讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

レコードプレーヤーのVMカートリッジ「AT10G」の替針は手に入るのか(ATN10G)オーディオテクニカ

2021-09-04 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 こないだ、古いパイオニア製DD(Direct Drive)プレーヤーPL-1150の修理記事を書いたが、実際にレコードに針を落としてみたら、「なんじゃこりゃ」という音がした。カートリッジは、オーディオテクニカのVM型で型番はAT10Gである。このPL-1150を購入したのは、もう40年以上にもなるだろうか。オリジナルのカートリッジは引っ越しを繰り返すうちに行方不明となり、現在あるのは別途秋葉原で購入したAT10Gと、その後に買ったAT13Dの2つのみである。多分、AT13Dの方が上位機種だった。

 AT13Dの針は、はるか昔一度交換した覚えはあるが、多分AT10Gの方は買った当初の針が付いている気がする。なんじゃこりゃという音は、針が劣化しているためと思われる。目視したら、酸化しているというか錆というか、とにかく見た目が良くない。

 アマゾンで替針を検索したら、AT10Gの針はヒットしたがAT13Dの方は影も形もない。しかたないので、AT10Gを復活させることにした。店によって価格は異なるのだが、評価も良く価格も安い某店に注文した。送料込み 2,600円程度なので、比較的リーズナブルである。というか、40年以上昔のカートリッジの替針を供給してくれるメーカーに感謝である。

 AT10Gの替針の型番は、ATN-10Gである。オーディオテクニカ純正品で、信頼のMade in JAPANである。


 貴重なATN-10Gです。


 早速、交換しましょう。緑の部分を持って引き上げると、簡単に外れます。針は精密品なので、注意して作業しましょう。


 レコードプレーヤー、完全復活。おぉ、昔の音が戻りました。


 一時はレコードプレーヤーの買い替えも検討しましたが、プレーヤー本体及びカートリッジが完全復活したので、まだまだ頑張ってもらいましょう。
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2 コメント

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オーディオ機器 (ブログ主)
2021-09-04 22:55:52
 昔は、名だたる音響メーカーが、素晴らしい機器を提供していましたが、今はメーカーが生き残ることさえ困難な時代になりました。誠に、寂しい限りです。

 高価なオーディオ機器を、バイト代を貯めて買った人も多いでしょう。しかし、だんだんとコンパクト・安価な機器が主流となり、今やスマホ1つで何でもできる時代になりました。

 当然、高価なオーディオ機器は売れるわけはなく、一部のマニアのための特別な装置になってしまった感があります。

 メーカーも、音作りに力を注いでおり、おっしゃるような画期的な回路も開発されたのでしょうね。自分は、そこまでのマニアではないので、お金をつぎ込むことはありませんでした。

 そういえば、IC+FETとか自慢げにフロントパネルに書いていた機器がありましたね。懐かしいです。

 自作のアンプは楽しいものです。いくつか作りましたが、もう残っていません。(もちろん大したものではありませんが)今は、メーカー品のキットと、中華製格安アンプで音を楽しんでます。
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アナログ機器は素晴らしい! (かいちょうだべさ)
2021-09-04 20:57:47
このようなレコード針が入手できることが驚きです。
現在はどこで作っているか分からないものが「XX社のZZZ番互換」とか書いて売っているのは見た事がありますけど。

今はレコードプレーヤ持っていないしアナログレコードも札幌に来る時に処分してしまいました。その時点でも殆ど聞いていなかったんですが。

私が持っていたプレーヤで印象深いのは型番は忘れましたが1976年頃に買ってもらったAurex(東芝)の高級品でした。
筐体が白地に黒のマーブル模様の「石」で出来ていたんです。

高級品とは言っても確か当時の価格で10万円はしませんでした。
父が東芝の社員だったので「社販」で安く買えたと思います。

もちろんDDで、高級感溢れるデザインは当時でも歴史に残る名機だったことでしょう。

幸い札幌に来る直前までストロボやサーボなどにもトラブルはありませんでした。
アンプは自作で、特に1980年頃から無線と実験に長いこと(今でも)連載されている「金田式」アンプにのめり込み、バイト代をつぎ込んで作りました。

金田式をご存知ですか?
恐らく日本、いや世界で初めてすべてのアンプをDCアンプとして過渡応答を改善して音質を飛躍的に向上させた張本人です。当時秋田大学教授でした。
(過渡応答を向上させるとパルス的信号に対して忠実に応答出来るようになります。音楽は正弦波ではなくて立上りの早いパルスであるという考えからです。)

それまでは各メーカや自作派も「たっぷりNFBをかけて高調波歪を低減させると音が良くなる」というスタンスでしたが、金田式は「単純な回路に超強力な電源を搭載し、NFBはほどほどにして過渡応答を最優先させる」に徹したんですね。

電源は例えば彼の最高傑作の180Wx2のパワーアンプなんてタムラに特注トロイダルトランスを作らせて容量は1000VA超と一般家庭でブレーカが飛ぶのでは?という超大容量でした。でもタムラもこれを市販化したんです。

彼の過渡応答理論を最初に導入したと私が勝手に思っているメーカはONKYOでした。
この会社のインテグラシリーズは当時のサンスイ含めて一歩抜きんでた音質だったんです。

ONKYOも「過渡応答重視」と宣伝していました。私は今でも当時のONKYOのアンプの音質はサンスイをしのいでいたと思います。

その次に真似たのがサンスイでした。ダイヤモンド差動回路という独自の回路を生み出して驚く程の過渡応答で実に素晴らしい音だったんです。

でもサンスイのこの回路は後に開発者も記事で書いていましたが大きな欠点があって、それは「回路が壊れるまで電流が流れ続け電流飽和が存在しない。」というものでした。

良い言い方をすれば「非常に強力なドライブ能力」だったんですが、この能力故の故障が多かったそうです。

あの時代はアンプ、レコードプレーヤ、カセット、オープンリールなど全てがドキドキ感のある製品ばかりでしたね。

それに比べて今のAV機器は便利で小型だけどドキドキ感がありません。
普通の家電になってしまいました。

DVD,Blu-rayなんて文字がパネルにゴールドのプレートで入っていても私的には「S-VHS」とか「ED-Bata」とかの文字の方がドキドキワクワクします。

あと「All Transistor」や「Solid State」、「IC+FET」なんていうのも心に染みます。

そのうち低出力のステレオアンプを作ろうと思っていますが、その際はパネルに「Solid State All Transistor Hi-Fi」の文字を入れるつもりです。

かなり脱線しましたが、興味趣味の分野だとノンストップになりそうなのです。ご容赦下さいませ。
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