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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

東京という現実

2007年08月04日 | 日記とか
今年の移動教室も最終日でやっとこさ東京に帰ってきます。
仕事が終わってようやく肩の荷が下りるという開放感とともに、
その反面でもう終わってしまうのかという思いもあります。
生徒が寝た後に寝て、生徒が起きる前に起床するという、
睡眠時間が著しく不足している引率生活から解放されるのは喜ばしいのですが、
帰ってきたら帰ってきたでいろんな仕事が山積しているという現実もあるんです。
移動教室生活なら日常の業務を忘れてハイキングに勤しんでいればいいわけですが、
現実はそう甘くもないわけです。

そして東京では8月に入っていつの間にか梅雨明けしていたという状況もあり、
帰路の埼玉県で立ち寄ったPAでの熱風には辟易しました。
なんせ群馬県の高原では気温が26度だったのに対し、
こちらに帰ってくると+10度の36度という気温。
コンクリートの照り返し、じめじめする湿気がますますやる気を奪います。
あーあ、帰ってきちゃったなぁという悲しい実感。
いっそのこともう何泊か居残らせてくれ。テレビもラジオもなくていいから。
本気でそう思いかけてしまいました。

恐懼謹言。

縁の下の力持ち

2007年08月03日 | 日記とか
3日目は13キロに及ぶ長距離ハイキング。
自分のクラスの時には無事に全員がすべての行程をクリアしたのですが、
今回のクラスでは運悪く体調不良者が出てしまい、
私がその後方輸送の任に当たることになったため、
ハイキング本隊とは別働で、体調不良の生徒の対応に当たることになりました。
本当だったら大自然の中をもう一度ハイキングしていきたかったし、
生徒にもその景色を見てもらいたかったのですが、とにかく今はこっちの対応優先。

車に乗せて寮まで送り、少々休ませてある程度回復したところで、
本隊が進んでいく先に先回りして車で生徒を輸送し、そこでめでたく合流。
これでしっかりと時間を計算して先回りできたのも、
1度自分のクラスのときに同じコースを歩いている経験があってのこと。
確かにこれを毎年やってれば先輩教員のようにあの辺の地理に詳しくなるはずだ。
とにかく、同じ行事でも担任じゃない目線から見ていると、
本当にその裏でいろんな仕事があったんだなぁというのがわかります。
自分のクラスのときもきっと見えない努力をして支えてもらってたんだろうなぁと。
成功の裏には見えない努力がある。万事共通のことかもしれません。

恐懼謹言。

2回目の力

2007年08月02日 | 日記とか
2日目です。
といっても行程自体は全クラス一緒なので、私は2度目の行程。
1週間前に同じ道を歩いてきましたが、これもお仕事。
主任に関しては全クラス同行しているので計4回行くわけですが。

この日は昼食をバーベキューでいただくことになっているわけですが、
2回目ということもあって火のおこし方とかそういうノウハウもわかっているので、
積極的に生徒の中に入って指導していくことが出来ます。
前回は自分自身もうまい具合に火をおこせずに教員チームもグダグダでしたがね。
こういうところで経験っていうのは大事かなぁと思いますねぇ。
しっかり火をおこしてやるだけでも生徒からの信頼度も違いますから。

ま、そんな打算的なことはともかくとして、
同じコースを歩いていても1週間違うと景色も微妙に違っていたり、
なんといっても連れて行く生徒も違うから気のつくところも違うんです。
なので同じコースを歩いていても全く退屈せず、
かえって楽しませていただきました。
仕事とはいっても、まずこっちが楽しまないと。

恐懼謹言。

移動教室:第2クール目

2007年08月01日 | 日記とか
我が校の移動教室はクラスごとに行くことになっておりまして、
今回の出発が最終クラスということになります。
もはや自分のクラスでの移動教室が終わってから約1週間が経ち、
肩から重荷が降りてほっとしているとこでのもう1回ですから、
なんとなく気楽にいけるというのが正直なところ。

役割としても担任は何かにつけてクラスの全体を見ていなければならないので、
あれこれとやらなきゃならない仕事に追われたりして動けないものですが、
逆に担任じゃない立場として参加した際にはとにかく生徒を楽しませ、
盛り上げるために進んで自分が「遊びに行く」というのが大事なんです。
たとえば今日、初日の自由時間では生徒を引き連れて近くの滝まで自転車で行ったり、
置いてあるテニスやらバドミントンなんかを使って生徒とはしゃいだり。

担任が生徒の面倒を見切れないところでそれ以外の引率教員がフォローして、
生徒に遊びを教える。そして楽しませる。この役割があるかないかによって、
その先の3泊4日が楽しいものになるかならないか、大きな分かれ道になったりします。
とりあえずこの3泊4日、担任としてではなく自分の役割を果たしていきます。

恐懼謹言。