讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

レーザーディスク「DVL-919」パイオニア(株)

2023-01-08 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 こないだ、ネットニュースを見ていたら「レーザーディスク」(以後LD)の記事があった。筆者は、手持ちのLDを久しぶりに動かそうとしたら、一度は動きそうになったが止まってしまい、その後はうんともすんとも言わなくなって、結局諦めたという話です。実は、我が家にもLDがあるのである。

 パイオニアのLD、DVL919です。DVDにも対応しているので上位機種だと思う。DVDに対応しているということは、LDからDVDへの移行期間の機種と思われます。


 古い機種なので、あまり活躍する機会はありません。年に一度くらい、動作確認の意味も込めて、LDを再生する程度です。メーカーは、すでに保守を打ち切っているので、壊れたらどうにもなりません。

 電源スイッチオン⇒トレイオープンで、動作しました。


 さて、LDを再生してみましょう。


 LPレコードみたいな大きな円盤を高速で回転させるので、ぶおーんという音共にLD本体が少し振動するほどです。古いCDやDVDプレーヤーは、経年劣化でベルトが切れる故障が多いのですが、無事に回転しました。


 LDを知らない人のために
①画質は昔のアナログTVなみで、決していいとはいえないが、当時のTVで見るとそれほど気にならない。また、VHSビデオよりは多少いいかなという感じです。テープだと伸びるというデメリットがありますが、LDはその心配はありません。
②価格が高い。映画1本収録で、だいたい1万円前後です。
③収録時間は、最大2時間。2時間以内だと、LD1枚に収録できますが、それを超えると2枚組になり、さらに価格アップ。
④LDは、レコードのようにA面・B面と両面構造になっているので、ひっくり返さないといけない。LDの上位機種だと、自動でA面⇒B面へ移行できる。DVL-919は、自動で移行できます。

 とにかくLDは高価なので、おいそれとは買えなかったのですが、給料が入ったりすると、お気に入りの映画を1本買うかという感じで購入しました。映画館に行った方が、はるかに安いのですが、手元に置けばいつでも何度でも見られるという、所有欲を刺激したのだと思います。

 パイオニアが、めっちゃ力を入れたLDですが、DVDの出現とともに衰退していくのは必然でした。DVDは、価格が安く、盤が小さい、録画時間が長い、画質が良い、音質が良く5.1CHにも対応可、さらに副音声の切り替えかできる、特典映像がメニューによって選択できる、希望のシーン付近にジャンプできる、といった数々の機能があるので、とても太刀打ちができません。

 だんだんとLD本体も経年劣化で稼働できなくなり、修理も不可になれば、高価だったLD(ソフトもハードも)もハードオフなどに、格安で流れ始めます。LDソフトは、あまり買いあさっても自分のLDがご臨終になれば再生はできなくなるので、特に欲しいものだけ少量を買い足して、ライブラリーに加えています。

  STAR TREK TNG を再生してみました。(ハードオフにて購入)A面は問題なく再生しましたが、B面に移った直後くらいに、レコードの針飛びのような状況になり、再生が無限ループに入るところが数か所ありました。早送りで飛ばしたところ、その後の問題は発生しませんでしたが、LD本体側の問題かLD盤の劣化化は不明です。

 あまり使わないのもLD本体が劣化するので、たまに使う程度で延命を図りたいと思います。
コメント (2)
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