降誕会

　今日は降誕会の法要が行われました。

お釈迦様の周りは、周辺にあるツツジや桜の花で飾り付け



　毎年、今日の日を楽しみにしていらっしゃる方々もおられるため、沢山の甘茶を沸かしてお待ちします。
　
　私が幼い頃も、お檀家さま、近所の方々（特に子どもさんが沢山）が、それぞれに甘茶を入れる容器を持ってお見えになられたのを覚えています。幼いころの私にとって、甘茶は不思議な味の飲み物で、どちらかと言うと「お薬だと思って」頂いていたように思います。

　法要の後、お参りされたみなさんで、甘茶、おはぎ、筍などをいただいて楽しいひと時を過ごしました。「懐かしい味ね」「あの頃は唯一の甘い飲み物だった」など、それぞれの思い出が浮かんでいるようでした。今日、おばあちゃんと一緒にお参りされた小さな子どもさんたちも、いつか大人になった時に同じように思われる日が来るのでしょうね。　

甘茶と薄ピンク色のおはぎ（写真は白く見えますが・・）



　

おめでとうございます。

４月８日はお釈迦様の誕生日、降誕会（ごうたんえ）。それに先立ち、地元の保育園児、先生方がお参りして下さいました。

境内周辺の桜や花々が咲いてから初めての雨になりましたが、子どもたちが乗った車が到着すると、元気な声が響いて、何だか空気が明るくなったみたいです。



お参りされたのは、新年長さんたち。本堂に入るととても緊張した面持ちと、本堂内に興味津々の様子。和尚さんのお話、読経、５分間の坐禅（園児さんは正座で）、紙芝居と長い時間を頑張って過ごされました。





一人ひとり、甘露に見立てた甘茶をお釈迦さまにかけてお祝いしました。
時々ひしゃくがお釈迦さまに「カコッ」と当たる音が何とも微笑ましく・・



最後に甘茶をいただきました。

４月４日 みどりの葉と桜

　桜が咲く季節に、こんなにも晴天の日が続くなんて本当に珍しいですね。
今朝の桜は、薄緑の葉、濃いピンクの蕾、薄いピンクの花びらが一緒になって、またかわいらしい様子です。本堂から納骨堂の方を見上げると、ツツジが随分と花開いてきました。

３月３１日頃のツツジ


今朝のツツジ




今朝の枝垂れ桜