カンボジアだより シーライツ

国際子ども権利センターのカンボジアプロジェクト・スタッフによるカンボジアの子どもとプロジェクトについてのお便り

オークン チュラン!(離任のご挨拶)

2009年05月01日 13時02分05秒 | Weblog
こんにちは。宇野です。2008年の8月にシーライツカンボジア事務所に赴任してから8か月が経ち、2009年3月をもって、契約満了のため離任致しました。日本に戻った今、出会ったカンボジア人の沢山の笑顔が思い出され、懐かしく感じられます。カンボジアは貧しいけれど、人とのつながりの濃い国心の豊かな国だと日本に戻った今感じます。

日本に帰国して、感動したことリストをここにあげます。
① 物と人の数
② 電車の中で携帯を使っている人の多さ
③ 整備されている道路(舗装されていて車線も書かれていて信号、横断歩道がどこにでもある)と車線に沿って走っている車
④ 夜でも明るいこと
⑤ コンビニの多さ
⑥ エスカレーター
⑦ 桜の花と日本食

これまで、カンボジア便りの更新を担当させて頂き、約30回更新いたしました。その中で、どれだけの情報量を皆様に提供出来たかは分かりませんが、これまで停滞気味であったカンボジア便りの活性化を図りたいるべく、また、皆様からの支援金に支えられて運営されているカンボジア事務所に駐在員がいて仕事をしているということだけでも伝えたいわれば、と思い、全力を尽くして参りました。カンボジア便りを担当させて頂いて思った以上に大変だったことは、伝えたいと思う事を文字にする作業でした。普段の生活の中で、カンボジア便りを通してお伝えしたいことは多々ありましたが、文字にし、記事を書く作業に思っていた以上に時間と労力を使ったように思います。それだけ自分の言葉の足りなさを実感したと同時に言葉の勉強になりました。これから出来るだけ多くの本を読み、日本語力を高めていきたいと思います。また、読み手の立場になって記事を書くということも思っていた以上に大変な作業でした。毎回記事を書く際に、誰が読んでも分かるもの(シーライツやシーライツの活動をそれまで知らなかった人でも読んで分かるもの)を心がけていました。でも、一度記事を書きあげ、何度も読み直せば読み直すほど、「誰が読んでも分かる」記事からずれて行ってしまうことも多々ありました。そんな時には、毎回記事に関する多くのコメントを下さった甲斐田代表、丹羽様、中川様には本当に支えられていました。ありがとうございました。

今後は2月に新しく赴任しました筒井がカンボジアだよりを通して皆様へ、情報発信をさせて頂く予定です。今後ともシーライツを宜しくお願い致します。

最後になりましたが、この8ヶ月間、シーライツ代表理事の甲斐田万智子さんを始めシーライツスタッフやシーライツパートナー団体スタッフ、その他団体のスタッフの皆様、また、シーライツボランティア、会員の皆様、そして家族や友達、本当に多くの方々に支えられながらシーライツの一員としてお仕事させて頂きました事、また、カンボジアだよりを担当させて頂きましたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

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