暑さ寒さも彼岸まで

暑さ寒さも彼岸まで、とは言いますが…


27日の朝、玄関先の石臼を見ると、また氷が張っています。
これを書いている28日も、びっくりするくらい寒くなりました。
今日は、師匠と二人で別府にあるお寺の法要に行きましたが、
あちらでは、朝のうち雪が舞っていたようです。
別府から戻る途中、三重町の道路にあった外気温度の表示は６度！
冬ものとはいえ作務衣だけでは寒くて寒くて、
鼻水が…

桜の季節に寒くなることを「花冷え」といいますが、
まさに「鼻冷え」。
本当にもうすぐ４月なのでしょうか？？？

実は特別なたね

この白い粒は「シロイヌナズナ」の種です。


なぜこのようなケースに入っているのかと言いますと…、
昨年、あるところから届いたからなのです。

実はこれ、
ベネッセコーポレーション「宇宙の種大実験」に応募したところ、
幸運にも当ったので送られてきたものなのです。

この種、ただものではありません。
2008年11月14日に、スペースシャトルでISS国際宇宙ステーションに運ばれ、
2009年7月31日、あの若田さんが地球に持って帰ってきた種がセットになっているのです！

上の写真は、地球から出たことのない普通の種ですが、
ケースをひっくり返すと、日本の実験棟「きぼう」に約８か月保管されていた種が。
小さくJAXAのロゴも入っています。素敵♪


航空・宇宙分野が大好きな父親としては、
子供たちにしっかりと観察させたい。
同じ環境で育て比べて、どのような違いがでるのかも、興味があります。

しかーし。

この種が９月末に送られてきてから、すでに半年が過ぎようとしております。
JAXAやNASAの皆さん、我が家ではいまだにミッションがスタートしません…。
まあ、「きぼう」でも８か月ほったらかされていたんだし、
我が家でも同様に保管していると考えれば、
これでも実験中ということには…なりませんかね？？

はつもの♪

昨年の春は、筍をとても多く収穫できました。いわゆるアタリ年でした。
ですから今年はウラ年で、あまり沢山はできないのかなあと思いましたが、
どうしてどうして。少なくとも我が家で頂く分には問題ありません(笑)。
今日の夕食に、初物としてお目見えしました♪


どちらも母の作です。とても美味しく頂きました。
季節にあわせて、その時に手に入るものを、過不足なく頂けるというのは幸せなことです。
いつでも手に入る、沢山手に入る、ということだけが、「幸せ」ではないんだなあ思います。

お邪魔しました

庭に、薪にするための木を積んでありましたが、
堅くて、なかなか斧では割れず、そのままにしていました。
先日、チェーンソーをものすごく上手に使う親戚が、
その技を駆使して薪のサイズに割っていただきましたが、
その時割った木の中から、小さなクワガタが出てきました♪

冬眠中だったのか、寝ぼけたような鈍い動き。

子供たちは、早速ムシカゴを用意して、ストーブの近くへ。


眠っていたところを、いきなり脅かしてごめんなさいね。
ゆっくり寝てください。
もう少し暖かくなって目が覚めたら、「クワちゃん(二代目)」の名前が付いてると思いますよ(笑)。

雨模様

連休明けから雨が続いていますね…。
裏の分校跡にある４本のソメイヨシノも寂しそうです。
3/10付の書き込み「雪の朝」の時と同じ場所から撮りました。


本堂の横のソメイヨシノ。こちらの桜もせっかく咲いたのに、この雨が続けば散ってしまうかなあ…。
今のところはこんな様子です。


今年こそ、と思っていたしだれ桜。
しかし、花芽が少ないみたいで、あまり期待できないかもしれません…。
一説によると、ヒヨドリが芽を食べに来ているとか。
鳥を相手に「食べるな！！」とは言えませんし、
桜は桜なりに鳥さんたちに食べ物を与えているのだと考えれば、
これはこれで仕方がないことかもしれません。
人間の都合で「毎年綺麗に咲きなさい」とは、土台無理なことです。
あるがまま、その年に咲いてくれたほどに楽しませてもらうのが、
ちょうどよい姿勢なのかもしれません。
それでも、下のほうの枝は、ちらほらと咲き始めていました♪


「雨後の筍」の言葉通り、雨が続くのであれば、こちらは期待できます♪
さっき「あるがままが良い」と言ったばかりですが、
しかし掘りたての筍の味は魅力的ですからねえ。
実際、掘るのは大変な作業なのですが(笑)。