with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

Super-Takmar meets α7III...

2019年01月10日 | インポート

​さて本日の休みは予定どおりα7IIIに「Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8」を付けて歩いてみました。

昼過ぎまでどんよりした厚い雲に遮られておひさまが拝めない状況、寒さを覚悟の散歩になるなあと思っていたら2時半をすぎる頃突然空が明るくなってきましたねえ。これ幸いと「Cobby行くぞ!」の掛け声とともに散歩に出発です。今日は朝の9時30分から孫娘の目の手術があって、1時間後くらいに無事終わったとの知らせが・・・そんなわけでここ最近ずっと休みには願掛けさせていただいていた二つの氷川神社へご報告とお礼に向かいました。

途中逆光のいい位置にニラの花があったのでさっそくSuper-Takumarでサークル・ゴーストのテストです。

DSC00196_nira_circle.jpg

α7IIIの第一印象でも書きましたがこういうシチュエーションでも露出さえしっかり整えておけば暗部もハイライトもしっかり記録されますし色味がしっかり出ているんですよねえ。先代のα7IIではこれほどピントピークにしっかりコントラストがつくことはなかったですね・・・あくまで現像処理後の画で比べてますが、これだけ太陽を真正面にしたときα7IIではフレアーがもっと強烈に画面を支配してしまっているような感じでしたね。ただしα7IIIのファインダー像ではゴーストは完全な円形に見えている状態でシャッターを切ったのですが、ご覧のように半円形になってしまっています・・・これは謎です・・・もしかしたらレンズ前に付けてるライカ型のフードのせいかもしれません。

まずは氷川神社の方へ向かいました、

DSC00200_hikawa temple.jpg

​かなり陽が傾いており光は強くとてもコントラストも強かったのです、そんな雰囲気はしっかり出てますね。

にゃんこも2匹おりました、いつもの女性から餌をもらって温かい日差しの下で日向ぼっこの真っ最中でした。Cobbyを見るやにわかにこの体勢です...

DSC00201_temple cat.jpg

​写真でも日の当たる肩あたりから毛が逆立っているのが分かりますよね(笑)。

DSC00204_temple cat.jpg

​この鋭い目つきをご覧ください、できれば穏やかなにゃんこたちを撮りたいのですが・・・Cobbyがそばにいるとなかなかそういう表情は撮れません^^。

しばらく餌を与えていた御婦人とお話をしていたんですが、この写真のにゃんことよく似た鼻筋の真っ白なにゃんこを最近見ないと言ったら...なんと昨年暮れに死んでしまったそうです、もうびっくり。

そのにゃんこはCobbyを見ると全身の毛を逆立てて威嚇をするのですが、とてもいい写真をたくさん取らせてくれたにゃんこなんですよねえ...

DSC00377_angry-cat.jpg
(2018/08/16 氷川神社境内にて:Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S)

雲居の瀧でもよく出会って池の中の細い柱の上からCobbyが威嚇を受けたこともありました^^、とても寂しいですね。お話を聞くとどこかで飼われていたようでとても人懐っこく、ここに来て3年くらい経つらしいのですが、私の一番のお気に入りのにゃんこでしたのでとても残念です・・・虹を渡ってしまったんですね、また生まれ変わってどこかで会おうね。

さて氷川神社でお礼参りをしたあとはこの間覚えた道を使って次の下鶴馬氷川神社へ向かいました。

DSC00211_shimoturuma temple.jpg

​こちらはとても静かで私達だけしかいません、同じようにお礼参りを済ませました。春先からオオタカが営巣する大きな木に「枝落下注意」の張り紙が・・・この木なんの木公園のマルバヤナギのように伐採されないことを祈るばかりです、まあオオタカのためにここ一帯の林を保護しているくらいだから大丈夫だと思いますが、富士見市は何をするかわからないですから、ほんと笑えませんよね。

帰りはいつもの来迎寺を回って公園経由のコースを行きます、途中Cobbyのお気に入りの場所で...

DSC00218_cobby.jpg

ボケてますが奥に湧き水のある紫陽花がたくさん植えられている路地です。ここを通る時いつもCobbyはリードを引っ張って立ち止まり、路地の奥をじっと見つめるんです。なにか気になるものがあるんでしょうかねえ、私にはわかりませんが・・・毎度のことでこちらのほうが気になってしまいます(笑)。

こちらは江川沿いの紫陽花、冬ならではの葉の質感で触るとパリパリと音がします...そんな質感が出てるかな?

DSC00219_ajisai.jpg

​年末年始とα7IIIを使ってきて先代と少し感触が違うのが明るさ、D700と同じで絞り優先で撮っていると少し明るめになるようで露出補正ダイアルを-0.3EVくらいにしていることが多いですね、ですから前以上にファインダー内のヒストグラムは注意してます。

そんなわけで絞り優先で撮っているとアブラナが白飛びしそうな状況だったので、マニュアル露出にて撮ってみたCobbyの背中^^。

DSC00224_cobby.jpg

光がうまく読めればどんな時もマニュアルでいけると思うのですが、まだまだ修行中です(笑)。

コンビニで一息ついたあとの最終コーナー、もう夕陽がほぼ目の高さ。生け垣の赤い葉でまたまたサークル・ゴーストの一枚を...

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さすがにこの状況ではオレンジ色になりすぎて葉っぱも暗くなってしまいかなり現像で手を入れてます・・・でもサークルの中心あたりの葉もしっかりとしたコントラストで破綻してないですね・・・ほんと前述したように先代に比べフレアーが少ないというか見られないです。

いかがだったでしょうか、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが・・・『色』ですね。今回いつものようにカメラ設定はほとんどISO100で絞り優先、そしてホワイトバランスは太陽光にしてます。現像していて先代と比べて単純に赤味が強いなあと感じますね、思い返せばこのレンズは黄色がフィルター付けているようなもので現像時普通に調整しやすいようにホワイトバランスを「オート」にしていたんですね。

α7IIIではホワイトバランスに3種類設定があり、「標準」「雰囲気を残す」そして「白を基準」ですからこのレンズの場合は「標準」か「白を基準」のどちらかにした方が後々楽になるかもです。ただしこのレンズの「味」を残すのであれば今回の設定で全然構わないと思います・・・オールドレンズですからね。

それこそ楽しいレンズ遊びですから・・・今回もそういう意味で絞りはf/4から開放しか使ってません。早いシャッタースピードになる時も多いので電子先幕シャターを切ったほうが良いのかと思ったりもします。一度切って撮影してみればよいだけなので次回試してみたいと思います・・・出てくる画に違いがあったりすると面白いですね。まあ今回明るさにムラがあるものは見つけられなかったので大丈夫だとは思いますが・・・特にサークル・ゴーストの場合が要チェックですね。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8




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