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また…かな?/「ガンダム商品届かない」ヤフー・楽天に苦情相次ぐ

2008-04-08 00:45:50 | ニュース
忘れた頃に・・・あるよねえ。











「ガンダム商品届かない」ヤフー・楽天に苦情相次ぐ(抜粋)
2008年4月7日

「機動戦士ガンダム」のプラモデルやフィギュア(人形)などを

ヤフーなどのポータル(玄関)サイト上で売っているネットショップ

「T.J GrosNet」について

「代金を支払ったのに商品が届かない」

といった苦情がヤフーや楽天に相次いで寄せられていることが分かった。


<ネットショップのシステム>
①利用者が購入したい商品をクリックして注文すると
②代金を振り込んだ後、商品が配送される


<ヤフー>
①苦情が寄せられ始めたのは今月1日
②6日夕までに計890件

③和歌山県海南市にあるネットショップの運営会社と連絡がとれないため
④2日から「休店中」として利用者が使えないようにした
※ 楽天も1日に同店を閉鎖

⑤「T.J GrosNet」は2004年から出店
⑥月間約1億円の売り上げがあり
⑦約1万6000店の中でも比較的規模が大きい
⑧07年上半期にはヤフーが「ベストストア趣味部門1位」に選んでいる











計画的に倒産するにしては

「2004年から出店」

というのは長すぎると思うけど

「ネットショップの運営会社と連絡がとれない」

っていう事情からすると

「またか」

という気もしてしまう。



3年以上も商売して

「ベストストア趣味部門1位」

に選ばれるようなショップだし

こういうところもマズイとなると

どこを信用すればいいのか

分からなくなる。



今回もヤフーは











「全額補償」するんだろうか?
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人を怒らせる方法/【1都4県 週刊知事】東京 石原慎太郎知事 「民間」をメッタ斬りに

2008-04-08 00:45:13 | ニュース
すばらしいキャラクターです。











【1都4県 週刊知事】東京 石原慎太郎知事 「民間」をメッタ斬りに(抜粋)
2008年4月6日

東京都の新入職員を迎える

「入都式」

が1日行われ

石原慎太郎知事が出席した約930人の若き役人たちに

エールを送った。


<新銀行東京への400億円の追加出資について>
「非常に苦労させられたが、いろいろ法律があって(都が)遠慮して民間の方に任せた結果こうなった」


<2016年の東京五輪招致について>
「(民間企業がアイデアを出したキャッチフレーズやポスターを)ばかばかしくて見てられない。私はもともと芸術家で、文章の専門家だから」


「民間、民間と信用しすぎて民間に任せるとダメだ。みなさんの感覚で判断していただきたい」


式辞は

13分間と昨年よりも長く


さらに
「都は非常にダイナミックな現場」
「人間の価値は個性、その個性を裏打ちするのは感性、情念だ。それを失わずに東京のため、日本のために努力してほしい」


“石原流”人間論で締めくくった。











おもしろいですね、あいかわらず。



「(都が)遠慮して民間の方に任せた結果こうなった」
「(民間企業がアイデアを出したキャッチフレーズやポスターを)ばかばかしくて見てられない。私はもともと芸術家で、文章の専門家だから」
「民間、民間と信用しすぎて民間に任せるとダメだ。」



最近の世の風潮は

「ヤクショを信用したからこうなった。ミンカンにやらせた方がいい」

というもののような気もしますが・・・。



「オレのせいじゃないよ」

はやっぱり

トレードマークになっちゃいましたね。



この前

「最終的な責任は私にあるんだけど・・・」

と一応、言ってたのにねえ。



その場限りの

「実のない言葉」

だったわけですね。



それにしても

最終責任者(社長)が

「俺は何も知らないんだ。任せたんだから。」

なんて言い放つ会社

入りたいと思います?



これを

「入都式」

でやっちゃうんだもんなあ。



「私はもともと芸術家で、文章の専門家だから」



吹き出しました。



自分のことを「芸術家」ってフツー言う?



芸術に深い造詣があるから

「身内の芸術家に都のカネをジャブジャブ貢いだ」

って話がしたかったのかな?



「芸術家」っていうより

筒井康隆さんが言うところの

「俗物」

のような気がするけど。



ところで

「最近、気になってるもの」

があります。



今さら人に聞けない怒らせ方講座
http://www.tv-tokyo.co.jp/angry/



DVDも出ていて

タワーレコードなんかでも売ってました。



探すと

yououbeなんかにも

アップされてるみたい。



内容は

タイトル通り

「碑文谷潤教授」って人が

"人を怒らせる方法"

を紹介するもの。



イシハラ君は

こんな講座受けなくても











リッパに人を怒らせるよね?
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確信犯/<フジテレビ>「霊視は荒唐無稽」 江原啓之さん出演番組、制作の誤り認める

2008-04-06 12:46:27 | ニュース
今更ねえ。











<フジテレビ>「霊視は荒唐無稽」 江原啓之さん出演番組、制作の誤り認める(抜粋)
2008年4月3日毎日jp

フジテレビは2日

昨年7月に放送した「FNS27時間テレビ」の中で

「スピリチュアルカウンセラー(霊能師)の江原啓之(ひろゆき)さんが女性の同意を得ずにカウンセリングした」ことについて

「一番の問題点は非科学的、荒唐無稽な霊視を番組の中核に置いたこと」と

番組制作の誤りを認める報告書を

ホームページで公表した。

番組のコーナー「ハッピー筋斗雲」では

江原さんが「女性の亡くなった父の声」とする言葉を基に女性を批判。


<フジ>
「(報告書で)霊視を全体として肯定的に扱っているとの批判は免れがたい。バラエティー番組だから許されるレベルの問題ではない」


<「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の放送倫理検証委員会>
今年1月
「『おもしろさ』『わかりやすさ』をよりどころとし、出演者の生活への影響を考えていない」











「(フジを)いさぎよい」

とする考え方もあるだろうけど

出演していた江原さんと対立した結果

「(今頃になって)ウソでした」

っていうのは

どーなんでしょうねえ?



「非科学的、荒唐無稽な霊視を番組の中核に置いたこと」



「中核に置いた」というか

それなしでは「番組が成り立たない」じゃん。



何度もいうけど

いまさら

「非科学的」

とか言うなよ。



そういうことなら

はじめから

番組の終わりに

「この番組の内容はフィクションです」

て入れとけ。



そういえば

スマスマの中のコントで

慎吾君が

「ミワさん」

のマネをするのがあったけど

最近見なくなった気がする。



まあ

分かってたことだけど











誰も「本当のこと」とは思ってなかったってことだよね。
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色付きの目で見ないで/経産省がカラーコンタクト法的規制へ トラブル増加で

2008-04-06 12:32:29 | ニュース
手軽に「外人」変身。











経産省がカラーコンタクト法的規制へ トラブル増加で(抜粋)
4月5日 産経新聞

「黒目が大きくなる」
「目がぱっちり」
「瞳をメイク」

などの文句で販売され

おしゃれ用品として若者に人気が高い

「カラーコンタクトレンズ(カラコン)」

による眼病が後を絶たないことを受け

経済産業省は5日

警告表示の義務化や安全性の確保などで法的規制を設ける方針を固めた。

所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」の調査委員会が近く公表する報告書では

「第三者的機関による審査など安全性担保の必要性が指摘される」見込みで

同省は具体的検討に入る。

視力矯正が目的でない
度がついていない

カラコンは

ほとんどが輸入品。

薬事法の規制が適用される医療機器でなく

インターネット通販や
ディスカウントストアで

気軽に購入できる。

数年前から

「目が炎症を起こした」
「傷がついた」

などのトラブルが多発したことを受け

昨年10月に

経産省
厚生労働省や
消費者
眼科医ら

による調査委員会が発足。

健康被害の把握とともに

安全性の確保策について検討していた。


<近く公表される報告書>
①カラコンが一時的使用ではなく、常用のケースが多く危険性が高いと
②安全性担保のため第3者的機関による製品データ確認などの必要性を指摘
③経産省は厚労省と協議のうえ
④使用方法やリスクについての表示義務付けや
⑤消費生活用製品安全法で厳しい技術基準が求められる「特別特定製品」の対象とすることも検討


<国民生活センターが平成17年に実施したテスト>
市販のカラコン10銘柄対象

○2銘柄 かゆみや軽い炎症など眼の粘膜への刺激が起こる可能性がある
○4銘柄 色素が溶け出す
○夜間視力や動体視力が低下し、乱視矯正が必要となるケースも


<日本眼科医会アンケート調査>
平成18年に全国213の眼科病院の協力で実施

○カラコンが原因の目の病気(24件)
→うち9件は失明につながる可能性のある「角膜浸潤・角膜潰瘍(かいよう)」


<NITE(製品事故情報とりまとめ)>
昨年度は30件の情報が寄せられた。

(埼玉県での重傷事故)
①昨年9月、カラコンを使用中に、違和感があって外したが
②右目が曇り、両目が開かなくなって角膜剥離で入院


<国民生活センター>
「現状では、カラコンは安全性が保証されていない。品質が不確かなものは安易に使用しないでほしい」











コンタクトといえば

手軽に利用できるとはいえ

「医薬品」

のような扱い。



だって

医者が常駐するんだからね、コンタクト屋さんて。



それと比べ

「インターネット通販やディスカウントストアで気軽に購入できる」

てのは安易すぎます。



「薬事法の規制が適用される医療機器」

ではないのが原因らしいけど

同じように

「目の中に入れるもの」

なのにねえ。



「現状では、カラコンは安全性が保証されていない。品質が不確かなものは安易に使用しないでほしい」



ていうけど

「コンタクトとカラコンの違い」

つまり

「カラコンは安全性が保証されていない」

ということに気づいてないんじゃないだろうか。



とすれば

内容の検討はこれからなんだろうけど

とりあえず

「このコンタクトは安全を保障されていません」

という表示を義務付けるべきですね、少なくとも店頭で。



そういえば

知り合いがよくカラコン使ってたけど











大丈夫かなあ?
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手軽な犯罪/ゲームキャラ乗っ取り容疑 少年4人書類送検

2008-04-04 00:05:39 | ニュース
初心者向け犯罪。











ゲームキャラ乗っ取り容疑 少年4人書類送検(抜粋)
2008年04月02日

人気オンラインゲーム

「メイプルストーリー」

などのキャラクターの乗っ取りを企てて

運営会社のコンピューターに侵入したとして

愛知県警は2日、名古屋市北区の2人の男子高校生(15)ら4人を

不正アクセス禁止法違反容疑で名古屋地検に書類送検した。

ほかに書類送検されたのは

大阪府茨木市のアルバイト少年(19)と
京都府舞鶴市の男子高専学生(19)。


<生活経済課など>
①乗っ取られた被害者は名古屋市の中学生ら3人
②高校生2人は共謀し、ほかの2人は別々に犯行に及んだ
③いずれも昨年8~9月、ネット上で入手した個人情報などをもとに利用者になりすまして不正にアクセスした疑い

④少年らはキャラクターを乗っ取り、ゲーム中で使う盾や爆弾、鉄砲などを奪った

⑤当時、高校生2人は中学生
⑥県警は、2人のまねをした13歳と14歳の男子中学生2人を名古屋児童相談所に通告











誰でも、いつでもアクセス可能な「犯罪」。
中学生からでもOK。
あなたも一度やってみませんか?



てな感じ。



ときどき、こういう事件は起きるけど

今回は

みんな「未成年」。



「オカネのため」

とも言えるけど



「ゲーム中で使う盾や爆弾、鉄砲などを奪った」



要はRPGゲームの中で

「強くなりたい」だけ。



やりたいことが「それ」だから

罪悪感なんて

「これっぽっちもない」んだろうね。



この前は

「ゲーム脳」とか

「ゲームやってると現実がゲームになってきて、犯罪を起こしやすい」

ってハナシを

「そんなことあるかい」

って言ったけど

「今回みたいな事件はエスカレートしそう」だよね。



もう少し、知恵がついてくると

「武器を売り払って金」にしたり

「ヤフオクのネット詐欺」とか

もっとひどい「悪さ」しそう。



「万引きをやる女子高生達(女子高生に限らないけどさ)」は

「ゲーム感覚で万引きをする」なんていう人がいる。



そんな女の子の中にも

「RPG」やってる子はいるだろうけど

男どもと違って

「恋愛ゲーム」の方が楽しいだろうし

そんなに「はまってるヤツは少ない」ような気がする。



にもかかわらず

「スリルのため」に

あまり罪悪感もなく

「万引きをやってしまう」のだとすれば

「ゲームが原因で犯罪を犯す」のではなく

日常生活

つまり

「リアル世界」の方が

「ゲームの世界に近づいてる」から

事件を起こしてしまうんじゃないかなあ?



もはや「生活がゲーム」だとすれば

ルールを徹底しないと

「裏技に走るゲーマー」が











多発するぞお!
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なんだかなあ/キムタク月9ドラマ 5月スタートは『ごくせん』対策だった !?

2008-04-04 00:05:25 | ニュース
戦わずして勝つ?











キムタク月9ドラマ 5月スタートは『ごくせん』対策だった !?(抜粋)
2008/4/3

木村拓哉主演の月9ドラマ『CHANGE』(フジテレビ系)のスタートが

「5月12日になった」

ことが発表された。

これまでは4月スタートと報じられていたのに

局側からは

「編成上の戦略」

という漠然とした説明しかされていない。


<芸能プロ関係者>
「『CHANGE』に出演している役者や所属事務所には、『バラエティやクイズ番組の改編が多く、その調整のため』とかいう、よくわからない説明がされているようです」


まさかそんな理由で

今改編の目玉であるドラマのスタート時期をずらすはずもない。

しかも

主演はキムタクである。

実はこの変更自体

「キムタク側が望んだもの」

というのだ。

その裏では

SMAPの辣腕マネージャーとして知られるI女史から

フジテレビに

「スタート時期をずらすように」

という強烈なプレッシャーがあったという。 」


<テレビ関係者>
「『CHANGE』は、キムタクが総理大臣役という荒唐無稽な設定。それが吉と出るか凶と出るかは、ふたを開けてみないとわかりません。キムタク主演ドラマには常に30%近くの視聴率が求められるし、少なくとも今クール(4〜6月期)のドラマの中では平均視聴率1位を獲らなければ、『キムタク神話崩壊』と騒がれかねない。キムタクのブランド力も急落です。ただし、今クールには『ごくせん』(日本テレビ系)という強力なライバルがいる。そのために、あえてスタート日をずらし、視聴率戦争への参加を避けたんですよ。」


確かに

『ごくせん』ほか

話題の新ドラマが次々にスタートする4月や

視聴率が稼げないゴールデンウィークを避けて

5月12日からスタートさせれば

待たされた分、視聴者も食いつくだろうし

話題性も高まるだろう。

仮に視聴率が取れなくても

5〜7月期となる『CHANGE』は

「4〜6月期の他のドラマの平均視聴率と比べられることもない」。

攻めと守りを同時にできる

まさに新手の戦略だ。


<前出・関係者>
「辣腕の飯島女史は、ドラマの脚本をシビアに判断するタイプ。彼女から見て、今回の『CHANGE』は、内容的にも、視聴率的にもマズいと思ったのでしょう。脚本を根本的に直すのが無理ならばと、編成的な奇策でキムタクを守ろうとしたんだと思います。」


それにしても

「天下の月9ドラマのスタート時期まで動かせてしまう」とは

恐るべきジャニーズ

いやI女史のパワー。

仮にこの策が功を奏して高視聴率獲得となれば

今後、この手をまねてくるドラマが増えるかもしれない。











これもまあ

「あり」なんだろうけどさ。



なんか

スッキリしない。



これって

野球で言うトコの

「敬遠策」?



確かにあれも戦略。



でもさ

あれって

マンガやドラマでは

「勝負させてください。どうしても決着を着けたいんです!」

って

ピッチャーが言って

「クールなエリート校の名監督」が

「フン、お前も青いな。」

とか言って

「勝負しちゃう」

っていうのが定番じゃない?



っていうか

キムタクのドラマのキャラクターだったら

「そんなの勝ったって言わねえんだよ!」

って熱く語っちゃうトコじゃないかねえ?



「キムタク主演ドラマには常に30%近くの視聴率が求められるし、少なくとも今クール(4〜6月期)のドラマの中では平均視聴率1位を獲らなければ、『キムタク神話崩壊』と騒がれかねない。」



これって

キムタクがドラマ界の

「横綱」

ってことでしょ。



横綱ってのは

有名な話だけど

「降格が許されない」。



大関みたいにはいかない。



負けたら引退だ。



でも

そういう「巨大なプレッシャー」の中

見事

すばらしい結果を残す。



キムタクのドラマでしょ

一歩も引かず











「横綱相撲」を見せてもらいたいものです。
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たばこの会社/JTが「中国冷食」から手を引けぬ真相

2008-04-02 01:37:20 | ニュース
大きな市場。











JTが「中国冷食」から手を引けぬ真相(抜粋)
2008年3月31日(月刊『FACTA』2008年4月号)

いま撤退すれば中国政府の威信に傷がつく。

「年間2兆本の中国たばこ市場から永久追放」されかねない。

日本たばこ産業(JT)が

安全管理体制の強化に乗り出した。

自社
委託先を問わず

生産拠点にはすべて

「食品の安全管理に関する国際規格「ISO22000」の認証取得を義務づける」ほか

「自前の検査体制の未整備が問題拡大につながった」

との批判を受け

日本と中国の双方に検査センターを設置。

中国にも品質管理の担当者を常駐させ

委託先の工場を抜き打ちでも監査できるようにするという。

ただ

これだけの事態に発展したにもかかわらず

JTは

「中国での冷凍食品の委託生産をやめるつもりはない」

という。

その背景には

「中国の外国たばこ販売自由化」をにらみ

中国政府のご機嫌を損ねたくないJTの事情がある。


<JTが打ち出した安全管理体制の強化策>
①生産工場の検査の充実や情報開示の徹底など
②品質管理の国際規格の認証取得を委託の条件にし、2年以内にできなければ「委託を打ち切る」考え
③従来は年に1~2回だった監査の頻度を、年2回プラス抜き打ちに高め
④将来的には生産現場へのJT関係者の立ち会いも検討中
⑤食材については

圃場(ほじよう)での栽培状況
農薬管理
土壌水質検査

までJTが確認する体制に改める計画

⑥自前の検査体制は日中双方で拡充し
⑦最終商品を二重チェック体制とするほか
⑧検査対象も有機リン系に限らない薬全般と畜産物や魚介類に含まれる抗生物質、重金属にまで広げる
⑨こうした仕組みを機能させるため、中国に品質管理業務を担う常駐の組織を設ける
⑩さらに顧客の苦情に対しては、個別の事情ととらえず関連機関と連携してあらゆる可能性を想定し、リスク察知能力を高める考え
⑪情報開示では、4月から市販用冷凍食品のパッケージに原料の原産国や製造工場名を表示




<JT 木村宏社長>
「(一連の再発防止策を発表した3月4日)外装のべたつきといった最初の時点で問題に気づき、徹底的な検査をしていれば被害の拡大を防げたのではないか、というのが今回の最大の反省点。一連の安全強化策で、そうしたリスクは極小化できると考えている」


JTが再発防止に躍起になるのは

「委託を中心とする中国での生産を継続」するためだ。


<木村社長>
「私どもが中国企業への製造委託から全面撤退するかのごとき報道があったが、今後も中国を含め世界各国で生産していく」


<JT中国拠点>
①中毒事件発覚まで、海外に21カ所の生産委託工場を持ち
②うち15カ所が中国に集まっていた
③現在は問題のギョーザを生産した天洋食品(河北省)との取引こそ停止しているが
④2カ所の自社工場も含め、中国は冷凍食品の一大生産拠点のまま


<木村社長>
「(中国での生産にこだわる理由)食材が手に入りやすいことや冷凍倉庫や運送といったインフラの整備具合、習熟した労働力が確保しやすいことを考えれば、中国抜きでグローバルな生産配置は難しい」


<中国公安当局>
2月末
「(問題となった農薬)中国国内で混入された可能性は極めて低い」


日本で混入した可能性をほぼ否定した日本の捜査当局と正面から対立し

原因究明は困難を増した。

だが、開き直りにも映る中国当局の対応は

日本の消費者の中国製品への不信を高めるばかりだ。

JTがもともとブランド力のない冷食事業での信頼回復を急ぐのであれば

「中国での生産を抜本的に見直す」

という選択肢もありうるはず。

JTにとって冷食事業の売上高はわずか500億円。

加ト吉との事業統合が実現しても

2500億円で

国内外合わせ

「約6兆円のたばこ事業」

とは比べるべくもない。

しかも売上高利益率は

たばこ事業の約7%に対し

食品事業は2%程度。

JTの冷凍食品の売れ行きは

事件発覚前の6割減まで落ち込み

「市販品に限れば9割減」

という壊滅的な事態にあり

冷食事業の赤字転落も想定される。

が、JTの経営にとっては

「誤差」

の範囲内だ。

むしろ市場関係者からは

これを契機に

「JTはたばこ事業に注力すべき」

との声も出ている。

実際、ギョーザの中毒事件の後

JTの冷食事業からの撤退観測が浮上し

その影響などで株価が一時的に上昇したほどなのだ。

「品質問題」を起こした企業の株価の動向とは

少し異なっている。


<多くの関係者>
「二つの理由でJTは中国での冷食生産から撤退したくてもできない」


木村社長が説明する

「表の理由」

とは異なる。


理由①
→JTが依然として国が50%の株式を保有する半公営企業であること

「海外から見れば、JTは国そのもの」(JT関係者)

との意識があるなか

「JTが食品の安全性確保への不安を理由に中国生産をやめれば、」

中国政府は

「日本政府が中国を危険と見なした」

と受けとめる。

北京五輪を前にそうしたことになれば

大きな国際問題に発展する可能性は高く

「JTはそんなリスクは冒せない」

というのだ。

そうした政治的な理由とは別に

もっと実利的なことで

「中国での食品生産をやめられない」

との指摘もある。


理由②
→JTの海外たばこ事業にとって、これからの最大の課題は「中国市場の開拓にある」

(同)
「それを控えて中国政府を刺激したくないというのがJTの本音」


2007年春の英ギャラハー買収によりJTは

「約5兆6千億本といわれる世界のたばこ市場の10%強のシェアを占める」

に至ったが

実はこの市場規模に

中国は含まれていない。

統計が不明確なためだ。

中国市場の規模は2兆本程度と見られ

中国を除いては最大とされる米国の5倍強に達する。

ところが

中国はたばこの専売制を続けており

外国たばこは極めて限定された枠内でしか販売できないのが現状。

このため、JTも

30億本程度の販売量にとどまっている。

とはいえ

すでにWTO(世界貿易機関)に加盟した中国では

そう遠くない将来

「たばこの販売自由化」

が期待される。

たばこ販売への規制強化が世界的に進むなか

JTに限らず
米フィリップ・モリス
英ブリティッシュ・アメリカン・タバコなど

他の海外大手も

最後に残された手つかずの巨大市場の開放を虎視眈々とうかがっている。

そんな段階で中国政府の反感を買えば

大きな打撃となるのは避けられない。

かつてトヨタ自動車は

「中国からの進出要請を1980年代に断った」ことが響き

90年代半ばになって

いざ乗用車生産に乗り出そうとしても認可を得るのに6年もかかり

市場進出に大幅に出遅れた。

同じ轍を踏みたくないとJTが考えるのは自然のことなのだ。












対策自体は

「立派なものだ」。



それというのも

「来るべき大儲けに向けての先行投資と考えれば安いもの」

ということか。











<中国製ギョーザ>基準値の6万倍のメタミドホス検出 千葉(抜粋)
3月31日 毎日新聞

中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で

千葉県警捜査1課は31日

千葉市稲毛区の母子が食べて中毒症状を起こしたギョーザと同じ袋に入っていた未調理のギョーザから

「最高で基準値の6万4300倍の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出した」

と発表。

5人が中毒症状を起こした同県市川市のギョーザの約6倍の濃度で

国内の成分分析では最高値。


<1課>
「残留農薬のレベルではない」
→意図的な混入の可能性が更に高まったとみている


<分析>
①未調理3個と、母子が吐き出した1個を分析した結果分かった

(未調理ギョーザ)
皮1グラム→1490~1万7680ppm
具1グラム→410~1万9290ppm
(吐き出したギョーザ)
皮1グラム→1470ppm
具1グラム→1240ppm

をそれぞれ検出

②4個のうち3個で皮の方の濃度が高いことから
③1課は成形から袋詰めの間に混入されたとみている


<国が導入した原料野菜の残留メタミドホスの基準値>
ニラ 0.3ppm
キャベツ 1.0ppm

(比較)
皮 4966~5万8933倍
具 1366~6万4300倍

に相当

①ギョーザ1個(14グラム)当たり最大で263.62ミリグラムが混入していた計算

女児は2個
母親は5個

食べると致死量に達した可能性がある


母子は07年12月28日に

「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」(07年10月20日製造)を食べ

女児が軽症
母親がめまいなどを訴え

1日入院した。


<▽昭和大学薬学部 吉田武美教授(毒物学)>
「ギョーザ1個で中毒状態にな含有量だ。何らかの格好で外から混入した可能性が高い。動物実験で半数が死ぬメタミドホスの「50%致死量」は体重1キロのラットで20ミリグラム弱。これを基準とすると、体重50キロの場合1000ミリグラム、20キロの場合400ミリグラムが50%致死量になる。」











中国が否定しても

ニホンの当局は

「成形から袋詰めの間に混入されたとみている」ようで

あいかわらず「溝は深い」。



先行投資はいいけど

「墓穴を掘らないように」ご注意いただきたい。











JT(SMOKERS' STYLE)より抜粋
http://www.jti.co.jp/sstyle/think/underage/index.html



[未成年者喫煙防止活動] 未成年者の喫煙は禁じられています

「喫煙は、健康に関する情報を認識したうえで、一人ひとりが大人としての判断にたって喫煙するかどうかを、ご自身で決めていただくものです。未成年者は、心身の発達過程にあってそれぞれの性格及び生活様式が未確立であり、かつ判断力も十分でなく、加えて法律によって未成年者の喫煙が禁止されているところから、未成年者は決して喫煙すべきでないと考ています。」











「未成年者の喫煙は禁じられています」が

「喫煙は、大人としての判断にたって喫煙するかどうかを、ご自身で決めていただくもの」

だそうです。



しかしまあ、

もう一つの側面として

たばこは「麻薬」であり

はじめるや否や

容易にやめられない「常習性」を持ってるというコトを考えないといけない。



同じく常習性のある「覚醒剤」は

警察の目のカタキ。



常習性や毒性も弱くて

ある意味「たばこよりも軽い」大麻だって

同じ扱いだ。



別に「タバコを吸う人に罪はない」けど

「タバコを売る人には責任がある」

ってのがスジだろう。



未成年に限らず

ホントは

「大人も吸うべきでない」のが

タバコ。




それを

「年間2兆本」も

中国に輸出しようって言うんだから

考えようによっては

「毒を輸入させられた」仕返しに














「毒の輸出」を企んでるって、言えなくもない?!
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何度も言うけど/文科省、新指導要領に「愛国心養成」を追加

2008-04-01 01:22:38 | ニュース
政略結婚ですか?











文科省、新指導要領に「愛国心養成」を追加(抜粋)
3月28日 読売新聞

文部科学省は

約3年の改定作業を経てまとめた小中学校の新学習指導要領を28日付官報で告示する。

先月15日公表の改定案と比べ

「我が国と郷土を愛し」

といった記述が追加されたほか

「君が代」についても

「歌えるよう指導する」

と明記されるなど

「愛国心」

の養成をうたった改正教育基本法を

色濃く反映する形となった。

これらの修正点は

文科相の諮問機関

「中央教育審議会」

の審議を経ないまま盛り込まれており

なぜ新たな文言が突然加わったのか議論を呼ぶのは必至だ。


<新しい指導要領>
①小学校では2011年度、中学では12年度から実施される
②今回の修正の中で目立ったのは
③一昨年12月に改正された教育基本法に

「我が国と郷土を愛する態度を養う」

との表現で愛国心の養成が盛り込まれたことを受け

④小中学校ともに全体の指針となる総則に

「我が国と郷土を愛し」

という文言が加わった点

⑤同じ総則の

「伝統と文化を継承し」

→「尊重し」に変更

⑥小学国語に

「神話・伝承を読み聞かせる」ことが追加されるなど

伝統文化の尊重も強調

⑦君が代も小学音楽で

「いずれの学年においても指導する」
→「歌えるよう指導する」と修正

⑧中学社会では自衛隊の国際貢献に言及


先月公表の改定案には

自民党の一部議員から

「竹島や尖閣諸島について「我が国固有の領土」と明記されていない」

との批判が集まっており

「愛国心を強調することで、そうした批判に配慮した」(自民党中堅)

という指摘もある。


<文科省>
「修正は中教審の答申の枠の中で行っており、批判を受けるとは考えていない」











愛のない国ですね。



「ムリヤリ好きになれ」

ってことでしょ

この変更は。



「愛国心」は

「教えるもの」

じゃなくて

「自然に生まれるもの」じゃないの?



悪いけど

「国」

なんていう抽象的なものを好きになれっていうのは

お門違いだと思う。



国じゃなくて

その国に住む

「自分」を好きになり

「家族」を好きになり

「友達」を

「学校」を

そして

「町」を

好きになる。



そうして、初めて

「自分のいる国を好きになる」んじゃないすかね。



戦争のころもそう

「国のため」とはいうけど

本当は

「家族」や
「友達」
「隣人」

のために

命をかけてた。



誰が好き好んで

「国」

なんていう抽象物に命をかけるのさ。



だから

本当は

「いい家族」
「いい友達」
「いい先生」
「いい学校」
「いい隣人」

の存在があれば

胸を張って

「この国が好き」

と言えるはずだ。



それなのに

「ごみ溜めのような国」にしておいて

まずは

「好きになってから・・・」

なんてね。



「好きでもないのにムリヤリ結婚させる」んじゃなくて

「相手が好きになるようなヒトになろう」

と努力するってのが











恋愛のルールでしょ。
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必要なら危険でもいいってか/温暖化対策で原子力利用の拡大不可欠 原子力白書

2008-04-01 01:22:25 | ニュース
暫定税率と同じ。

「とりあえず」?











温暖化対策で原子力利用の拡大不可欠 原子力白書(抜粋)
3月21日 産経新聞

国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は21日

「地球温暖化対策には原子力エネルギーの平和利用の拡大が不可欠」

として

「国際的な共通認識の形成と枠組み作りを積極的に働きかけるべき」

などとする平成19年版原子力白書を閣議に報告した。


<白書>
「原子力利用の拡大のため、次世代軽水炉や高速炉技術の研究開発などを強化、推進すべき」


また

新潟県中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原発が被害を受けたことを踏まえ

地震学など最新の知見に注目し

規制基準などへ速やかに反映させることも求めた。











儲かるし

他のことやろうとすると

「金かかる」から

「原子力でいいや」ってことでしょうね。











美浜原発、「もんじゅ」の直下に活断層 3事業者認める(抜粋)
2008年03月31日

原発5基と高速増殖原型炉「もんじゅ」が集中している福井県敦賀半島で

関西電力美浜原発やもんじゅの直下数キロや横数百メートルに

「昨年の新潟県中越沖地震(マグニチュード〈M〉6.8)並みの地震を起こす恐れのある活断層が走っていること」

を31日、関電など関係の3原子力事業者が認めた。

原発の耐震性再評価を国に報告した中でのことで

3事業者とも

「耐震安全性に問題はない」

としているが

想定する地震の揺れは従来を大幅に上回った。


関電と
日本原子力発電
日本原子力研究開発機構

の3事業者による共同地質調査で

美浜原発の西3キロの活断層が

長さ18キロになることがわかった。

「M6.9の地震を引き起こす恐れがある」

という。

この活断層は

東の地下に延びており

「美浜原発の直下4キロ、もんじゅの直下5キロ」

を通っていた。

「もんじゅの直下1キロには別の活断層も確認」された。


<事業者>
①深さ4キロより下の部分が破壊する地域特性があるとして地震を仮定

その結果

②美浜原発、もんじゅとも
③基準地震動(安全評価の基準とする揺れ)の最大加速度を600ガル(ガルは加速度の単位)に引き上げた
④従来は

美浜原発 405ガル
もんじゅ 466ガル

だった

⑤中越沖地震で柏崎刈羽原発1号機の原子炉建屋最下階では
⑥680ガルを記録した
⑦同原発は120ガルの揺れで自動停止する設計だった

⑧日本原電は敦賀原発の東200メートルを通る断層が長さ25キロに及び
⑨M6.9の地震を起こす活断層であると認めた
⑩従来、活断層とする専門家の指摘を認めていなかった
⑪日本原電は基準地震動を

532ガルから650ガルに引き上げ

⑫さらに南に断層が延びていて最大39キロが同時に動いたとしても耐震安全性に問題がないと確認したとしている

⑬このほか

東京電力
北海道電力
九州電力

の各事業者も

⑭いずれも耐震安全性には問題ないとする報告書を国に提出
⑮これで、新耐震指針に基づく原子炉など重要機器の耐震再評価はほぼ出揃い
⑯今後、国が再評価の妥当性をチェックしていくことになる
→中越沖地震で直撃を受け、まだ調査が続いている東電の柏崎刈羽原発を除く











「従来、活断層とする専門家の指摘を認めていなかった」

ところが

「美浜原発の直下4キロ、もんじゅの直下5キロを通っていた」
「もんじゅの直下1キロには別の活断層も確認」



地震の巣の上に立ってます。



もともと

「活断層を避けて」建てたんじゃなかったっけ。



「地震学など最新の知見に注目し規制基準などへ速やかに反映させる」

なんて言ってるけど

なにより誠実な対応をしてもらいたいよね。



「うそをつかない」

っていうのは

最低限度、必要な話でしょ。



はなっから信用できないもんね

「耐震安全性に問題はない」

っていう意見。



「原子力利用の拡大のため、次世代軽水炉や高速炉技術の研究開発などを強化、推進すべき」











まずは「安全性についての地固めをすべき」のマチガイじゃないの?
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