地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

スキー教室

2017-01-29 11:28:50 | 日常のヒトコマ
南国宮崎、と言われ、「日本のひなた」をキャッチフレーズにするわが郷土宮崎県ですが、
日本最南端のスキー場、という場所もあります。

1月28日(土)、小学校のPTA主催による「スキー教室」に息子と参加し、
「五ヶ瀬ハイランドスキー場」に行ってきました。
息子は生まれて初めてのスキー。
副住職は、もう20数年ぶりになりますかなあ…。(遠い目)

朝6時に学校を出発し、五ヶ瀬町内まで移動。
途中でマイクロバスに乗り換えて、山頂のスキー場へ向かいます。
ひやー、道が凍ってる。転ばないようにね~。



参加者の中には、スキー用具を自前でおもちのかたもいらっしゃいましたが、
副住職も息子も、上から下まで全部レンタルします。


ウエアとブーツを着込んで、いざ山頂へ。板やストックは上で受け取ります。


登ってみたら、この景色です!
すごい晴天。青と白の世界でした。「すごおぉぉぉい!」


初心者の皆さんは、まずは講習を受けましょう。4番のゼッケンが息子です。


板のつけ方から、とまり方、転び方などなど…。


しかしこの日は暑い!こうして講習を受けている間に、汗が噴き出してきます。


ずしゃあっ!
隣で友達が転んでもなかなか助けに行けません。自分もフラフラなのです。


それでも何とかゲレンデデビュー。
滑っている姿はさすがにカメラに収めることができませんでしたが、
初めてながら、なんとかかんとか上級者コースを滑りきるようになった息子。
子どもは上達が早いですね。

副住職も、滑っているのか、転がって落ちて行っているのかわからないくらい雪まみれになりつつ、
上級者コースを二回ほど…。
転んでも雪の上なら痛くないし、まあ、これが雪あそびの醍醐味だな、とかなんとか強がりを言いつつ、
久しぶりのスキーを堪能しました。

雪を知らない息子にとっても、印象的な一日になったようです。
「来年も参加したい!」と言っておりました。

怪我もせず、他の人にご迷惑をかけることもなくてよかった、よかった。


ひょいひょいと滑っていく息子を追いかけて、途中で見失い、
雪まみれ・片方の板も外れながら上級者コースを降りてきた副住職。
そこから山頂へ戻るリフトで、知らない方と相乗りになりました。
ヘルメットにゴーグル、鼻まであげたネックウォーマーと、お顔が全く分からなかったのですが、
話してびっくり、83歳!の男性。熊本の自宅から1時間くらいで来れるので、五ヶ瀬に来たのは今期13回目です、とのこと。
「40歳の時に子供を連れてスキーしたのが最初で、それからハマってしまいました。
北海道とかにも行きましたねえ、ハハハ。」
ちょうど今の僕のような状況から始められたのか…。
リフトに座っている短い時間でしたが、とても充実した人生を歩まれていることがとても伝わってきました。

なにか趣味があって、それを40年以上続けるというのは、うらやましいですねえ。
見習いたいものです。


最後に、そのかたが滑って行ってしまった後の、上級者コースの一番高い場所からの景色です。
阿蘇山がとてもハッキリ見えました。

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