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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

12/20(水)鈴本演芸場 年の瀬に聴く芝浜と柳田格之進

2017年12月20日 | 噺とか
昨年のこの時期には文菊師匠の「芝浜」を聴きにいきまして、
早いものであれからもう一年たつのかーと。
芝浜だったらあえて今年は足を運びこともあるまいと思っていたのですが、
千穐楽に一之輔師匠が新作をかけるというので是が非でもいかねば、と思い鈴本へ。
開場は5時なのですが、20分前に到着したらもう長蛇の列。100人はいたかな。
幸いにして前方の席は確保できましたが、この人気恐るべし。

駒 次「鉄道戦国絵巻」
翁家社中「太神楽」
文 菊「千早ふる」
天どん「チハヤフル」(?)
一 朝「湯屋番」
小 菊「粋曲」
琴 調「中村仲蔵」
-仲入り-
ホンキートンク「漫才」
左 龍「鈴ヶ森」
正 楽「紙切り(ドラゴンクエスト、芝浜、パンダ)」
一之輔「芝ノ浜由縁初鰹」

・駒次さんのこの噺、タイトルこそ聞いていましたが初めて聞きました。
 鉄道ファンにはニヤリ、ですねぇ。

・天どん師匠の改作は「タラチネ」だけかと思いきや、まさかここでもやるとは。
 正式なタイトルがわかりません。
 なんだかもうやりたい放題で笑えました。
 鈴本でこういうのって珍しいのでは。

・一之輔師匠、この作品はもうすごいことになってますね。
 ポルトガル人から銭形平次、五街道一門へのあてつけなどなど、もうなにがなんやら。
 そしてここに鳴り物を入れて演じるっていうのもすごいことで。
 熱演しすぎて、いや、悪ふざけし過ぎでマイクを破壊してしまうなんて。
 超満員の鈴本演芸場は異様な熱気に包まれていました。

普段は新作を演じることの少ないであろう一之輔師匠のなかなか貴重な一席に出会えたのは幸運ですね。
前述のとおり、会場は超満員で札止めだったそうな。
仲入りの時、トイレもあんなに並ぶんだなーと初めて見ましたよ。
とにかくすごい一日でした。

恐懼謹言。