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スロースターター/世論調査結果、面接とネット利用では大きな違い

2008-04-30 21:17:05 | ニュース
当たり前だけどね。











世論調査結果、面接とネット利用では大きな違い(抜粋)
2008年4月28日

世論調査の方法で

「面接聴取とインターネットを利用した調査とで、結果に大きな違いが出る」ことが

内閣府の比較調査で分かった。


<比較調査>
①2007年7月に実施した「国民生活に関する世論調査」(面接方式)と同時期に
②同じ質問項目をインターネット方式で行い、比較したもの
③自由時間の過ごし方への回答をはじめほとんどの項目で回答が異なっていた


ネット調査は面接に比べて迅速で

経費も「10分の1に節減できる」利点がある。


<内閣府政府広報室>
「現時点で世論調査がネット調査に置き換えられる可能性は、ほぼない」


<今回の比較で最も開きが大きかった「自由時間の過ごし方」に関する質問(複数回答)>
○パソコンや携帯電話での情報の閲覧と回答した人の比率

ネット 78・1%
面接 21・6%


<同広報室>
「(ただ、質問項目によっては)ネット調査の結果から世論調査の結果を推測できる可能性が高い」


<上記の例:悩みや不安の内容>
○自分の健康についてと回答した人の比率

ネット 54・2%
面接 48・3%











先日、とくダネで「山口の選挙」の様子を放映していた。



その中で

敗戦の弁として

自民は

「別に山口の人が全国の選挙民を代表としてるワケじゃないしね。」

という聞き様によっては

「山口の人を軽く見てる」ような言い方をしてた。



「山口の人の考え方は全国民を代表していないのか?」



とくダネでは

アンケートを取ったようだ。



後期高齢者医療制度を認められるか?
ガソリンの暫定税率復活を認められるか?

というもの。



どちらの設問においても

山口は半数くらいの人が認めており

逆に

全国調査では

7割くらいの人が

「反対」。



それをもって

むしろ

「山口の人は好意的」なのに

それでも

「落選した」

というのが

とくダネの結論。



まさに

このアンケートがこれ。



山口の調査は

「面接」。



全国調査は

「ネット」。



とくダネのえらいところは

「目立つように」

アンケート形式の違いを

明示していたこと。



おかげで

納得できた。



ある程度の傾向は見えるけど

「どちらの調査が正しいか?」

って考えると

・・・難しいハナシ。



一つの例を挙げれば

「お前、あいつのことどう思う?」

って言われた時

よっぽどイヤなやつでなければ

「クソミソに罵倒する」

なんてことはしないはずだ。



ところが

「2ちゃんねる」

なんかでは

「アホ・氏ね」

といい放題。



だから

その差が出るのは

当然なんだよね。



今回の記事で言えば

「自由時間の過ごし方」

を質問した時

ネットでは

「パソコンや携帯電話での情報の閲覧と回答した人が多い」

と言う。



当然だ。



ネットで答えてる時点で

「ネットを日常的に使う人」だし

そんなアンケートに

ちゃんと答える人なんて

数えるほどしかいないわけで

「ちょっとメールに使う」程度しかパソコンを使わないような人が

そのアンケートに回答する確率は

限りなく小さくなる。



逆に

面接での調査は

サンプルの選び方を厳密にやればやるほど

「不特定多数」が

対象となり

「回答はバラけてくる」。



<内閣府政府広報室>
「現時点で世論調査がネット調査に置き換えられる可能性は、ほぼない」



とてもフシギだ。



こんな答が出るのは

「自明の理」なのに

なぜ今頃、こんな調査をしてるのか?











「世論調査」の回答率が悪くなったのって、いつからでしたか?
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