いま趣味として楽しんでいる写真・カメラ、このところ安く手に入るオールドレンズが少しずつ増えてきました。
リビングにある東洋リビングの防湿庫「ED-120CDB(容積116リットル)」で余裕で置いていたカメラ用品を少しずつ庫内から外しつつ増えていくレンズを収めていたのですが、とうとうカメラもレンズも取り出すのにとても窮屈な状態になってきました。
そこで自分の部屋に小さくても良いのでオールドレンズ専用の防湿庫を購入しようかと思ったのですが、その前になんとか工夫して安く済む手はないかいろいろ考えてみました。
ちょうど自分の部屋を片付け始めていたなかで目についたのがもう40年以上使っているライティングデスクでした。デスク上部の本棚の一角をレンズストックのスペースにしてみようということで不用品などを捨てたり整理・整頓して一つの区画を開けてみました。
空いたスペースに敷いてあるのは...
◯ 東洋リビング 防湿庫オプション 波形レンズホルダー L 4連 OP-AD-LH(L)4
今使っている防湿庫にあるものと同じものを取り寄せました、幅は余裕ありますが奥行きが少し狭かったので2cmくらい切ってサイズを合わせてあります。
そして次に防湿・防カビ剤ですよね。いままでも書籍少々・カメラ・オーディオ用品などが入っていたので(ジャンボ級)防湿剤を4つほど気休め程度に置いていたんですが、さすがにこの一角いっぱいにレンズがおかれますので各種防湿剤のこの容積でどの程度の効果かなどを見積もっていた時にふと見つけたのが...
◯ 【無電源で使える】除湿機 小型・・・「deema ミニ除湿機」というものです。
靴棚/カメラ/本棚 狭い場所に最適ということで適応面積が3畳ほどだという、まあ3千円ほどなので試してみる価値ありかなと使ってみました。除湿機能は大体2週間ほど維持できるというので、その通電のための10時間ほどが手間といえば手間ですね・・・さらに防湿庫ほど気密性は高くないので少し心配ですね。
最後はこれに温・湿度計をセットして完了です。
開始の内部の状態は24℃・54%というところでしたので一晩ガラス戸を締めて様子を見ました。
すると翌日湿度が50%までは行くのですがそれ以上は下がりませんでした。なのですぐに除湿・防カビ剤として「HAKUBA 防湿用品 ジャンボ カビ・ストッパー P-825」という以前からよく使っていた商品を併用してまたしても様子を監視です。
写真でわかるように湿度計は52%となってますが、防湿庫でも取り出しで大きな扉を開けているとすぐに庫内湿度は上昇しますからこれは仕方ないことですね。
さてこの状態で翌日この部屋の状況は48%まで下がりました。
ところが開封して間もないはずの「deema ミニ除湿機」の除湿サインが既にオレンジ色から茶色に変わっており、すぐさま通電を開始しました・・・購入当初は時々あることらしいです。まあこのセッティングでなんとか40%台半ばくらいを維持してくれれば御の字なんですがねえ...。
まあこちらに収納されるオールドレンズは現在とても回転が良い(使用頻度が高い)ですからそれほど心配はしていないとはいえ、しばらく様子を見て40%台がキープできなければまた他の方策を考えるなり、いよいよ小さめの防湿庫を購入することになるかな ^^;)。
安くてもペルチェ素子のものは寿命と安定性の問題があり、やはり梅雨を知り尽くした安心の国内製で東洋リビングの光触媒を使ったクリーンドライ方式などの方が長く使えて結果安くつくんですよねえ。今使っているED-120などはもう8年目を過ぎてますが、一年中安定した湿度を保ってくれてほとんど湿度調節ダイヤルも触ってないくらいですからねえ。
まあそれはその時考えるとして、チープ・リッチをモットーにしているオールドレンズのことですから保管の方もチープにできることの限りを尽くしてみようと思っています^^。
※ カメラ : Nikon Coolpix P7100