いつもの場所のもっとも美しい時間
今日は仕事の関係で若干早く帰宅できた。
帰り際近くの神社に寄る、とても素敵な雰囲気だ。
ここに住みだして二十数年なぜ今まで来たことがなかったのだろう・・・。
そんな素敵な境内をみていたらきれいな夕暮れの空が目に入ってきた。
家に着き急いでカメラを抱えいつもの土手に出てみる。
夕暮れ時の素敵な光が富士山のシルエットをきれいに描いていた。
5時過ぎ頃だろうか、たくさんの中学生が寒いなか楽しそうにおしゃべりしながら帰って行く。
公園の木を見上げると、
夕陽ではなく街路灯の光を受けていくつかの葉っぱがまるで赤い木の実のようだ。
葉をすべて落としてしまった木はさすがに寒そう・・・。
かなり低い位置に明るく星が見える、都心ではこうはいかないだろう。
すべての物が美しく映るこの時間、まさに素敵な“トワイライト”ゾーン。
わずかな時間だったが帰るころ空には素敵なグラデーションがみられた。
暮れていく空を映す川もまた味のある演出をしてくれていた・・・。
今の時期、暮れ時の散歩はお世辞にも気持ち良いという季節ではないが
この時期でなくてはこれだけの澄んだ空を拝むことはできない・・・、
物事というのはどこかでバランスが取れているいるんですね。