地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

桜の季節は、ちょっとしたアクシデントもあるもので…。

2012-03-27 19:58:30 | 周囲の自然
24日の、宮崎市の開花宣言を受けて…
というわけではありませんが、ようやく桜が見ごろを迎えました。

下の写真は分校跡地のソメイヨシノ。
今日は、子供連れで、数組のご家族が花見にこられていました。
天気も良かったし、楽しんでいただけましたかね~。


本堂から五ヶ瀬川をみたところです。これから週末にかけてが見頃ですかね。


夕方に写真を撮りました。
五ヶ瀬川の川面がキラキラと、桜の枝の間から見えます。
とても綺麗です。








今月末から来月にかけて、いい感じに咲いてくれるのではないでしょうか。
どうぞ、お花見にお越しください。



…と、ここまでで終わるつもりだったのですが、
庫裡のほうから「おとーさーん」と呼ぶ娘の声が…。
なんでしょう?

行ってみると、小鳥が窓に当たって飛べなくなっていたとのこと。
父が保護していました。


娘の手にも乗ります。
怪我はなさそうですが、脳震盪でもおこしているのかな?
まったく逃げようとしません。
頭のまわりで、ヒヨコがピヨピヨと回っている状態ですな。


しばらく娘の手に乗っていたのですが、ようやく我に返ったらしく、
逃げ出して近くの桃の木にとまりました。
写真を撮ろうと近づきますが…逃げないでね♪


やっぱり人の手よりも、木の枝に止まっている姿が似合いますね。
分校の校庭では、息子がサッカーの自主練習中(笑)。


ちょっと目を放した間に、いつのまにか居なくなっていました。
どこにも怪我が無くて、無事に飛べたのならいいなあ。

ところで、あの鳥はなんていう鳥だったんだろう?
私はシジュウカラかなと思いましたが、父は違うんじゃないかと言ってます。
ジョウビタキ…か? うーむ…。

詳しい人、いらっしゃいましたら教えて下さい♪

---------------------------------------------------
後日、鳥の名前を教えて頂きました。
「ヤマガラ」だそうです。

玉ねぎを頂きました。

2012-03-25 20:12:25 | 日常のヒトコマ
当山のお檀家さんは、土地柄、ほとんどが農業を営んでおります。
昨日、とあるお檀家さんから、「玉ネギいる?」と言われましたので、
「いる♪」と返事。
すると、「まだ畑に植わったままだから、いるだけ取って行きなさい。」とのこと。
早速、子供と一緒に収穫させていただきました。


畑に行ってびっくり!これ全部玉ネギです。

「うんとこしょ、どっこいしょ。」
絵本「おおきなかぶ」状態の息子(笑)。





取った玉ネギの根っこと葉は切り落としますが、この葉の部分も美味しいですよね~。
いっしょに頂いて帰ります。


あっという間に3箱分位になりました。
お店で買ったら幾らになるやら…。ありがたいです。
畑の収穫も体験できて、子供たちにもいい経験になりました。


畑の一部にホウレンソウもありました。
聞くと、こちらも頂けるとのことで、少し収穫させて頂きました。


玉ネギは、形が悪かったりして、残念ながら出荷できなくなったものだそうです。
たしかに、2つに分かれてしまったものなどがありましたが、味はなんにも変りません。
早速その日のうちに夕飯で頂きましたが、
玉ネギもホウレンソウも、どちらもとても美味しかったです。

それまで手間暇かけて育てた野菜を、市場に出せないというのは、さぞかし悔しいでしょう。
まして、味が悪いわけではないのにねえ。
私たち消費者は、あまりにも見かけや形にこだわりすぎなのではないでしょうか。

なにか、残りの玉ネギを有効活用できる方法はないかなあ…。

開花宣言!

2012-03-24 21:16:47 | 周囲の自然
本日、宮崎市では桜の開花宣言が出されました。
さて、当山の桜は…

寒緋桜はごらんのとおり満開です♪










一番人気のしだれ桜は… まだまだ先。蕾は多そうですから、期待が膨らみます♪


ソメイヨシノは…ちらほら咲いていますが、多くの蕾はこんな感じ。


そうそう、裏の桃も咲きました♪




スイセンも満開!



あ、アジサイも新芽が出てる。


全体に、去年よりも遅いですね。
今月末頃から、何件かお花見のオファーが入り始めています。
春到来ですな。

春彼岸会

2012-03-24 20:30:03 | お寺の行事
3月20日(火)はお彼岸の中日でした。
この日、当山では「春季彼岸会法要」を厳修いたしました。


沢山の檀信徒の方々がお参りして下さいました。ありがとうございます。


法要では、地福寺檀信徒各家の家門繁栄、子孫長久、災障消除をお祈りし、
あわせて、各家のご先祖さまのご供養をさせて頂きました。


お彼岸とは、川の向こう岸を意味します。
反対に、川のこちら側は此岸(しがん)といいます。
私たちが住む此岸は、苦しみや悲しみに囲まれた世界です。
向こう岸・彼岸を見ると、そのような苦しみがなにもない、お釈迦様の世界です。
なんとも平和で、穏やかな世界なのでしょう。
今、私たちが住むこの苦しい世界を、あたかも彼岸のようにしていくために、決意を新たにする日。
これがお彼岸です。

そのためには、他を思いやる気持ちが大事です。
これを「利他行(りたぎょう)」といいます。

私たちは、ややもすると、他人の利益になるような行いをすると、
自分の利益が減ってしまう、と考えます。

しかし実際にはそのようなことはありません。
例えば車を運転していて、右折待ちの対向車に「お先にどうぞ」と道を譲れば、
おのずと譲った自分の心にも余裕が生まれる実感がわきますよね。
逆に、「自分は急いでいるから」と強引に割り込んだりすると、
その時に危険なだけではなく、その後の運転も何だかギクシャクします。
自分にとって、彼岸の世界に近いのはどちらでしょうか?

お彼岸の中日になるこの日、太陽は真東から登り、真西に沈みます。
この日を境に、夜に比べてだんだんと昼間が長くなっていくわけですが、
お彼岸は、ちょうど昼と夜の長さが同じ、バランスが良い季節なわけです。

何をするにしても、ちょうどよい塩梅のこの時期に、自分の生活を見直し、
どのような心持ちで生きることが、自分と周りの人の幸せにつながるのか、
じっくりと考えてみましょう。


おまけ

お参りされる皆さんが、お線香を焚きますので、必然的にこうなります。

今年は特に多かったのでしょうか…。写真を撮っても、線香の煙で向こうがかすんで見えます(笑)。
本堂の換気扇も回すんですけどね。
立ち上るお香の香りも、お供えのうちだとは分かっていますが、
参拝される皆さんも涙目になっていました(笑)。


けほけほ。

テントが!

2012-03-19 20:10:22 | 日常のヒトコマ
永代納骨堂の春彼岸供養を行った18日は雨模様だったので、
納骨堂の入口に小さなテント(タープ)を張りました。
雨が止んでから片付けようと思い、その日はそのままにしていました。

そして翌朝、片付けようと納骨堂を見ると…

あれ、テントがない。

誰か片付けてくれたのかな?
と、思いながら行ってみると…


あちゃー!風で飛んでます。



納骨堂の大きさにちょうど合う、使い勝手がよいテントだったのですが、
足がへし折れてしまいました。残念ながら修理不可能です。

まあ、どこにも傷をつけずに、よそへ迷惑をかけずに済んでよかった。
人に当たったり、近くの道路を走行中の車にでも飛んで行ったら、
それこそ大変なことになってましたよね。

…という風に考えましょう。

でもでも、
あーあ。子供の運動会でも使えたのに…。
価格ドットコムで安いのを探すかぁ。とほほ。(←ホンネ)