うまく丸めることが出来たかな?
心おきなくできる粘土細工みたいなものだね。子供たちは楽しそうです。
餡いりのお餅も作ります。餡子玉を入れてから、包むようにしてちぎり分けて行きます。
みんなが大好きなので、これを頂くには競争率が高いです。
出来上がりました。今年は手際がいいですねえ。作業が早いです。
子供たちも手伝って、沢山のお餅ができました。
途中、休憩のときに、搗きたてを頂きましたが、どれも美味しい!
こちらでは、私の父がカマ焚きしています。奥に写っているのが古いカマです。
車のホイールなどを使った手作りのカマです。
錆びて、とうとう煙突が折れてしまいました。
長いこと、家族の為に色々な物を炊いてくれたカマなのでしょう。
ありがとう。ごくろうさまでした。
搗きあげたお餅を、とりいそぎ本堂にお供えします。今年の餅はいかがでしょうか?
年末までには鏡餅にして、山内各所へお供えする予定です。