みなさんこんにちは、平野です。
これまで国際子ども権利センターの支援する団体の一つであるHCCの活動を主にご報告してきましたが、今回はAFESIP (ACTING FOR WOMEN IN DISTRESSING SITUATIONS= 困難な状況に置かれた女性のための活動)の活動の中で権利センターが支援している保育サービスについてご報告します。第一回は、保育サービスの概要についてです。
AFESIPウェブサイト↓
http://www.afesip.org/
【支援にいたった経緯】
予防活動により力を入れているHCC対し、AFESIPは被害者の救出と保護により重きを置いている団体です。様々な形の性的搾取の被害に遭った少女・女性たちを一時的に保護し、職業訓練や心理ケアによって、彼女たちを社会生活へと再び返すことを目標としています。
職業訓練には洋裁・調理・美容の3つのコースがあります。少女・女性はここから好きなコースを選択するわけですが、彼女たちの中には、幼い子どもがおり、その世話をしなくてはいけないため、職業訓練を受けることができない人たちもいます。そんな彼女たちが安心して職業訓練を受けられるように、保育サービスを始めたいと考えたAFESIPが、国際子ども権利センターに支援を求めてきて、開始されたのがこの保育サービスです。
【保育サービスの内容】
AFESIPの運営するシェルターの一つである「トムディーセンター」の中の1室を託児所として使用、粉ミルクやオムツ、オモチャなどの必需品を揃えたその託児所、保育スタッフが一人常駐します。勤務時間は7:30-12:00、2:00-5:00で、土日は休みという、カンボジアの標準的勤務体系です。子どもたちは朝・晩はお母さんと、そして昼は保育スタッフとごはんを食べます。5:00以降はお母さんと一緒です。
現在のところは、2人の子どもが入っています。同じお母さんの子どもです。他にもこのサービスを受ける事を希望しているお母さんが2名ほどおり、もうすぐこの「トムディーセンター」に来ることになっています。この保育サービスが成功裏に進み、子どもたちが健康で健やかに暮らすことができれば、これまで子育てのために職業訓練を受けられなかったお母さんたちが安心して職業訓練に打ち込めます。
先日の「最貧困層支援」の話とも関連してきますが、「最も支援を必要としていながら、それゆえに最もそれを受けることが難しい」という人たちにアプローチしているという意味でも、意義深い活動です。
これから数回にわたり、このサービスを受けている母子や、保育スタッフの紹介を交え、報告させていただきます。
※写真は託児所の壁です。まだ書きかけですが、うさぎとおばあさんの物語が書かれているようです。
これまで国際子ども権利センターの支援する団体の一つであるHCCの活動を主にご報告してきましたが、今回はAFESIP (ACTING FOR WOMEN IN DISTRESSING SITUATIONS= 困難な状況に置かれた女性のための活動)の活動の中で権利センターが支援している保育サービスについてご報告します。第一回は、保育サービスの概要についてです。
AFESIPウェブサイト↓
http://www.afesip.org/
【支援にいたった経緯】
予防活動により力を入れているHCC対し、AFESIPは被害者の救出と保護により重きを置いている団体です。様々な形の性的搾取の被害に遭った少女・女性たちを一時的に保護し、職業訓練や心理ケアによって、彼女たちを社会生活へと再び返すことを目標としています。
職業訓練には洋裁・調理・美容の3つのコースがあります。少女・女性はここから好きなコースを選択するわけですが、彼女たちの中には、幼い子どもがおり、その世話をしなくてはいけないため、職業訓練を受けることができない人たちもいます。そんな彼女たちが安心して職業訓練を受けられるように、保育サービスを始めたいと考えたAFESIPが、国際子ども権利センターに支援を求めてきて、開始されたのがこの保育サービスです。
【保育サービスの内容】
AFESIPの運営するシェルターの一つである「トムディーセンター」の中の1室を託児所として使用、粉ミルクやオムツ、オモチャなどの必需品を揃えたその託児所、保育スタッフが一人常駐します。勤務時間は7:30-12:00、2:00-5:00で、土日は休みという、カンボジアの標準的勤務体系です。子どもたちは朝・晩はお母さんと、そして昼は保育スタッフとごはんを食べます。5:00以降はお母さんと一緒です。
現在のところは、2人の子どもが入っています。同じお母さんの子どもです。他にもこのサービスを受ける事を希望しているお母さんが2名ほどおり、もうすぐこの「トムディーセンター」に来ることになっています。この保育サービスが成功裏に進み、子どもたちが健康で健やかに暮らすことができれば、これまで子育てのために職業訓練を受けられなかったお母さんたちが安心して職業訓練に打ち込めます。
先日の「最貧困層支援」の話とも関連してきますが、「最も支援を必要としていながら、それゆえに最もそれを受けることが難しい」という人たちにアプローチしているという意味でも、意義深い活動です。
これから数回にわたり、このサービスを受けている母子や、保育スタッフの紹介を交え、報告させていただきます。
※写真は託児所の壁です。まだ書きかけですが、うさぎとおばあさんの物語が書かれているようです。
時々拝見させていただいていました。
私のブログでリンクさせていただきました。
これからも最前線でのお仕事がんばってください