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写真付きで日記や趣味のブログ。「陸・海・空」乗物免許?マニア?の日記です。筋金入りの「アマチュア無線家」でもあります。

連載。 超速習?飛行機操縦法! 計器編(その5)

2009-04-16 19:14:00 | 日記
正面下、足元も、重要です。エンジン関係、舵関係。その2。

エンジン回転計の下のレバーが、「パーキングブレーキ」 が、しかし、駐機

中は、このブレーキは、使わない!(へえ?ほんと? ほんとです。) エン
ジンの試運転(ランナップ)の時など、飛行機が動いちゃ困る時に、「引く!
」のです。(つま先でふんずけるブレーキだと、疲れるから?。でもやっぱり
、補助的にふんずけてるけどね。)

左下に、「燃料タンク切替器」があります。「手動式」なんです。Rでエンジンかけたら、Lでランナップとか、着陸は、「残量多い方」のタンクに切り替えて!とか。 これ重要。いいかげんにやると、エンストにつながる。

イグニションキー!
点火プラグが、1気筒当たり、2こ(LとR)あるので、L、R、BOSSの三箇所ある。普段はBOSS(両方)の位置で飛ぶ。始動用のセルスイッチでもある。(ここは、自動車と一緒) 絶対止まらないエンジン!!。

足のペダル! 
地上では、つま先を「ブレーキ」。かかとを「ラダー」に!
上空では、つま先を「ラダー」。かかとを「床」に!
踏んだ方向に、進みます。

ついでに?肝心の操縦桿!
回すと、その方向に、傾く。
軸方向に、押すと、下向き姿勢。 引くと、上向き姿勢になる。
要するに操縦桿は、飛行機の「姿勢」を変えるもの!

上向き姿勢にすると、「上昇する!」って? しません!  
次第にスピードが落ちて、やがて、失速! 地面にまっさかさま!!

ここんとこ、みなさん、「判って無い!」
上昇下降は、あくまで、パワー(エンジンの回転数(出力))なんですよ。


計器編 これで終了。 次は、離陸でもしようか?



連載。 超速習?飛行機操縦法! その4(計器編)

2009-04-16 11:41:00 | 日記
正面下、足元も、重要です。エンジン関係、舵関係。


コントロール(操縦棹)の軸の左右のメーター。
左は、エンジンオイル(潤滑油)関係。
右は、燃料関係。左右の翼の中のタンクから、汲み上げる力を示すのが「燃圧計」です。(低翼機なので、『汲み上げる』必要がある。)エンジンの力で汲み上げてますが、離着陸や上昇する時は、右の白いスイッチ「電動燃料ポンプ」のスイッチを入れて、バックアップさせます。

燃料計の下の丸いのが、エンジンの回転計。プロペラの出力(パワー)です。
フルパワーで2500くらい、巡航で、2300くらいです。
フルパワーのままで何分飛んでも、「びくともしません!」丈夫で絶対止まらない頼もしいエンジンです。(ライカミング製、4気筒・水平対向・空冷式)

エンジン回転計の右は、「スロットル・レバー」  上に押し込むと、フルパワー。下に下げると、アイドルになります。(自動車で言えば、アクセルです!)

その右の赤いのが、「ミクスチャー・レバー」   ガソリンと空気の比率を調整するもの。上に上げると「リッチ」(濃くなる)。下に下げるほど「リーン」(薄くなる)  一番下に下げると、『エンジンが止まる!』(エンジンを止める時の操作です。エンジンキー(イグニション)では、絶対、止めないのでして。ほんとお? ほんとです。)

つづく

連載。 超速習?飛行機操縦法! その3(計器編)

2009-04-15 08:01:00 | 日記
右の、助手席側は、無線機や計器飛行用の機械とか?

真ん中に、「無線機」4台。左の上下2台が、「会話用」。右の2台が、「計器飛行用(VOR・DME)」
一台に周波数を二つセットしておける。(メイン、サブ)
左の丸いのが、VOR。上のは、計器着陸進入にも対応したもの。(方向だけでなく上下の進入角も、判る。)
VORは、その局までの方角が。DMEは、その局までの距離が、わかる。
VFR(有視界飛行)と言えども、ジャンジャン使って、安心飛行!
右側には、「特別管制区では、必須の、『モードCトランスポンダー』(訂正:トタンスじゃありませんでした!)
この機械、勝手に管制塔と電波をやり取りして、わが飛行機の位置や高度が、管制おじさんのレーダーに映るらしい。(黙っていても、ばればれ!)
その他、NDB/ADF(中波を使った方向探知機)(ホノルルのラジオを聞きながら?でもOKよ!)

一番上に、ちょこんと乗ってるのが、「磁石式方向計」見づらいけど、これが一番正しい。下のジャイロ式コンパスも時々これに合わせて修正!!

画面の下のスイッチたち。
・赤いマスタースイッチ。
・電動燃料ポンプスイッチ
・着陸灯スイッチ
・衝突防止灯(ストロボ)スイッチ


つづく 次回は、左下編

連載。 超速習?飛行機操縦法! その2(計器編)

2009-04-14 07:37:00 | 日記

この、6っこが重要!(あとは、おまけ?)続き! 下の段。


ターンコーディネーター
目盛りのところまで、バンクさせて、旋回すると、2分で360度旋回するんだって!(そうなんだ!)

スリップ計
機体が横滑り、お尻振りすると、黒い玉が、左右に動く。(いやな玉!)
ペダルの、「ラダー」で「補正」する。(これ結構、めんどくさい)

ヘディング計
ジャイロ式の方向計。機首の方角がこれで決まり。(ジャイロは、しょっちゅう狂うのだ!) 上の磁石に合わせる。

上昇・下降計
気圧の変化を察知して、この機体、上昇してるのか?下降してるか?が判る。(時差アリ!)
あまりにもあんまりな、速度の無い、無理な上昇姿勢なんかすると、フルパワーでも「失速」で、落ちるのよ。(これが、パワーオンストールと言う。)ジェット戦闘機みたいな急上昇はできましぇん。

続く (右側の計器は?ナニ)


連載。 超速習?飛行機操縦法! その1(計器編)

2009-04-13 18:30:00 | 日記
車の運転と比べて、どのくらい難しい?と、問われれば、「20倍くらいかな?」

と、言っておこう。が!!しかし、
他の車が一台も居ないような、信号機も無い、広々とした野原で、といったら??

飛行機なんて簡単!!  「1週間」?で、何とか安全に、離・着陸できると思う。
自転車? 倒さないで、乗れた時の、「あの感じ!!」 (僕自転車、補助輪無しで、乗れた!ってが)

小型機の操縦席。(計器がいっぱい!)


とは言っても、飛行機は、訳のわからない「メーター」ばっか?
こんなの、全部いるのお?と聞かれても、「全部いるんだよなあ!」

この、6っこが重要!(あとは、おまけ?)


大気速度計
75(130km/h)以上なら、落ちない。フラップいっぱい出せば50でも落ちない。100以上じゃフラップ出せないんだよ。

水平儀
いざとなったら、これが頼り。機体の姿勢(上下、左右)の傾きが、わかる。
フィーリングより「計器の指示が正しい!」と信じて、飛ぶことが、肝要。

高度計
時計みたいですけどね。短針は1000FT、長針は100FTです。1時30分は、1500FTです。気圧の変化に応じて、しょっちゅう補正が必要です。あくまでも、海面からの高度です。高地の滑走路に離着陸の節は、注意が必要ですなあ。


つづく。